科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
日本倫理思想/Japanese Ethical Thought |
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時間割コード /Course Code |
2222000015 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2022年度/Academic Year 後期 |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 5 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
原 克昭/HARA KATSUAKI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
原 克昭/HARA KATSUAKI | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○日本倫理思想に対する文化史的視座からのアプローチ方策を修得すること(見通す力) ○文献資料を読み解きながら,前近代(古代~近世)と近現代の位相差を見極める学術的視座を獲得し,日本の思想・歴史・文学・文化に対する理解と思考を深めること(学び続ける力) |
授業の概要 /Summary of the class |
○前近代から近現代にわたる日本思想史の視座から捉えなおすことで,一概に「道徳・モラル」といった既成概念には収束しえない“日本人らしさ”を再認識する。 ○基本的な倫理概念をベースとして,日本の思想・歴史・文学・文化から時代縦断・ジャンル横断しながら学術的にアプローチすることで,過去から現代を見据えた“日本人像”の再発見をめざす。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:開講ガイダンス・スタートアップ:日本倫理思想の射程~“日本人像”のありか 第2回:〈俗信・迷信〉×〈時間倫理〉~思想史的基盤をさぐるⅠ(暦・干支) 第3回:〈元号・改元〉×〈時間倫理〉~思想史的基盤をさぐるⅡ(和暦・元号) 第4回:〈都市空間〉×〈空間倫理〉~思想史的基盤をさぐるⅢ(都市空間の思想史) 第5回:平安時代の〈生活倫理〉×〈うらない文化〉~〈陰陽道〉×〈宿曜道〉の思想史 第6回:戦国時代の〈生命倫理〉×〈うらない文化〉~〈和算×易学〉=〈術数学〉の思想史 第7回:《未来記・予言書》の日本思想史Ⅰ~〈未来志向〉×〈歴史認識〉 第8回:《未来記・予言書》の日本思想史Ⅱ~〈パロディ文化〉×〈レジリエンス志向〉 第9回:〈生命倫理〉×〈宗教倫理〉の思想史Ⅰ~“日本化”した〈他界観・死生観〉の基層 第10回:〈生命倫理〉×〈宗教倫理〉の思想史Ⅱ~もうひとつの〈異界〉=〈怨霊・天狗道〉 第11回:〈宗教倫理〉×〈生活倫理〉の思想史~日本人は“無宗教”か?! 第12回:〈生活倫理〉×〈文芸思想〉Ⅰ~〈災害〉をめぐる日本思想史 第13回:〈生活倫理〉×〈文芸思想〉Ⅱ~〈正義/法〉の日本思想史:「大岡裁き」再検証 第14回:〈生活倫理〉×〈文芸思想〉Ⅲ~〈虚像/実像〉の日本思想史:〈英雄〉像の時代的位相差 第15回:総括:日本倫理思想研究の可能性~〈前近代/近現代〉の日本思想史 ※その他,リクエストに応じてテーマ再設定にも対応します。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価(授業の参加度):30% 中間評価(受講シート):30% 期末評価(最終レポート):40% 上記をあわせて総合的に評価します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
・授業プリントを活用した「受講シート」作成(理解の定着・思考の深化) ・参考文献を活用した「最終レポート」作成(調査方策の修得・論理的文章化) |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
各講ごとに授業プリントを配布します(⇒「受講シート」「最終レポート」に活用) |
参考文献 /bibliography |
・末木文美士『日本思想史』(岩波新書、2020年) ・伊藤聡『日本像の起源ーつくられる〈日本的なるもの〉』(角川選書、2021年) ・『日本思想史ハンドブック』(新書館、2008年) ・『日本思想史事典』(丸善出版、2020年) ・『中世神道入門』(勉誠出版、2022年) ・その他,各テーマ別に紹介します。(⇒「最終レポート」に活用) |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
日本の思想・歴史・文学・文化に対する興味関心と学習意欲さえ持ちあわせていれば,予備知識の有無は問いません。ひろく「日本学」研究の基盤・応用として活用してみよう。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
木曜日13:00~15:00/その他、在室時に随時対応します。 研究室:人文社会科学棟402(日本倫理思想史研究室) |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
harakあっとhirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A02:文学,言語学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
上記テーマ別に,通常の講義形式で進めます。 テーマごとに初期設定した上で,授業プリントをベースに文献資料を読み解きながら講義を展開し,「受講シート」として理解の深化と思考の深化をはかります。 学期末には,履修者各位の学域や興味関心に沿って「最終レポート」を作成してもらいます。レポート作成のてびきは,講義期間中にレクチャーします。 メディア授業となった場合には、Teamsによる講義となります。 |
科目ナンバー /The subject number |
H1-2-1411-A01 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
人文学部「日本倫理思想史B」の読替科目です。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |