科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
労働法/Labor and Employment Law |
---|---|
時間割コード /Course Code |
2221000061 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2022年度/Academic Year 前期 |
曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
渋田 美羽/SHIBUTA MIU |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
渋田 美羽/SHIBUTA MIU | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
日本の労働法に関する正確な知識・理論を会得し、実際に皆さんの周囲で生じうる労働問題に対する解決能力を身につけることを目標とします。 |
授業の概要 /Summary of the class |
使用者と労働者の関係を対象として規律する法律の総称である、「労働法」について、体系的に学ぶための講義です。労働法は大きく、個別的労働関係法(労働基準法等)、集団的労働関係法(労働組合法等)、労働市場法(雇用保険法等)に分類できますが、本講義では、とりわけ、雇用関係法および集団的労使関係法の基礎的事項や重要判例について学びます。また、適宜、最近の労働問題や、皆さんに身近な問題(地域や若者の問題)についても取り上げる予定です。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 イントロダクション 第2回 日本労働法の特色 -労働法とは? 第3回 労働者と使用者 -Uberの配達員は労働者?スポーツ選手は? 第4回 雇用関係の成立 -採用内定とは?いつから労働者になる? 第5回 労働条件の決定と変更〈1〉 -労働条件はどう決まるの? 第6回 労働条件の決定と変更〈2〉 -労働条件は使用者が勝手に変更できる? 第7回 労働条件の内容〈1〉(賃金) - 賃金って何?賃金の支払いにもルールがある? 第8回 労働条件の内容〈2〉(労働時間) -労働時間はいつからいつまで? 第9回 労働条件の内容〈3〉(時間外労働) -1日8時間、週40時間を超えて働かせることは違法? 第10回 労働条件の内容〈4〉 - 年次有給休暇は好きに取得できる? 第11回 雇用関係の終了 -「明日から来なくていいよ」、それってあり? 第12回 雇用平等・労働者の人権保障 -これってパワハラ? 第13回 労働組合の役割〈1〉 -労働基本権?労働組合って何? 第14回労働組合の役割〈2〉 -「スト決行!働かないぞ」、そんなことやっていいの? 第15回 労働法の紛争解決 -もし労働問題が生じたら、どうすればいい? (予定通りに講義が進行できた場合には、第15回に、教場試験を実施します。予定がズレ込んだ場合には、試験を別日程で行う(第16回)こともありますので、ご注意ください。) |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
数回実施する小テスト/小レポート(30%)および期末試験(70%)により評価します。 メディア授業に移行した場合も、成績評価の方法を変更する予定はなく、必ず期末試験を実施します。対面、メディア、いずれにしても試験の実施方法については、講義内で案内しますので、しっかりと講義に出席してください。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習:各回のテーマについて、教科書や指定の判例に目を通しておいてください。また、労働にまつわる問題を日頃から取り込むために、新聞、講義内で紹介される専門雑誌等に目を通すようにしてください。 復習:レジュメ・ノート・教科書の見直しは当然のこととして、さらにもう一歩進んで、授業で扱った判例を実際に読むことをおすすめします。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
野田進・山下昇・柳澤 武編著『判例労働法入門〔第7版〕』(有斐閣、2021)。 どこで購入されようと結構ですが、必ず「最新版」(=第7版)を購入してください。 |
参考文献 /bibliography |
適宜紹介します。最低限、六法(なんでも可)は手元に置いて予習・受講・復習しましょう。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
アルバイトをしていたり、就活を控えている皆さんにとって、労働法は、身近な法分野で学びやすそうだと思われているかもしれません。しかし、労働法は、様々な法知識を前提とする応用的な科目です。民法や公法、(もっというと刑法)の知識が前提となるので、『私法学』や『民法』、『公法学』等の講義を履修済みまたは併せて受講することをおすすめします。履修する気がないとしても、最低限、予習、復習の過程で自主的に学習しましょう。 当たり前のことですが、遅刻や途中退室、講義中の私語・スマホの使用、無断の撮影・録音等、他の受講者の迷惑となる行為は厳禁です。試験、レポート等での不正行為には厳正に対処します。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
火曜日9・10時限 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
shibu_mi(at)hirosaki-u.ac.jp ※ (at)は@に置き換えること |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A05:法学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
レジュメを配布し、口頭での説明を行いながら、必要に応じて板書・パワーポイントを用いた講義を行います。提供できる情報量を最大化するために、また、可能な限り易しい説明を織り込むために、口頭での説明を充実化、時間を要する板書を削減し、なるべくレジュメを詳細にします。かといって、レジュメがすべてではありません。しっかりと講義を聴き、予習、復習を積極的に行いましょう。 新型コロナウイルス感染症の影響等により、メディア授業を実施する際は、Teamsを用いたリアルタイム形式で開講します。メディア授業に移行する際には、Teams上でアナウンス・必要な指示を行います。 |
科目ナンバー /The subject number |
H2-2-3315-A05 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |