科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
日本倫理思想演習I/Japanese Ethical Thought Colloquium I |
---|---|
時間割コード /Course Code |
2221010011 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2022年度/Academic Year 前期 |
曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
原 克昭/HARA KATSUAKI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択必修 |
授業形式 /Class Format |
演習科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
原 克昭/HARA KATSUAKI | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
---|---|
対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○日本の思想文芸関係の文献講読を通じて,豊穣な信仰世界や宗教文化史の理解を広げること(見通す力) ○各時代ごとの享受・変容・再構築の諸相を考究することによって,日本思想史研究の視座と方法論を修得すること(学び続ける力) |
授業の概要 /Summary of the class |
○演習テーマ「《寺社縁起・参詣記・参詣曼荼羅》研究――聖地霊場の日本思想史」 ○現在でも寺社・聖地・霊場が観光地やパワースポットとして衆目を集めるように,前近代(古代・中世・近世)の人々の信仰を集めた〈聖地霊場〉につき,その由緒や霊験を伝え,名だたる歴史上の人物たちの巡礼や来歴を物語る《寺社縁起・参詣記・参詣曼荼羅》の世界にふれる契機とする。 ○各地の聖地霊場に伝わる《寺社縁起・参詣記・参詣曼荼羅》の諸相を調査し,その言説・図像を解読することで,日本人の織りなした豊穣なまでの信仰世界とその倫理的基層を探究する。 ○演習形式としては,まず基礎知識の共有として《寺社縁起・参詣記・参詣曼荼羅》の諸相と分類・類型およびアプローチ方策をレクチャーした上で,共通する文献の輪読,および参加者各自によるスポット設定と研究報告・合評,そして最終レポートとして仕上げてもらう。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 開講ガイダンス・スタートアップ―《寺社縁起・参詣記・参詣曼荼羅》研究のてびき 第2回 基礎知識の共有(1)《寺社縁起・参詣記・参詣曼荼羅》の類型/アプローチ方策 第3回 基礎知識の共有(2)報告サンプルA:《寺社縁起・霊験記》バージョン 第4回 基礎知識の共有(3)報告サンプルB:《参詣記・参詣曼荼羅》バージョン 第5回 《寺社縁起・参詣記・参詣曼荼羅》の基本文献講読(1) 第6回 《寺社縁起・参詣記・参詣曼荼羅》の基本文献講読(2) 第7回 参加者による《寺社縁起・参詣記・参詣曼荼羅》研究発表・合評(1) 第8回 参加者による《寺社縁起・参詣記・参詣曼荼羅》研究発表・合評(2) 第9回 参加者による《寺社縁起・参詣記・参詣曼荼羅》研究発表・合評(3) 第10回 参加者による《寺社縁起・参詣記・参詣曼荼羅》研究発表・合評(4) 第11回 参加者による《寺社縁起・参詣記・参詣曼荼羅》研究発表・合評(5) 第12回 参加者による《寺社縁起・参詣記・参詣曼荼羅》研究発表・合評(6) 第13回 参加者による《寺社縁起・参詣記・参詣曼荼羅》研究発表・合評(7) 第14回 参加者による《寺社縁起・参詣記・参詣曼荼羅》研究発表・合評(8) 第15回 《寺社縁起・参詣記・参詣曼荼羅》研究の総括 ※調査研究対象は,地域・時代を問わず参加者の学域や興味関心にあわせて選定します。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価(演習の参加度):30% 中間評価(研究発表のとりくみ・内容):40% 期末評価(最終レポート成果):30% 上記をあわせて総合的に評価します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
研究対象とする《寺社縁起・参詣記・参詣曼荼羅》の選定・調査,発表資料の作成,発表成果のレポート化。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
レクチャー資料・輪読文献はプリントを配布します。報告レジュメは各自で作成。(メディア授業の場合にはTeamsファイルにアップします。) |
参考文献 /bibliography |
・『社寺縁起伝説辞典』(戎光祥出版,2009年) ・『日本伝奇伝説大事典』(角川書店、1986年) ・『参詣曼荼羅』(日本の美術331,1993年) ・『社寺縁起絵』(角川書店,1975年) その他,調査ツールとあわせて適宜紹介します。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
日本の思想・文学・歴史・文化に対する興味関心と学習意欲さえ持ちあわせていれば,予備知識の有無は問いません。「日本宗教思想史」に関する文献を調査・解読する機会として活用してください。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
木曜日13:00~15:00/その他、在室時に随時対応します。 研究室:人文社会科学棟402(日本倫理思想史研究室) |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
harakあっとhirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A02:文学,言語学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A04:地理学,文化人類学,民俗学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
基礎知識の共有レクチャー,基本文献講読,参加者による調査発表・合評の形式で段階的に進めます。 メディア授業となった場合には、Teamsによる演習となります。 |
科目ナンバー /The subject number |
H1-2-1435-A01 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
人文学部「倫理学演習B」の振替科目となります。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |