科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
作物育種学I |
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時間割コード /Course Code |
8221000006 |
ターム・学期 /Term・Semester |
2022年度/Academic Year 前期 |
曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 4 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
石川 隆二/ISHIKAWA RIYUUJI |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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石川 隆二/ISHIKAWA RIYUUJI | 農学生命科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
〇食用作物に関わる遺伝的性質を理解し、どのように改良可能であるかについて理解する。 〇食糧供給のためにどのような技術革新が必要であるかについても理解する。 〇これまで栽培化、また改良された遺伝的基盤についても理解し、今後の育種のありかたについて知識を深める。 |
授業の概要 /Summary of the class |
植物育種学は過去1万年の農耕のあり方を改革した技術です。食用作物の遺伝的性質を明らかにし、遺伝的に改良する方法について講義します。日本の主要作物であるイネが主要対象作物になります。例として他の他殖性作物・非食用植物をあげることもあります。 遺伝学が基礎になるため、遺伝についてのおさらいを最初に行います。つぎに、作物における遺伝現象と遺伝子についての概念などについて学習します。実際の育種で利用された遺伝子の詳細構造や細菌のゲノムについての知見を学習します。 作物については野生種から栽培化されているため、その過程で行われた人為淘汰も広義の育種であり、その系統分化や栽培化について学習します。その後、育種工程やそれに必要な基礎知識を学習します。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
1.メンデル遺伝(以下、すべてTeams 双方向授業を想定しており コード c0sfqzb を使用のこと 開講時間には会議を開始するため、そのあとに参加要請がきます.それを確認して参加してください. ただし、ビデオ、音声はオフを選択してください 質問時のみ音声onしてもいいです) 2.遺伝子と染色体 3.ゲノム 4.マーカー 5.連鎖 6.系統分化と種の形成 7.QTL 8.不和合性とヘテローシス 9.交雑による遺伝変異の拡大 10.自然突然変異 11.突然変異原 12.倍数性育種 13.でんぷん育種 14.タンパク育種 15.加工特性に関する育種 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
下記、レポート、テストはTeams 上で提出 することもある 評価についてはテスト80%とレポート20%を採点して評価. |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
朝倉書店 植物の遺伝と育種をよく読んでおくこと。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
朝倉書店 植物の遺伝と育種 |
参考文献 /bibliography |
特になし |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
高校の時に生物学を受講していることが望ましい |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
月曜日16:00-17:00(ただし、出張等で留守の場合もある ため、必ず事前に連絡をすること) |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
ishikawa@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
F39:生産環境農学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
G44:細胞レベルから個体レベルの生物学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
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実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 1 | 1.メンデル遺伝 | 遺伝学の基礎を解説 | |
2 | 2 | 2.遺伝子と染色体 | 遺伝子構造と染色体との関係 | |
3 | 3 | 3.ゲノム | ゲノムとその役割 | |
4 | 4 | 4.マーカー | 遺伝解析のためのマーカーの仕組み | |
5 | 5 | 5.連鎖 | 遺伝子型解析を行うことでマーカーと遺伝子との連鎖を明らかにする仕組み | |
6 | 6 | 6.系統分化と種の形成 | 野生種から栽培化され栽培種になる進化 | |
7 | 7 | 7.QTL | 量的な農業形質の解析方法 | |
8 | 8 | 8.不和合性とヘテローシス | 受精システムと農業形質 | |
9 | 9 | 9.交雑による遺伝変異の拡大 | 遺伝的変異の拡大の手法と実際に拡大した変異について | |
10 | 10 | 10.自然突然変異 | 自然に生じた突然変異による栽培種の変化 | |
11 | 11 | 11.突然変異原 | 突然変異の機構と育種への利用 | |
12 | 12 | 12.倍数性育種 | 倍数化による栽培種の進化 | |
13 | 13 | 13.でんぷん育種 | でんぷん合成に関与する遺伝子の変異と品種開発 | |
14 | 14 | 14.タンパク育種 | タンパク合成に関わる遺伝子の変異と品種開発 | |
15 | 15 | 15.加工特性 | 食品加工に関する遺伝子の変異と品種開発 |