科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
地域プロジェクト演習-地域生活調査実習- |
---|---|
時間割コード /Course Code |
1221210007 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
他 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1 |
主担当教員 /Main Instructor |
高瀬 雅弘/TAKASE MASAHIRO |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 グローカル科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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高瀬 雅弘/TAKASE MASAHIRO | 教育学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○青森の地域課題の解決や資源の活用の先行事例を学び,その意義や限界を理解すること ○青森の地域課題の解決や資源の活用に関するプロジェクトを企画したり,実施したりできるようになること |
授業の概要 /Summary of the class |
○2008年に公布・施行された「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」(通称・歴史まちづくり法)に基づいた歴史まちづくりについて学ぶ ○弘前市が指定する「趣のある建物」「景観重要建造物」などを訪問し、現状を把握するとともに指定制度を運用する行政担当者、所有・管理する関係者への聞き取りを行う ○調査結果に基づき、今後の保存と活用に向けた課題を探る |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
近年、近代建築(定義は様々であるが、概ね明治から昭和戦前期までに建てられた建築)の価値が見直され、各地で保存と活用に向けた取り組みがされています。2008年に公布・施行された「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」(通称・歴史まちづくり法)に基づいた歴史まちづくりもその一環です。 戦災を免れた弘前市は近代建築の宝庫であり、文化財指定を受けた建築以外にも、「趣のある建物」「景観重要建造物」を選定・指定して、その価値を後世に伝えようとしています。しかし近代建築の保存や維持は容易なことではありません。運動の盛り上がりにもかかわらず、取り壊される建物も少なくありません。 では、保存されるべき建物とはどのようなものなのでしょうか。そしてモノとしての建物には、どのような人びとの記憶=歴史が宿っているのでしょうか。 この授業では、4日間の集中講義を通して弘前市が指定する「趣のある建物」「景観重要建造物」を巡見し、指定制度を運用する行政担当者や建物の所有者・管理者への聞き取りも行いながら、今後の保存と活用に向けた課題を探ります。 1日目:9月5日(月) 第1回 1・2時限 オリエンテーション・講義(学内) 弘前市の近代史概観 第2回 3・4時限 講義(学内) 弘前の近代建築の歴史と特徴 第3回 5・6時限 巡見(学外) 堀江佐吉の建築① 青森銀行記念館 第4回 7・8時限 巡見(学外) 堀江佐吉の建築② 旧弘前市立図書館 第5回 9・10時限 巡見(学外) 堀江佐吉の建築③ 旧東奥義塾外人教師館 2日目:9月6日(火) 第6回 3・4時限 巡見(学外) 趣のある建物① 軍都の面影 第7回 5・6時限 巡見(学外) 趣のある建物② キリスト教文化 第8回 7・8時限 巡見(学外) 趣のある建物③ 商業と工業 第9回 9・10時限 巡見(学外) 趣のある建物④ 日常生活 3日目:9月7日(水) 第10回 3・4時限 巡見(学外) 前川國男の建築① 木村産業研究所 第11回 5・6時限 巡見(学外) 前川國男の建築② 弘前市役所庁舎 第12回 7・8時限 巡見(学外) 前川國男の建築③ 弘前市立博物館・弘前市民会館・弘前市みどりの相談所 第13回 9・10時限 巡見(学外) 前川國男の建築④ 弘前市斎場 4日目:9月8日(木) 第14回 3・4時限 演習(学内) 巡見の成果についてのグループ討議 第15回 5・6時限 演習(学内) クラス全体での成果の共有 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
・授業への参加度:30%(授業の趣旨を理解し、巡見などの活動に意欲的に取り組む姿勢が見られるか) ・期末レポート:70%(文献に基づく学習と現地調査とを総合的にまとめた記述ができているか) 上記を合算して評価します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
[予習]事前に調査対象に関わる歴史資料・地図・文献(とくに『弘前市史』や『青森県史』など)を、図書館や書店などで検索・購読すること。 [復習]授業後には歴史資料・文献を精読し、建物ならびに地域社会史に対する理解を深めること。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
特定の教科書は使用しません。初回講義の際にプリント資料を配付します。 |
参考文献 /bibliography |
・髙瀬雅弘編,2018,『人と建物がつむぐ街の記憶――山形県鶴岡市を訪ねて(1)』弘前大学出版会. ・髙瀬雅弘編,2019,『人と建物がひらく街の記憶――山形県鶴岡市を訪ねて(2)』弘前大学出版会. その他の参考文献については初回講義の際に適宜紹介します。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
・現地調査をともなう授業であるので、私的な都合よりも授業のスケジュールを優先してもらう必要があります。すべての授業日程に参加できることが履修の条件です。 ・弘前市内の建物を移動しながら巡見します。移動手段は各自で確保するようにしてください。施設見学料や交通費、食事代等は自己負担となります。 ・当日の天候や調査対象の都合によっては、予定した授業時間外に訪問をすることがあります(その場合には事前に相談・調整を行います)。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
Eメールで対応します。またTeamsのチャットからいただいても結構です。オフィスアワーや授業の前後に直接おたずねいただいてもかまいません。 オフィスアワー:毎週月曜日 12:00~12:30 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
メールアドレスは初回オリエンテーションの際にお知らせします。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A08:社会学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A04:地理学,文化人類学,民俗学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
地域志向科目 |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義(地域史についての事前学習)と巡見(現地調査・聞き取り)、演習(成果を受けての討議と共有)からなります。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
・弘前市における古い建物の価値の発見と維持や保存をめぐる課題、今後の活用方法について考える授業です(地域志向科目に該当)。 ・課題の提出や教員との連絡については、Teamsを用いますので、アプリをインストールし、使用法について習熟しておいてください。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |