科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
文学入門/Introduction to Literature |
---|---|
時間割コード /Course Code |
2221000033 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2022年度/Academic Year 前期 |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 3 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
中野 顕正 |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部基本科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
中野 顕正 | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル1 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○日本古典文学史の基礎的な知識を身につけること ○日本古典文学の読み方・考え方を身につけること ○学問としての「文学」研究の基本的な問題意識を身につけること ○文学を通して日本の文化・思想・歴史への理解を深めること |
授業の概要 /Summary of the class |
○この講義の目的は、日本古典文学研究のための入門的知識を身につけることにある。具体的には、(1)文学史の把握、(2)研究法への理解、の二点からなる。 ○1:文学史について。一般に日本文学は、明治維新以前を「古典文学」、以後を「近代文学」と区分する。すなわち、記紀神話以来、江戸末期に至るまでの千余年に及ぶ言語表現営為の蓄積が、日本古典文学の対象領域となる。しかしながら、現在の中学校・高等学校における「古文」の学習では、時代は平安~鎌倉期、ジャンルは大和言葉からなる和文の領域に偏重してしまう傾向にある。本講義では、日本古典文学をめぐる時代認識やジャンル認識を再構築することにより、日本古典文学の世界が内包する豊かさを知ってもらいたいと考えている。 ○2:研究法について。はじめて学問として「文学」を学ぶ人にとり、何をすれば「文学」を「研究」したことになるのか、戸惑うことも多いのではないだろうか。中には、作品の世界に浸って感想・批評を述べあうことが「文学研究」だと思っている人もいることだろう。しかしながら、人文科学という一種の“科学”として――すなわち、検証可能性に立脚した考証的営為として文学を研究するということは、それとは全く異なるものである。本講義では、学問としての文学研究の問題意識や方法論を紹介することにより、文学研究とはどのような知的行為なのかを知ってもらいたいと考えている。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第01回:ガイダンス 第02回:日本古典文学史(1) 日本文学史の時代区分 第03回:日本古典文学史(2) 古代東アジア世界の歴史と文学 第04回:日本古典文学史(3) 古代前期(上代)文学 第05回:日本古典文学史(4) 古代後期(中古)文学 第06回:日本古典文学史(5) 中世東アジア世界の歴史と文学 第07回:日本古典文学史(6) 中世前期文学 第08回:日本古典文学史(7) 中世後期文学 第09回:日本古典文学史(8) 近世東アジア世界の歴史と文学 第10回:日本古典文学史(9) 近世文学 第11回:日本文学研究法(1) 人文学における「文学」の位置 第12回:日本文学研究法(2) 研究対象・方法論の設定 第13回:日本文学研究法(3) 注釈を付けるということ 第14回:日本文学研究法(4) 論文・著書を書くということ 第15回:まとめ ※実際には、受講生の理解度等を考慮し、内容を前後することがある。 ※メディア授業実施の場合、Teamsを使用する予定である。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
各回ごとに授業内容の理解度を測る小テストを実施し、その得点によって成績を判定する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習不要。復習は、プリントを読み直して授業内容を再確認すること。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
授業時にプリントを配布する。 |
参考文献 /bibliography |
授業中に指示する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
予備知識は不要。 中学・高校時代の「古文」の授業に馴染めなかった人も、否、そのような人にこそ、この授業を聞いてもらいたい。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
メールで対応する。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
a.nakano[at] hirosaki-u.ac.jp ([at]を@に変える) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A02:文学,言語学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式 |
科目ナンバー /The subject number |
H1-1-1104-A02 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |