科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
文学基礎論B/The Basics of Literary Theory B |
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時間割コード /Course Code |
2221000023 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2022年度/Academic Year 前期 |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 5 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
小野寺 進/ONODERA SUSUMU |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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小野寺 進/ONODERA SUSUMU | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2~4 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
・文学作品を織り成す多層的な意味を読み解くためのさまざまなアプローチや、人間のアイデンティティがどのように形成されてきたかを理解すること ・さまざまな理論的アプローチを生み出してきた思想的文化的背景を理解すること ・英語のテキストの読解をとおして,論理的な英語に慣れ親しみ,英文読解の能力を高めること |
授業の概要 /Summary of the class |
今年は文学作品を構造の観点から科学的に読み解くために、物語理論(ナラトロジー)について講義します。この理論を理解するには数多くの文学作品を原作で読むことにもなります。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 イントロダクション(授業の概要)と物語論とは何かについて 第2回 構造主義について 第3回 ウラジミール・プロップ『昔話の形態学』1 第4回 ウラジミール・プロップ『昔話の形態学』2 第5回 クロード・ブレモン『物語のメッセージ』&アラン・ダンダス『民話の構造』 第6回 アルジルダス・ジュリアン・グレマス『構造意味論』1 第7回 アルジルダス・ジュリアン・グレマス『構造意味論』2 第8回 ジェラール・ジュネット『物語のディスコース』1(物語の時間) 第9回 ジェラール・ジュネット『物語のディスコース』2(物語の距離) 第10回 ジェラール・ジュネット『物語のディスコース』3(視点の問題) 第11回 ジェラール・ジュネット『物語のディスコース』4(焦点化) 第12回 ジェラール・ジュネット『物語のディスコース』5(物語の語り) 第13回 ウェイン・ブース『フィクションの修辞学』1(内包された作者) 第14回 ウェイン・ブース『フィクションの修辞学』2(信頼できる作者) 第15回 ウォルフガング・イーザー『行為としての読書』(内包された読者) 第16回 期末試験 *メディア授業に移行した場合は、Teamsによる同時配信の講義になります。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
授業でのパフォーマンス(授業参加と事前の作品読解):20% 学期末試験:80%(A4用紙1枚のみ持込可) *メディア授業に移行した場合は、オンラインでの受講のパフォーマンスと学期末試験をレポートに変更して総合評価します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
[予習] 毎回次回に使用する文学作品を読んでおいてください [復習] 毎回の内容を自分なりに整理して復習することが必要となります。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書はありません。プリントを配布します。 |
参考文献 /bibliography |
・ウラジミール・プロップ『昔話の形態学』白馬書房(弘前大学図書館所蔵) ・クロード・ブレモン『物語のメッセージ』審美社(弘前大学図書館所蔵) ・アラン・ダンダス『民話の構造』大修館書店 ・アルジルダス・ジュリアン・グレマス『構造意味論』紀伊国屋書店(弘前大学図書館所蔵) ・ジェラール・ジュネット『方法論の試み』書肆風の薔薇(弘前大学図書館所蔵) ・ウェイン・ブース『フィクションの修辞学』書肆風の薔薇(弘前大学図書館所蔵) ・ウォルフガング・イーザー『行為としての読書』岩波現代選書 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特に予備知識は必要ありませんが、普段から多くの文学作品を読んでおくことをおすすめします。また、授業でわからないところは、参考文献に挙げた書物を読むことをおすすめします(難しいですが)。 *授業開始20分までは遅刻扱い、30分以降は欠席扱いになります。遅刻は2回で1回分の欠席扱いで、1回の欠席で2点の減点となります。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
授業内容に関する質問等はEメールにてお願いします。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
susumu(at)hirosaki-u.ac.jp *((at)は@に置き換えてください) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A02:文学,言語学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
演習(メディア授業に移行した場合は、Teamsで行う) |
科目ナンバー /The subject number |
H1-2-2208-A02 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
オフィスアワー:水曜日5・6時限 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |