科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
持続可能な開発目標SDGs-持続可能な開発目標SDGs17Goals- |
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時間割コード /Course Code |
1222100070 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 5 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1 |
主担当教員 /Main Instructor |
宋 美蘭 |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 グローカル科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択必修 |
授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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石田 祐宣/ISHIDA SACHINOBU | 理工学研究科/ |
李 永俊/YOUNG-JUN LEE | 人文社会科学部/ |
井岡 聖一郎/IOKA SEIICHIRO | 地域戦略研究所/ |
村下 公一/MURASHITA KOICHI | COI研究推進機構/ |
土井 良浩/DOI YOSHIHIRO | 地域社会研究科/ |
吉田 美穂/YOSHIDA MIHO | 教育学研究科/ |
蒔田 純/MAKITA JUN | 教育学部/ |
宋 美蘭 | 教育戦略室/ |
山下 梓/YAMASHITA AZUSA | 男女共同参画推進室/ |
岡﨑 雅明/OKAZAKI MASAAKI | 理工学研究科/ |
北原 啓司/KITAHARA KEIJI | 教育学部/ |
永長 一茂/NAGAOSA KAZUSHIGE | 地域戦略研究所/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○SDGsとは何か、その理念・用語・定義を知ると同時に世界規模で起きている様々な問題について学び、理解を深めること。 ○国際社会共通の目標として掲げている「持続可能な開発目標SDGs」を学問分野の領域横断的・統合的な学びを通して,持続可能な社会創りを探求・行動する力を身につけること。 |
授業の概要 /Summary of the class |
社会的・生態的な持続可能性を脅かしている様々な課題を克服するために、あらゆる領域において持続可能な社会の構築に取り組む「共・協創教育(共に協力して創る「共・協創の基本原理」)」への転換が強く求められています。本授業では2015年9月に国連サミットで定められた国際社会共通の目標として掲げているSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)17目標を取り上げ、SDGsとは何かを知ると同時に世界規模で起きている様々な問題について学び、理解を深めることを目指していきます。 「持続可能な開発目標SDGs」は、全ての人類が発展を遂げながら生存を続けられることを目指して、国連で採択された目標です。持続可能な開発を実現し、目標を達成するためには、大きく「環境」「社会」「経済」の3要素が調和している状態を維持することが重要だと言われています。 本授業ではSDGsの17目標の具体的な課題やその理念を理解しつつ、上述の3つの要素、すなわち、①環境=地球温暖化、エネルギー問題の深刻化、自然災害の増加、水問題の深刻化、気候変動、生物多様性の喪失などの問題、②社会=貧困、教育機会の不平等、人種差別、紛争の長期化・複雑化、健康と福祉、消費と生産などの問題、③経済=経済格差の拡大、若年失業率、雇用なき都市化の進行の問題など、それぞれの課題について学びつつ、同時に持続可能な社会づくりのための施策・解決策を受講生とともに議論し考えていきます。 なお、本授業では、文系・理系の枠を超えた学問異分野領域横断の教員によって構成され、それぞれの教員の専門とSDGsとの関係を具体的に教授していただきます。SDGs解決に向けて、学生自らが日々の生活の中で学んだことを意識し、持続可能な価値創出が生成されることを目指していきます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回: 「持続可能な開発目標SDGs2030とは~国際的課題としてのSDGs:問題提起と本授業のねらい及び概要」 宋 美蘭・教育推進機構 第2回: 「公正な教育の実現と貧困の解消に向けて(目標1・目標4・目標5)」吉田 美穂・教育学研究科 第3回: 「作る責任・使う責任の観点から科学の新たな革新へ(目標2・目標3・目標12)」永長 一茂・地域戦略研究所 第4回: 「すべての人に健康と福祉を実現するイノベーションを(目標3・目標9)(その1)」 村下 公一・大学院医学研究科附属健康未来イノベーションセンター 第5回: 「すべての人に健康と福祉を実現するイノベーションを(目標3・目標9)(その2)」 村下公一・大学院医学研究科附属健康未来イノベーションセンター 第6回: 「質の高い教育から社会の不平等をなくそう(目標4・目標10)」宋 美蘭・教育推進機構 第7回: 「ジェンダー平等実現と人や国の不平等解消に向けて(目標5・目標10)」山下 梓・男女共同参画推進室 第8回: 「再生可能エネルギーの開発と安全な水・クリーンな社会を実現する(目標6・目標7)」 井岡 聖一郎・地域戦略研究所 第9回: 「働きがい・経済成長を生みだす(目標8)」李永俊・人文社会学部 第10回:「持続可能な消費と生産から産業のイノベーションを考える(目標9・目標12)」岡崎 雅明・理工学研究科 第11回:「住み続けられるまちづくりを実現する〜『「空間」を「場所」に変えるまち育て』の観点から(目標11)」 北原 啓司・教育学部 第12回: 「住み続けられるまちづくりを実現する〜都市計画の観点から(目標11)」土井良浩・地域社会研究科 第13回: 「気候変動で発生する問題を見通し持続可能な対策を考える(目標13・目標15)」石田 祐宣・理工学研究科 第14回:「平和と公正な社会を目指すための新しいパートナーシップのあり方を考える(目標16・目標17)蒔田純・教育学部 第15回:「国際的・国内的SDGsの取り組みからわれわれが出来ること、行動への実践に向けて〜まとめにかえて」 宋 美蘭・教育推進機構 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
①毎回の授業終了後に行う小レポート、もしくは小テストに基づく評価40% (*本授業は毎回の担当の教員が異なり、文系・理系の教員構成になっているために、教員の裁量によって小テストか小レポートにするか異なります。試験の方法は担当教員によって授業にて教示します) ②授業時の平常点(授業に対する質疑応答などによるリアクション)10% ③期末テスト50%。 以上、上記の①~③による総合評価を行います。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
・本授業は文系・理系の枠を超えた総合的な基礎知識が求められます。そのために講義内容や課題について参考文献熟読、 関連用語をしっかり調べることを推奨。毎回の授業テーマについて、文献・新聞・インタネットなどを通して動向の把握、 情報を収集による事前学習を行い、授業後は授業で学んだことをさらに深め定着させることを推奨。 ・本授業は国際的・国内の動向を取り扱うので、授業で取り上げる国の社会事情などを押さえておくことを推奨。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
特にありませんが、各授業・担当教員によって資料配布及び参考文献の提示の予定。 |
参考文献 /bibliography |
・蟹江憲史著(2020)『SDGs(持続可能な目標)』中公新書. ・諏訪哲郎編著他(2020)『学校3.0×SDGs―時代を生き抜く教育への挑戦』キーステージ21. ・田中治彦編著他(2019)『SDGsカリキュラムの創造:ESDから広がる持続可能な未来』学文社. ・マーク・モラノ (著), 渡辺 正 (翻訳)(2019)『「地球温暖化」の不都合な真実(The Politically Incorrect Guide Climate Change)』日本評論社. ・渡部雅浩著 (2018) 『絵でわかる地球温暖化』 講談社. ・日本気象学会編 (2014) 『地球温暖化 そのメカニズムと不確実性』 朝倉書店. ・『IPCC第6次報告書(AR6) 第1作業部会(WG1) 報告書 和訳等』https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/ipcc/ar6/ 気象庁 ・そのほか関連文献はそれぞれの授業担当の教員によって提示. |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
・本授業は国内外の内容を取り扱うために授業で取り上げる国内外の社会動向を押さえておくことを推奨します。 ・本授業は基本的に「対面」による授業を基本としますが、コロナの状況によっては「非対面(オンライン・課題研究)」に移行 する可能性があります。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
授業の前後やメール・Teamsなどにて対応します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
smiran[A]hirosaki-u.ac.jp *[A]を@に置き換えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
Z95:学際・新領域 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式の授業です。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |