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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2022/12/02 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
コンサルテーション論
時間割コード
/Course Code
G222000035
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
保健学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1
主担当教員
/Main Instructor
藤田 あけみ/FUJITA AKEMI
科目区分
/Course Group
大学院(博士前期課程) 
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
授業形式
/Class Format
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
藤田 あけみ/FUJITA AKEMI 保健学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
DP1 および DP2
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
〇高度な専門知識を活用し、コンサルテーションの概要を包括的・多角的に理解する。
〇臨床・地域保健医療活動の場において、根拠を持って専門領域のコンサルテーションを行うための知識と技能を修得する。
〇臨床・地域保健医療活動の場における高度実践看護師として必要なコンサルテーションの倫理的・科学的に分析する能力、実践能力を事例の分析を通して修得する。
授業の概要
/Summary of the class
コンサルテーションの基本概念、状況に応じたコンサルテーションのプロセスと特徴を理解し、事例分析を通して、高度実践看護師が行うコンサルテーションの具体的展開方法とスキルを修得する。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
1回目(藤田): コンサルテーションの主要概念, 歴史,定義,CNSの役割と コンサルタントの機能
2回目(藤田):コンサルテーションのタイプ,4つのモデル,Lipitt & Lipitコンサルタントの8つ の役割,プロセスなど
3回目(藤田):援助関係を築くことのモデルの比較を通して、『プロセス・コンサルテーション(シャイン) 』の理解を深める。
4回目(藤田):クライアント中心のコンサルテーションとコンサルティ中心のコンサルテーション
コンサルテーションの4つモデルのうちケースについての相互作用のなかで、コンサルテーションのプロセスを理解する 。
5回目(藤田):プログラム中心の管理に関するコンサルテーション
コンサルテーショの4つモデルのうち管理に関するコンサルテーションのプロセスを理解する。
6回目(藤田):コンサルテーションの課題抽出のためのコミュニケーション・スキル
ナラティブ・アプローチや多様なコミュニケーション技法を理解し、コンサルテーションに応用・活用する方法について理解する。
7回目(非常勤講師):コンサルテーションの事例1:倫理コンサルテーション
倫理的課題に関するコンサルテーションの事例を通して、倫理コンサルテーションのプロセスと特徴を理解する。
8回目(非常勤講師):コンサルテーションの事例2:家族へのコンサルテーション
家族の課題に関するコンサルテーション事例を通して、家族看護のコンサルテーションのプロセスと特徴を理解する。
9回目(非常勤講師):コンサルテーションの事例3:精神看護のコンサルテーション
リエゾン精神看護専門看護師の事例を通して、精神看護のコンサルテーションの役割や機能、技法を理解する。
10回目(非常勤講師):コンサルテーションの事例4:在宅看護のコンサルテーション
事例を通して在宅看護師に係るコンサルテーションの役割や機能等を理解する。

(集中)11・12回目は2コマ続きで行う
11回目 18:00~19:30(藤田)コンサルテーションの実際の理解(課題文献をもとにしたゼミナール)
12回目 19:40~21:10(藤田):コンサルテーションに関する先行研究のクリティーク(資料作成、発表)を行い、受講者間の意見交換を通してコンサルテーションの理解を深める。,,

(集中)13~15回目は3コマ連続で行う
13回目 CNS 非常勤講師によるコンサルテーション活動の実際(非常勤講師)
14回目 コンサルテーションの演習(具体的展開事例考察)(非常勤講師、藤田)
15回目 受講生のこれまでの実践の中でのコンサルテーション例について、依頼と開始、課題の抽出、介入計画の提案、実行、評価、フォローアップといったプロセスにそって分析した資料を作成し、発表する。各ケースについてのグループディスカッションとCNS の助言を通して、コンサルタントとしての実践能力の基礎を修得する。(非常勤講師、藤田)
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
期末評価:レポートで最終的に評価します。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
適宜、課題を提示します。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
教科書は使用しません。
参考文献
/bibliography
1. E.H.シャイン(稲葉・尾川訳):プロセス・コンサルテーション 援助関係を築くこと,白桃書房,2002.
2. 岩田健太郎:コンサルテーション・スキル 他科医師支援とチーム医療,南江堂,2013.
3. 川野雅資:コンサルテーションを学ぶ,クオリティケア,2013.
4. パトリシアR.アンダーウッド:コンサルテーションの概要,インターナショナル・ナーシング・レビュー,18(5),1995.
5. パトリシアR アンダーウッド:コンサルテーションの概要-コンサルタントの立場から、インターナショナル ナーシングレビュー,18(5)、p4-12、1995.
6. Lippitt & Lippitt: The consulting process in action -Consultation: An expanding process. 1986.
7. アレン・E・アイヴィ(福原真知子他訳):マイクロカウンセリング,川島書店,1985.
8. 福原眞知子:マイクロカウンセリング技法-事例場面から学ぶ-,風間書房,2007.
9. 野口裕二:物語としてのケア ナラティブ・アプローチの世界へ,医学書院,2002.
10. トリシャ・グリーンハル(斎藤清二他訳):ナラティブ・ベイスト・メディスン,金剛出版,2001.
11. 市山康暢:ナラティブ・ベイスト・メディスン入門,遠見書房,2014.
12. 寺崎明美他:対象喪失の看護,中央法規出版,2010
13. 梅田恵:「がん看護専門看護師のコンサルテーション」についての概念分析,日がん看会誌,27(2),2013.
14. Fife BL : Establishing the mental health clinical specialist role and in the medical setting. Issues Mental Health Nursing. 8 (1) : 15-23, 1986.
15. American Nurses Association: Council on Psychiatric and Mental Health Nursing :Standards of Psychiatric Consultation-liaison Nursing Practice. Kansas City, Missouri,American Nursing Association.1990.
16. 特集 困った時の倫理コンサルテーション-終末期に焦点を当てて- がん看護,20(1),2015.
17. 日本精神科看護技術協会監修:実践 精神科看護テキスト 改訂版 コンサルテーション/リーダーシップ,精神看護出版,2011.
18. 野末聖香編:リエゾン精神看護 患者ケアとナース支援のために,医歯薬出版,2014.
19. 南 裕子監修 平井元子著:リエゾン 身体とこころをつなぐかかわり,仲村書林,2014.
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
参考文献を読んで下さい。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
授業に関する問い合わせは、各授業担当者へして下さい。
オフィスアワーは随時ですが、メールで予約して下さい。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
a_fujita[A]hirosaki-u.ac.jp
[A]は@ のことです。
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
I58:社会医学、看護学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
該当なし
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
講義と討議形式
科目ナンバー
/The subject number
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
高度看護実践コースの必修科目ですがコース以外も選択できます。
1~10回までは、月曜日11・12時限に行います。
11~15回は2回に分けて集中で行いますが、受講生が決定後に日程を調整します。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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