科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
地域調査演習/Advanced Seminar on Research Method for Sustaining Community |
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時間割コード /Course Code |
C221000007 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
地域共創科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
金 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
高瀬 雅弘/TAKASE MASAHIRO |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専攻科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
演習科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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藤岡 真之/FUJIOKA MASAYUKI | 地域共創科学研究科/ |
羽渕 一代/HABUCHI ICHIYO | 人文社会科学部/ |
高瀬 雅弘/TAKASE MASAHIRO | 教育学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
B1 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
① 社会調査の目的や意義,歴史,倫理を理解し,適切な調査方法を選択できる能力を身につける。 ② 量的調査を自ら企画・設計・実施し,分析・集計をおこなうための実践的な知識と能力を身につける。 ③ 質的調査を自ら企画・設計・実施し,分析・集計をおこなうための実践的な知識と能力を身につける。 |
授業の概要 /Summary of the class |
地域社会の機能維持・再生に向けて,地域の質的特性や潜在的資源を,住民や地域の専門家などとの共創を通じて的確に把握し,多様なステークホルダーと共有できるよう提示する方法として社会調査を位置づけ,実践的な知識・方法について学ぶ。 調査方法論,調査倫理を踏まえ,調査方法の決定,調査企画と設計,仮説構成,調査票の作成,サンプリングないし対象者・フィールドの選定,実査,調査データの整理の手順について学習し,比較的簡単な量的・質的な分析に基づく報告ペーパーの作成を実践する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:オリエンテーション(担当:髙瀬雅弘) 講義の目的の確認と15 回の授業内容の確認,授業の形式について確認をする。 第2回:社会調査の目的と意義(担当:髙瀬雅弘) 社会調査の定義を確認し,地域社会の理解に向けた方法としての社会調査の目的・意義について学ぶ。 第3回:社会調査の歴史(担当:髙瀬雅弘) 人口調査からサーベイ調査に至る社会調査の歴史的展開について学ぶ。 第4回:社会調査の倫理とリサーチ・リテラシー(担当:髙瀬雅弘) 「社会調査倫理綱領」を中心に,調査をする側として守るべき事項と調査拒否などの課題について学ぶ。 第5回:調査方法の選択(担当:髙瀬雅弘) 量的調査・質的調査の特徴を理解したうえで,問題意識にふさわしい調査方法は何か,実例をもとに議論・考察する。 第6回:量的調査の企画・設計:仮説の構成(担当:羽渕一代) 社会調査の前提となる理論と検証について,概念の役割とその変数化,仮説の構成の仕方について学ぶ。 第7回:サンプリングの考え方と方法(担当:羽渕一代) 調査対象の抽出のための無作為抽出法の原理と標本誤差,サンプリングの諸方法の特性について学ぶ。 第8回:調査票の作成(担当:羽渕一代) 質問文作成上の注意点,ワーディングと誘導的な質問に関する問題,選択肢の設定のしかたについて学ぶ。 第9回:調査データの整理法(担当:羽渕一代) 量的調査におけるエディティングとコーディング,データ入力とデータクリーニング,コードブックの作成,質的調査におけるフィールドノート作成といったデータの整理法について,実例を通して学ぶ。 第10回:量的分析の基礎(担当:羽渕一代) 平均と分散,標準偏差といった基礎統計量と,クロス表分析,相関係数,平均の比較といった統計的分析の基礎について,統計ソフトを用いての分析を行う。 第11回:質的調査の企画・設計:問題意識の構造化(担当:藤岡 真之) 調査を実施するにあたっての問題意識について,可視化・構造化する方法としてのKJ法について学び,実践する。 第12回:観察と参与観察(担当:藤岡 真之) 質的調査の方法としての観察法,参与観察法について,その特徴と実査から分析に至るまでの過程を,実例を通じて学ぶ。 第13回:生活史(担当:藤岡 真之) 質的調査の方法としての生活史について,その特徴と実査から分析に至るまでの過程を,実例を通じて学ぶ。 第14回:アクションリサーチ(担当:藤岡 真之) 質的調査の方法としてのアクションリサーチについて,その特徴と実査から分析に至るまでの過程を,実例を通じて学ぶ。 第15回:報告書の作成(担当:藤岡 真之) 社会調査データの分析結果に基づく報告ペーパーの作成について,押さえるべき作法と注意点について学ぶ。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
【評価の基準】 演習の5回,10回,15回の終了時にレポートを課す。各回のレポートの比率は,5回目30%,10回目35%, 15回目35%とする。なお,各回のレポートでは,次の点を評価する。 ・5回終了時のレポート:社会調査の目的や意義,歴史,倫理の理解度と,目的に応じて適切な調査方法を選択できるかを評価する。 ・10回終了時のレポート:量的調査を自ら企画・設計・実施し,分析・集計をおこなうための実践的な知識と能力が身についているかを評価する。 ・15回終了時のレポート:質的調査を自ら企画・設計・実施し,分析・集計をおこなうための実践的な知識と能力を身につけているかを評価する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
・各回の授業内容について,事前にテキストの指定箇所を熟読し,受講者と共有すべき論点をまとめておくこと。授業後には参考文献等を参照しながら復習および発展的学習を行うこと。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
第1~10回のテキスト:佐藤郁哉(2015)『社会調査の考え方(上)』東京大学出版会 第11回以降については各授業の学習テーマに応じて提示する。 |
参考文献 /bibliography |
・佐藤郁哉(2015)『社会調査の考え方(下)』東京大学出版会 ・Alan Bryman (2016) Social Research Methods, Oxford Univ. Press. なお,授業において,例示した以外の参考書についても随時提示する |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
当科目は専門社会調査士資格認定科目であり,原則として学部レベルの社会調査士資格科目を履修済みであることを履修条件とする。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
月曜日 10時20分から11時50分 又は 月曜日 12時50分から14時20分 なお,この時間帯以外での面会を希望する場合は,事前にメール等で連絡すること。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
第1回オリエンテーションの際に提示する。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A08:社会学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
演習形式。文献講読と調査企画などの実践を行う。 |
科目ナンバー /The subject number |
GC-5-1303-A08 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
特になし。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |