シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2022/12/02 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
西洋倫理思想/Western Ethical Thought
時間割コード
/Course Code
2222000061
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
人文社会科学部/
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/Academic Year  後期
曜日コマ
/Day, Period
水/Wed 3
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
横地 徳廣/YOKOCHI NORIHIRO
科目区分
/Course Group
専門教育科目 学部専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
選択
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
横地 徳廣/YOKOCHI NORIHIRO 人文社会科学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル2~4
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力      CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
現象学や現象学に関する諸テキストの解説を聞きながら,私と君,彼女/彼の共生を多種多様な事象のうちに見出すこと
自己他者関係のこうした哲学的考察こそ,〈倫理学〉の根源的な場であること,このことを具体的に理解すること
授業の概要
/Summary of the class
今年度は、「現象学小史」のもとで西洋倫理学の主要概念が説明され、
この概念を手がかりに19世紀後半から20世紀までの思潮がたどられます。
こうした確認をするなかで受講生のみなさんは、現象学の問いをみずから問うことを通じて、
さまざまな自己他者関係にかんする哲学的思考を身につけることができます。
また、哲学的思考の成長を記録するため、毎回のコメント・ペーパーの論述と提出が求められます。

授業の内容予定
/Contents plan of the class
そのつどのメディア授業で学ばれる概念は、たとえば、(1)現象〔学〕、(2)論理、(3)言語、(4)世界、(5)存在、(6)無……といったものです。哲学史上のこうした哲学的概念が文学や諸科学との交流のなかで世紀転換期ヨーロッパの息吹をすいこみ、現象学的独自性を19世紀末から20世紀までの100年にわたって育んでいく様子を受講生のみなさんは確かめます。複数回の講義にわたって同一概念の検討が行なわれます。授業内容は以下です。

① イントロダクション: シラバスの説明。現象学小史とハプスブルク思潮。
③ ヴィトゲンシュタイン、フッサール、フレーゲ、ブレンターノ。
④ 映画『カフカ』を調べ。社会哲学する。
⑤ ドイツ語圏の社会思想/文学思想と哲学。
⑥ 映画『風の谷のナウシカ』を調べ、生命環境倫理学する。
⑦ 絶対戦争後の世界と虚無。無からの創造と制作。ヨブのいた場所。
⑧ 神という無、自然、全体、その1。
⑨ 神という無、自然、全体、その2。
⑩ ライル、ハイデガー的エックハルト、アウグスティヌスその1。
⑪ ライル、ハイデガー的エックハルト、アウグスティヌスその2。
⑫ アレントとハイデガー。他者と共に、或る存在者のもとに存在すること。
⑬ ヴィトゲンシュタイン、フッサール、ホフマンスタール。
⑭ ハイデガー、ヴィトゲンシュタイン、世界の無。
⑮ まとめ。

映像資料を用いる講義は2コマ連続になる場合があります。

* * * *

新型コロナウィルス対策の場合、チームズを使用したオンライン授業になります。




成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
平常評価(コメント点)+特別評価(優秀なコメントに加点):100%
ただし、全15回中10回以上の出席が必要です。

受講生のみなさんは、配布されたプリントに講義中コメントを記し提出します。
これが評価対象となります。
哲学的に深い思索が示されているコメントには加点が行なわれます。
コメントの分量が満たされていないペーパーにはコメント点が与えられません。
コメントへの評価は、原則として加点法によります。
上記を合算して最終的な成績評価が行なわれる予定です。

予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
講義内容には連続性があるので、受講生のみなさんはそれをもとにして、学習内容の拡張と深化を試み、次回講義の予習とすることができます。また、講義中に記したコメント・ペーパーを講義後に加筆および修正することで復習を行なうことが可能です。

教材・教科書
/The teaching materials, textbook
プリントが配布されます。
参考文献
/bibliography
木田元ほか編『現象学事典』(弘文堂)、フェルディナント・フェルマン『現象学と表現主義』(講談社学術文庫)、スティーヴン・トゥールミン、アラン・ジャニク『ヴィトゲンシュタインのウィーン』(平凡社ライブラリー)、ジョージ・スタイナー『マルティン・ハイデガー』(岩波現代文庫)。※人文414研究室あるいは図書館にあります。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
講義形式です。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
オフィスアワーは在室時(西洋倫理思想史研究室、人社414)ですが、面談かメール、電話、弘大teamsで対応します。事前にメールでアポをとってください。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
メールアドレスは、西洋倫理思想史研究室(人文414)に掲示されています。

学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A01:思想,芸術およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
授業を聞いて考えたことをコメント・ペーパーに書く形式です。コメント・ペーパーは配布されます。
科目ナンバー
/The subject number
H1-2-1304-A01
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
教育学部「哲学Ⅱ」と人文学部「西洋倫理思想史B」の読替科目です。

No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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