科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
西洋史/Western History |
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時間割コード /Course Code |
2222000088 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2022年度/Academic Year 後期 |
曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 5 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
中村 武司/NAKAMURA TAKESHI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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中村 武司/NAKAMURA TAKESHI | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
(1) 長い19世紀のヨーロッパ史、とくに国民国家の形成やナショナリズムの問題への理解を深めること (2) 歴史的記憶をめぐる諸問題を考察するための概念や用語、理論を習得すること |
授業の概要 /Summary of the class |
グローバル化が展開する現在においても、国民国家とナショナリズムは、人文学・社会科学の最重要課題のひとつであり続けています。この講義では、ヨーロッパ諸国にみられるさまざまな「記憶の場」を手がかりとして、ネイション(国民や民族)をめぐる歴史的記憶の創出・継承・再生産のあり方、長い19世紀のヨーロッパ史の特質を考察します。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
1. イントロダクション 2. ナショナリズムの再検討と歴史学研究 3. ケルン大聖堂とドイツ統一運動 4. キフホイザー記念碑とドイツ帝国 5. アルミニウスをめぐる歴史と神話 6. フランス革命とパンテオン 7. ナポレオン伝説とアンヴァリッド 8. 三色旗とラ・マルセイエーズ 9. イギリスの2つのパンテオン 10. 中世のスコットランド独立と英雄の記念 11. ウルフ将軍の記憶とイギリス帝国 12. アメリカ独立宣言の聖典化 13. イタリアの国民統合・君主・ローマ 14. 第1次世界大戦の記憶と戦没者追悼 15. まとめ──ヨーロッパにおける国民形成と歴史的記憶 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価(小テストやリアクション・ペーパーの執筆など):40% 中間評価(課題レポートの執筆):30% 期末評価(課題レポートの執筆):30% 上記を合算のうえ、最終的な成績評価を行う予定ですが、出席回数が全講義回数の3分の2に満たない場合、あるいは中間評価・期末評価のための課題レポートを提出しなかった場合は評価の対象としませんので、注意して下さい。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習:授業中に指示します。 復習:かならず授業内容の復習を行うようにして下さい。参考文献を確認したり、授業で分からなかった点を自ら調べたりすることで、授業内容への理解を深められるよう心がけて下さい。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書は使用しません。配布するレジュメに即して授業を進めます。 |
参考文献 /bibliography |
大澤真幸・姜尚中編『ナショナリズム論・入門』(有斐閣、2009年) 金澤周作監修『論点・西洋史学』(ミネルヴァ書房、2020年) 小坂井敏晶『増補・民族という虚構』(ちくま学芸文庫、2011年) 谷川稔『〈世界史リブレット〉国民国家とナショナリズム』(山川出版社、1999年) オリヴァー・ジマー(福井憲彦訳)『〈ヨーロッパ史入門〉ナショナリズム』(岩波書店、2009年) 以上の文献は図書館に所蔵されています。ほかの参考文献も授業中に適宜紹介します。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
・受講にあたり、高校の世界史教科書や一般向けの西洋史の概説書・教科書を確認して、フランス革命から第1次世界大戦までのヨーロッパ史を復習しておくことを推奨します。 ・中学の社会、高校の地理歴史の教育職員免許状を取得するうえで、本科目は必修となります。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
毎週木曜日、12:00-12:40(人文社会科学部校舎407号室:ヨーロッパ史研究室) 研究室を不在にしていることもありますので、面談を希望する場合は、事前にメールにて予約することを勧めます。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
Eメール・アドレス:take_nk(at)hirosaki-u.ac.jp ※(at)を@に変更して送信して下さい HPアドレス(researchmap):URL=http://researchmap.jp/read0106710 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式で進めます。授業についての質問・感想を記したリアクション・ペーパーを執筆してもらうことがや、予習・復習をかねて、ミニ・レポートを課題として設定することもあります。 メディア授業として実施する場合は、Teamsによる双方向的な授業か、Moodleによるオンデマンド授業をおこないますが、詳細は授業中にあらためて連絡します。 |
科目ナンバー /The subject number |
H1-2-2408-A03 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |