科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
文学と文化/Literature and Culture |
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時間割コード /Course Code |
2221040003 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2022年度/Academic Year 前期 |
曜日コマ /Day, Period |
他 |
開講区分 /Semester offered |
集中 |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
尾崎 名津子/OZAKI NATSUKO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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尾崎 名津子/OZAKI NATSUKO | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○日本近現代文学を考える上で,文学作品が置かれていた社会的な状況を理解すること ○日本近現代文学作品を通し,近現代の史的変遷の中で様々に変容した文化,思想のありようを理解すること ○日本近現代文学を読み解く方法を学び,各自の興味関心を深めること |
授業の概要 /Summary of the class |
・明治維新以降の文学(日本近現代文学)の成立や、文学をはじめとする様々なテクストの生成のための所与の条件としてある、多様な言論統制(検閲)と文学との関係を知り、理解を深めることを目指します。 ・特に、文学テクストの言語表現や出版活動と作品執筆・発表時の社会状況との関係に注意を向け、それぞれの作家・出版社・検閲する立場の人びとの目論見を読み解き、見きわめ、意味づける技術を習得します。 ・社会や歴史と決して無関係ではない文学のありようを具体的に知る上で、文学作品が検閲をパスしなければ世に問われにくい状況があった、という事実を改めて見直します。 ・内務省検閲、GHQ/SCAP検閲、文学裁判、著作権などの諸制度に関わる知識を修得しつつ、作家や出版社の営みと接続させながら、個々の事例について見解を深めます。 ・文学を広い視野に基づき捉え返すことができるようになることを目指しています。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:イントロダクション―検閲とは何か 第2回:内務省検閲概説1―法と文学 第3回:内務省検閲概説2―忖度の仕組み 第4回:検閲官の仕事 第5回:「風俗壊乱」の境界線 第6回:永井荷風 第7回:小林多喜二『蟹工船』 第8回:谷崎潤一郎 第9回:横浜事件 第10回:GHQ/SCAP検閲1―内務省検閲との差異 第11回:GHQ/SCAP検閲2―プランゲ文庫所蔵資料の活用法 第12回:深沢七郎『風流夢譚』 第13回:文学裁判 第14回:著作権と文学 第15回:全体の総括と補足 授業の進行状況等により、シラバスと実際の内容と異なる場合には、その都度説明します。 メディア授業実施の場合はTeamsを使用します。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価:50%(毎回コメントを提出してもらいます。) レポート:50% 上記を合算して最終的な成績評価を行います。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
[予習]各テーマや作品について、自分でできる限りでの情報収集が必要です。 [復習]各回の授業内容をノート等をもとに振り返るとともに、授業で取り上げられた文学作品の全体を読了することが望ましいです。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
授業にて適宜プリントを配布します。 |
参考文献 /bibliography |
以下の文献は全て弘前大学附属図書館に所蔵されています。 鈴木登美ほか編『検閲・メディア・文学 江戸から戦後まで』(新曜社、2012年) 紅野謙介ほか編『検閲の帝国 文化の統制と再生産』(新曜社、2014年) |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
日本近現代文学史に関する知識(高等学校卒業までに学習する程度)が具わっていた方が早く理解が深まります。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
メールでご連絡ください。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
ozaki(at)hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A02:文学,言語学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式。メディア授業となった場合はTeamsを使います。 |
科目ナンバー /The subject number |
H1-2-1303-A02 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |