科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
食品機能生理学特論/Advanced Lecture on Physiological Function of Food |
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時間割コード /Course Code |
C221000021 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
地域共創科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
月 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
中島 晶/NAKAJIMA AKIRA |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専攻科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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西塚 誠/NISHIZUKA MAKOTO | 農学生命科学部/ |
樋口 智之/HIGUCHI TOMOYUKI | 農学生命科学部/ |
中島 晶/NAKAJIMA AKIRA | 農学生命科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
A1, C1 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
食品成分と中枢神経疾患やがん,骨粗鬆症,肥満,糖尿病などの生活習慣病の予防・治療との関連性を理解する。また,各臓器の生理作用のげっ歯類を用いた個体レベルならびに培養細胞を用いた細胞レベルの解析手法を理解する。 |
授業の概要 /Summary of the class |
近年,アルツハイマー病をはじめとした中枢神経疾患やがん,骨粗鬆症,肥満,糖尿病などの生活習慣病が大きな社会問題となっている。本講義では,食品に含まれる成分の中枢神経系に対する作用に加え,骨組織,がん細胞,脂肪組織などに与える影響とその作用機序について学ぶ。また,各臓器の生理作用のげっ歯類を用いた個体レベルならびに培養細胞を用いた細胞レベルの解析手法についても取り上げる。さらに,受講生に関連する参考図書あるいは学術論文を紹介してもらい,食品成分の作用について理解を深める。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:食品成分を用いた認知症予防・治療法開発の試み (担当:中島晶) 認知症の症状,神経病理学的特徴,発症機序などについて概説する。また,認知症予防・治療に有用であると考えられる神経細胞保護効果や記憶障害改善効果を有する食品成分について概説する。さらに,神経細胞保護効果や記憶障害改善効果の個体レベルおよび細胞レベルにおける解析方法について講義する。 第2回:イチョウ葉エキスの認知障害に対する作用 (担当:中島晶) イチョウ葉エキスの認知障害に対する作用に関する参考図書あるいは学術論文を基に議論する。 第3回: レスベラトロールの認知障害に対する作用 (担当:中島晶) 赤ワインの成分であるレスベラトロールの認知障害に対する作用に関する参考図書あるいは学術論文を基に議論する。 第4回:クルクミンの認知障害に対する作用 (担当:中島晶) ウコンの成分であるクルクミンの認知障害に対する作用に関する参考図書あるいは学術論文を基に議論する。 第5回:ノビレチンの認知障害に対する作用 (担当:中島晶) 柑橘類果皮の成分であるノビレチンの認知障害に対する作用に関する参考図書あるいは学術論文を基に議論する。 第6回:がんの生物学概論 (担当:西塚誠) 近年,診断技術の飛躍的な進歩に伴い,がんの早期発見が可能になりつつあるが,がんは未だ我が国における第一位の死亡原因であり,現在では約3人に1人ががんで死亡するという状況である。本講義では,がんがどのように発生し,増殖し,転移するのかその分子機構について概説するとともに,最新の治療法についても解説する。 第7回:がん細胞の発生と増殖 (担当:西塚誠) がん細胞がどのようにして発生し,増殖するのか参考図書あるいは学術論文を基に議論する。 第8回:がん細胞の転移 (担当:西塚誠) がん細胞の転移の分子機構について参考図書あるいは学術論文を基に議論する。 第9回:がん細胞と食品成分 (担当:西塚誠) がん細胞の増殖や転移に対して影響を与えることが報告されている食品成分について参考図書あるいは学術論文を基に議論する。 第10回:骨粗鬆症の発症と食品成分 (担当:西塚誠) 高齢化が進む先進国において骨粗鬆症の予防と治療法の確率は喫緊の課題である。骨粗鬆症の予防及び治療につながる可能性のある食品成分について参考図書あるいは学術論文を基に議論する。 第11回:食品成分と肥満や糖尿病 (担当:樋口智之) 食品成分が糖代謝や脂質代謝に及ぼす影響について講義し,食品成分と肥満や糖尿病との関係について概説する。 第12回:魚油の糖代謝に及ぼす影響 (担当:樋口智之) 魚油が糖代謝に及ぼす影響に関する参考図書あるいは学術論文を基に議論する。 第13回:ガーリックの糖代謝に及ぼす影響 (担当:樋口智之) ガーリックが糖代謝に及ぼす影響に関する参考図書あるいは学術論文を基に議論する。 第14回:魚油の脂質代謝に及ぼす影響 (担当:樋口智之) 魚油が脂質代謝に及ぼす影響に関する参考図書あるいは学術論文を基に議論する。 第15回:緑茶抽出物の脂質代謝に及ぼす影響 (担当:樋口智之) 緑茶抽出物が脂質代謝に及ぼす影響に関する参考図書あるいは学術論文を基に議論する。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
講義におけるプレゼンテーション及び質疑応答に基づいて評価する。 講義におけるプレゼンテーションでは,参考図書や論文の内容を理解しているかどうかを中心に評価する。質疑応答では,質問を理解しているかどうか及び質問に対する受け答えが適切であるかどうかを中心に評価する。また,プレゼンテーションの内容についてよく理解し,積極的及び良質な質問を発する者を評価する。 評価点は、教員の担当割合に応じ、中島担当分の評価34%、西塚担当分の評価33%、樋口担当分の評価33%を合計した点数とする。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
参考図書や論文の予習を行うこと。授業の内容について復習すること。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
適宜,関連の資料,論文などを配布する。 |
参考文献 /bibliography |
適宜,関連の資料,論文などを配布する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
面会を希望する場合は,事前に連絡すること。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
anakajim@hirosaki-u.ac.jp(中島) nishizuka@hirosaki-u.ac.jp(西塚) t.higuchi@hirosaki-u.ac.jp(樋口) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
F38:農芸化学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
G44:細胞レベルから個体レベルの生物学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
パワーポイントを用いて講義形式で行う。 新型コロナ対策によりメディア授業を実施する場合があります。 その場合にはTeamsを用いて授業を行います。 |
科目ナンバー /The subject number |
GC-5-2305-F38 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |