科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
刑法/Criminal Law |
---|---|
時間割コード /Course Code |
2221000089 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2022年度/Academic Year 前期 |
曜日コマ /Day, Period |
金/Fri 4 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
平野 潔/HIRANO KIYOSHI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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平野 潔/HIRANO KIYOSHI | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
刑法に関する基本的な考え方を身につけること(見通す力) 現実社会において生じている諸問題を,刑法的視点から検討できること(学び続ける力) |
授業の概要 /Summary of the class |
刑法は、どのような場合に犯罪となり、それに対する効果としてどのような刑罰が科されるかを規定する法律です。本講義の前半では、この中から犯罪の一般的な成立要件を論ずる「刑法総論」を中心に犯罪の基本的な枠組みを学びます。後半では、犯罪の個別的な成立要件を扱う「刑法各論」を中心に授業を進めます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 イントロダクション 第2回 近代刑法の三大原則 第3回 実行行為と因果関係 第4回 故意と過失 第5回 錯誤論 第6回 違法性の本質と違法性阻却事由 第7回 責任論 第8回 未遂犯論 第9回 共犯論 第10回 個人的法益に対する罪①(生命・身体・自由)・中間試験(第2回~第9回) 第11回 個人的法益に対する罪②(財産犯①―窃盗・強盗) 第12回 個人的法益に対する罪③(財産犯②―詐欺・横領) 第13回 社会的法益に対する罪①(社会の平穏) 第14回 社会的法益に対する罪②(社会の信用) 第15回 国家的法益に対する罪 第16回 期末試験 ※授業内容は、進捗状況等により変更になることがあります。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
開講時にいずれかの方式を選択してください。 《A方式》 期末試験100%で成績評価します。論述式の問題を出題します。 《B方式》 授業レポート・中間試験および期末試験よって評価します。授業レポート35%、中間試験15%、期末試験50%を合算します。授業レポートは毎時間ごとに予習も含めた形で出します。中間試験は、知識を問う問題を出題します。期末試験は、論述式問題を出題する予定です。中間試験・期末試験は一切の持ち込みは不可とします。 感染症の拡大等によりメディア授業に移行した場合には、中間試験・期末試験に代えて中間レポート・期末レポートにより評価します。 詳細は、開講時に説明します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習:毎回次回の授業範囲を指定しますので、配布された資料や教科書をよく読んで、分からない言葉などを各自で調べておいてください。 復習:毎回配布するレジュメの最後に演習問題を付してありますので、それを使って行ってください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
川端博著『刑法』(2014年、成文堂) |
参考文献 /bibliography |
井田良『基礎から学ぶ刑事法 第6版』(2017年、有斐閣) 井田良ほか『よくわかる刑法[第3版]』(2018年、ミネルヴァ書房) 山口厚『刑法[第3版]』(2015年、有斐閣) (3冊とも図書館に配架済みです) その他の参考文献については、適宜指示をします。 小型のもので構いませんので、「六法」は必ず携行するようにしてください。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
本講義の前半で扱う「刑法総論」は学説の対立が激しく、議論がきわめて抽象的であるため、難解であるとされています。授業の中では、具体的な事例を織り込みながら、できる限り分かりやすく解説を加えていこうと考えています。しかし、ただ講義を聴くだけでは刑法を理解することは難しいでしょう。ですから、授業中、つねに自分はどう考えるか、自分ならどのような結論を導くかを考えながら、取り組んで欲しいと思います。単に学説・判例を暗記した(暗記したつもりになった)だけでは、本来の意味での刑法の理解にはなりません。 後半で取り上げる刑法各論は比較的具体的な議論ですので、刑法総論に比べると理解がしやすいかもしれません。本講義でも、判例などで問題となった具体的な事例を挙げながら、何が問題となっていて、解決方法としてどのようなものがあるかを示していきたいと思っています。ただ、すべての犯罪について講義をするのは時間的に難しいので、とくに問題となる重要な論点を中心に授業は進めていきます。 A方式を選択した場合でも、授業に出席しなくていいということではありません。期末試験は、授業で説明した範囲から出題しますので、教科書を読むだけでは解けない問題も出てきます。そのことを念頭に置いて履修して下さい。 また、B方式を選択した場合には、一定程度の予習などを求める形式になりますので、それなりの学習量が要求されます。その点も考慮に入れた上で履修をするようにお願いします。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オフィスアワーの時間帯で受け付けます。オフィスアワーは、木曜3・4限(10:20~11:50)です。 ※上記以外の時間でも、研究室にいる場合には対応します。ただ、いずれの場合にも、あらかじめメール等でアポイントメントを取るようにしてもらえると助かります。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
k-hirano(at)hirosaki-u.ac.jp ※ (at)は@に置き換えてください |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A05:法学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
基本的には、講義形式で行います。毎回レジュメを配布し、それに沿って講義をします。授業の途中に簡単な演習問題を行い、受講者にも考えてもらう時間を設けます。 感染症の拡大等によりメディア授業に移行した場合には、「Teams」を使って授業を行います。 |
科目ナンバー /The subject number |
H2-2-3306-A05 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |