シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2022/12/02 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
医学・医療の世界-人体のしくみと健康-
時間割コード
/Course Code
1222100022
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
教養教育科目/
曜日コマ
/Day, Period
月/Mon 2
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
齋藤 絵里奈
科目区分
/Course Group
教養教育科目 人間・生命
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
選択必修
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
齋藤 絵里奈 医学研究科/
川口 章吾 医学研究科/
高橋 識志/TAKAHASHI SHIRUSHI 医学研究科/
葛西 秋宅/KASAI SYUYA 医学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○医学ならびにその近接領域についての学識を得ること
○上記学問の知識や技能に基づいて,医療を理解できるようになること
授業の概要
/Summary of the class
ありふれた病気や重い病気が起こる人体のしくみの概要について、生理学・解剖学・法医学・消化器内科学・血液内科学などの切り口から学び、それらの医学・医療知識を、今後の自分自身や自分と関わる人達の病気予防や健康的な生活の維持・向上に活かす。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 ガイダンス、ストレスと恒常性(葛西 秋宅:分子生体防御学講座)
様々なストレスに対する生体の応答経路について紹介します。

第2回 酸化ストレスと疾患(葛西 秋宅)
活性酸素がどのように生じ、どのように害をもたらすのか、酸化ストレスによる生活習慣病や加齢性疾患への影響について学びます。

第3回 抗酸化による疾患の予防(葛西 秋宅)
ビタミンなどの抗酸化物質や生体内の抗酸化機構について学び、それを利用することによる疾患の予防について学びます。

第4回 生体内の抗酸化システム(葛西 秋宅)
生体内において酸化ストレスに応答して抗酸化システムを活性化するKeap1-Nrf2経路について学び、臨床応用の事例を紹介します。

第5回 「普通でない死」の行く末(高橋 識志:法医学講座)
病院で自然に亡くなることが死の全てではありません。それ以外の死が医学的にどう扱われるのか、実例をまじえて説明します。

第6回 アルコールの法医学(高橋 識志)
酒は百薬の長といわれる一方、さまざまな形で「予期せぬ死」をもたらします。その一端を紹介します。

第7回 突然死とは?(高橋 識志)
本人も周囲の人も気づかぬうちに、病気が命を奪うことがあります。そのような死にはどのようなものがあるか、お話しします。

第8回 DNA鑑定で何がわかるのか?(高橋 識志)
DNAは遺伝情報の担い手ですが、身元の特定のためにも使われます。その理論のあらましを解説します。

第9回 腸内細菌が支配する健康(川口 章吾:脳血管病態学講座)
さまざまな疾患の発症や健康状態の維持に腸内細菌がいかに関与しているのか学びます。

第10回 サルコペニア肥満とは何か(川口 章吾)
肥満とサルコペニアはいずれも生活習慣病の基盤となります。両者がどのように健康障害と関連するのかについて学びます。

第11回 高血圧を放置すると脳卒中になるのか(川口 章吾)
高血圧について知り、脳血管障害の病態にいかに関与するのか、その機序について学びます。

第12回 生体防御機構とワクチン(齊藤 絵里奈:神経解剖・細胞組織学講座)
新型コロナウイルスの流行に伴い注目されている私たちが持っている生体防御機構、特に免疫系について理解を深め、ワクチンの作用機序について免疫学的観点から解説します。

第13回 組織を読む(齊藤 絵里奈)
私たちの体を構成している基本構造である「組織」について概要を解説し、その形態を正確にとらえることによりその組織や器官の機能を類推する、すなわち「組織を読む」ことを学びます。

第14回 呼吸器の構造と疾患(齊藤 絵里奈)
呼吸器に焦点をあて、その組織構造を理解し、呼吸器系の疾患時にどのような変化が起こるかを学びます。

第15回 リンパ系と疾患(齊藤 絵里奈)
リンパ系(リンパ管とリンパ組織)に焦点をあて、その機能と構造を理解し、疾患とどのようなかかわりがあるかを学びます。



なお、授業の進行状況等によりシラバスと実際の授業内容が異なる場合には、その都度説明します。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
平常評価(授業への参加度):50%
小テスト:50%
上記を合算して、最終的な成績評価を行う予定です。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
上記の授業内容予定を参考にし、自分自身の興味をもとに積極的に予習し、授業実施後は復習を行うことで自分の興味を深めてください。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
教科書は使用しません。授業中、適宜プリントを配付します。
参考文献
/bibliography
特にありません。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
特にありません。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
齊藤絵里奈(代表):木曜日12:15~13:00
ただし、事前連絡があればこの限りではありません。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
esaito@hirosaki-u.ac.jp
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
H48:生体の構造と機能およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
該当なし
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
実務経験
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
担当教員4人によるオムニバス形式の講義です。
科目ナンバー
/The subject number
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
うち3回は病院での医師としての勤務経験を基に、4回は法医学者としての解剖経験を基に講義をする。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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