科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
地域の多様性と活性化-人口減少社会の再デザイン:新幹線をキーワードに- |
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時間割コード /Course Code |
1221200021 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1 |
主担当教員 /Main Instructor |
櫛引 素夫/KUSHIBIKI MOTOO |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 グローカル科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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櫛引 素夫/KUSHIBIKI MOTOO | 教養教育開発実践センター/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○地域が孕む様々な問題や地域が持つ様々な魅力を理解すること ○地域の問題や魅力を理解した上で,地域活性化の方策を考察すること |
授業の概要 /Summary of the class |
◎青森県、特に津軽地方は日本でも最も激しい人口減少と高齢化に直面してきました。さらに、2020年初頭から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が、世界に歴史的な転換をもたらしています。 ◎本科目においては、「ポスト・コロナ」を視野に、「新たな学び」の体験、さらにはこれからの時代を生き抜き、担う力を培うことを目指します。 ◎具体的には《「弘前/津軽という人口減少社会」×「弘前大学生の今」×「コロナ社会」》という視点に立ち、テーマを設定してフィールドワークや独自調査を実施、結果と考察をプレゼンしてもらいます。キーワードとして、「あらためて見つめる弘前/津軽」、「コロナ禍が弘前/津軽にもたらしたもの」、「コロナ時代と新幹線」などを想定しています。 ◎オフライン・オンラインで、この授業を履修した弘前大学OBを含む外部のゲストスピーカーを招いて、問題提起や助言をいただきます。 ※過年度は人文社会学部の卒業生、弘前市役所、弘前路地裏探偵団、青森大学生の協力を得ました。 ◎最終的な成果を学内にとどめるのではなく、関係機関や市民の方々にも届ける方針です。 ※過年度は弘前市役所、JR東日本、青い森鉄道などに提案を届けています。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
◎授業は対面で実施しつつ、Teamsを併用し、オンラインでの講話を織り込みます。授業資料の事前配付やワークシートの提出、フィードバックはTeamsを通じて行い、また、授業の模様はすべて録画して配信します。やむを得ない事情で欠席した場合や、授業外学習に役立てて下さい。 ・第1回(4月14日)ガイダンス-授業の進め方+先輩からひと言+アイスブレーク(自己紹介) ・第2回(4月21日)アイスブレーク-「自己紹介+接点をめぐるワークショップ」とフィードバック ・第3回(4月28日)「弘前/津軽の『?』『!』」をめぐる対話と活動テーマ案の提示 ・第4回(5月12日)「弘前/津軽の『?』『!』」をめぐる対話のフィードバックと仮チーム編成 ・第5回(5月19日)弘前・津軽の現在と過去、未来(1):ゲストスピーカー講話(1) (Teams双方向配信となる場合あり) ・第6回(5月26日)弘前・津軽の現在と過去、未来(2):ゲストスピーカー講話(2) (Teams双方向配信となる場合あり) ・第7回(6月2日)弘前・津軽の現在と過去、未来(3):ゲストスピーカー講話(3) (Teams双方向配信となる場合あり) ☆第8回~第10回(6月上旬~中旬に実施)エクスカーション ※週末等に3コマ分まとめて実施 ・第11回(6月9日)エクスカーションの振り返りとプレゼン準備(エクスカーションの日程に応じて変更あり) ・第12回(6月16日)プレゼン準備(エクスカーションの日程に応じて変更あり) ・第13回(6月23日)プレゼンその(1) ・第14回(6月30日)プレゼンその(2) ・第15回(6月30日)振り返り ☆第16回(7月7日)-予備日 ※第8回~第10回は、弘前市内、または希望が多かった地域でのエクスカーションを実施します。土曜日等に3コマ分を実施して、その分、授業を繰り上げて終了します。履修者の希望や事情を確認し、日程を調整します。あらかじめ、第16回として予備日も設定しておきます。 ※授業全体について、COVID-19の状況、学修の進展度合い、ゲストスピーカーの都合や状況に応じて、授業の展開や内容を大きく変更することがあります ※可能な限り、リクエストや履修者の事情を考慮して、最善の策を一緒に検討していきます ※授業への積極的な情報提供や論点の提起、建設的な批判は大きく加点します, ※授業の進め方 (1)イントロダクション-履修・通信状況の確認と前週の振り返り、当日のアジェンダ提示 (2)授業 (3)質疑と振り返り (4)課題指示 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
◎以下の評価を組み合わせて、多面的・総合的に評価します。 ・授業への参画と貢献(発言・提起とその内容)-20% ・Teamsによる課題ファイルの提出とその内容-30% ・最終プレゼンの水準と内容-50%(調査内容、構成と論旨・考察、ファイルの完成度、チームワーク、発声などに着目) ※履修者の受講環境・状況を考慮します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
◎この授業では、マスメディアやソーシャルメディアにおいて、人口減少問題をはじめとする地域の諸問題がどう報じられているかを十分に理解する必要があります。 ◎[予習]授業1時間について1時間をめどに、日々の新聞・テレビ・ネット等のメディアに目を通して「地域の今」を報じるニュースに接し、授業との関連について予察して下さい。 ◎[復習]授業で扱ったテーマや制度、用語等について、メディアや企業、自治体のサイト等で、授業1時間について1時間をめどに確認し、考察を深めて、ワークシートを作成してください。 ※授業外学習として、オンライン・オフラインでの「弘前探訪」を推奨します。通学ルートでも実施可能です。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
◎教科書は使用しません。授業時に資料を配付します。また、日々の新聞や青森県の情報を扱ったメディア等の情報が教材です。積極的に閲覧してください。 |
参考文献 /bibliography |
◎下記のテキストやサイト、情報を「参考文献」とします。授業で頻繁に言及します。鉄道と地域政策に関心のある人は入手またはご一読下さい。 ・新幹線は地域をどう変えるのか:フォーラム新幹線学2020(櫛引素夫著・古今書院、2,420円) ・東洋経済オンライン連載「新幹線は街をどう変えるのか」 https://toyokeizai.net/category/ChangeCityOfftheShinkansen ・櫛引のResearchmapに掲示した論文、調査報告書等(資料公開ページ) https://researchmap.jp/motookushibiki ・J-STAGEにある櫛引の文献(下記URLから検索) https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja ・RESAS 地域経済分析システム https://resas.go.jp/ |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
◎北海道、北陸、九州など、「整備新幹線」沿線の方にはなじみやすい内容ですが、鉄道や新幹線に関する知識は必ずしも必要ありません。「人口減少」に関する内容ならテーマは柔軟に設定可能です。過年度には医学部生の意識調査などを実施したグループもあります。 ◎新聞・テレビのニュース、各種メディア、SNS、地域情報サイト、パンフレット、行政・企業サイト、さらには身近な景観など、あらゆるものごとを「情報源」と意識し、自らが「メディアになり得る」感覚を磨いてください。 ◎就活にも役立つ学修を強く意識しています。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
◎問い合わせにはTeams、メールのほか、Zoomでも対応します。また、授業の前後10分にも対応します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
◎Eメール:kushibiki@aomori-u.ac.jp(@を半角にしてください)、 HP:https://researchmap.jp/motookushibiki/(研究者Researchmap) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A04:地理学,文化人類学,民俗学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
地域志向科目 |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
◎授業の半ばからは、グループ活動を導入します(履修者や授業の状況をみて柔軟に対処します)。可能な限り、共通テーマ・関心事を持つ「仲間」をつくり、共同作業することを心がけて下さい。ただし、最終プレゼンは個人単位、グループのいずれでも可能です。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
◎Teamsを用いて授業を行います。毎回の授業を録画し、授業グループ内で公開します。プレゼン時など、顔が映り込むことがありますので、ご了承ください。 ★履修者の通信環境や学修環境をできるだけ考慮し、授業を進めます。同時に、シラバスを柔軟に変更し、「学び」の最大化を目指します。 ◎COVID-19に関連する事情で授業に出られなかったり、課題の提出に支障をきたした場合は、必ず申し出て下さい。授業動画の閲覧や提出課題を指示し、授業進行や評価時に考慮します。 ◎「ポスト・コロナ」を目指し、可能な限り楽しく、「新しい学び」をつくりたいと考えています。多様な方が、多様な関心事を起点に、履修してくれるよう期待します。 ◎当教員は地方紙記者として、地域の諸課題を取材、執筆した経験があります。その経験とスキルに基づき、授業を展開します。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |