科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
コミュニティビジネス特論/Advanced Lecture on Community Business |
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時間割コード /Course Code |
C221000025 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
地域共創科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
月 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
大倉 邦夫/OKURA KUNIO |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専攻科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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大倉 邦夫/OKURA KUNIO | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
A1,C1 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
授業を通して,コミュニティビジネスに関する基礎的な概念や理論,さらには日本のコミュニティビジネスの現状について理解を深めるとともに,実際のコミュニティビジネスが抱える課題とその解決策を検討できる力を身につける。 |
授業の概要 /Summary of the class |
コミュニティビジネスに関係する理論や事例を踏まえながら,コミュニティビジネスを展開していくためのマネジメントの方法について学んでいく。具体的には,企業と社会の関係性を捉える企業社会論,ビジネスを通して社会的課題の解決に取り組むソーシャルビジネスに関する諸理論を取り上げ,それらの概要や活用方法について理解を深める。授業では,受講生が実際に日本のコミュニティビジネスについて調査を行い,その調査結果を報告していく。こうした実証研究を通して,コミュニティビジネスの課題とその解決策を検討するための実践的な対応力を深めていく。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:イントロダクション 講義の目的の確認と15 回の授業内容の確認,授業の形式について確認をする。 第2回:企業社会論の概要(1)~ステイクホルダー理論~ 企業社会論の基礎であるステイクホルダー理論について学び,企業は社会とどのような関係性で成り立っているのかを考える。 第3回:企業社会論の概要(2)~企業の社会的責任~ 企業になぜ社会的課題に取り組むことが要請されているのか,その背景と基礎的な知識を学んでいく。 第4回:ソーシャルビジネスとコミュニティビジネスの概要 地球環境問題や少子高齢化の問題など社会的課題にビジネスの手法を用いて取り組むソーシャルビジネスと,特に地域の課題に取り組むコミュニティビジネスの共通点と相違点を学ぶ。 第5回:ソーシャルイノベーションの基礎 コミュニティビジネスの成功要因として注目されているソーシャルイノベーションの概念やその基礎的な理論について理解を深めていく。 第6回:ソーシャルイノベーションの創出 ソーシャルイノベーションが誰によって、どのようなプロセスを経て生み出されるのか,という点について理論と事例を踏まえながら解説する。 第7回:ソーシャルイノベーションの普及 ソーシャルイノベーションが社会にいかにして広がり,定着していくのか,その普及の問題について理論と事例を踏まえながら解説する。 第8回:コミュニティビジネスのマネジメント(1)~企業家の役割~ コミュニティビジネスを立ち上げ,事業を進めていく際に企業家に求められる役割や行動を検討していく。 第9回:コミュニティビジネスのマネジメント(2)~組織構造の整備~ コミュニティビジネスを効率的に経営していくにあたり,分業や権限の範囲の整備など、組織構造のデザインのあり方について考えていく。 第10回:コミュニティビジネスのマネジメント(3)~他の組織とのネットワークの構築= コミュニティビジネスを展開するにあたり,単独の組織ではなく,他の外部組織との連携の重要性が指摘されている。そこで,そうした他の組織との効果的な連携のあり方を検討する。 第11回:日本におけるコミュニティビジネスの現状 日本において、コミュニティビジネスがどのように展開されてきたのか,その歴史的経緯と現状を解説する。また,日本のコミュニティビジネスが抱える課題も考えていく。 第12回:日本におけるコミュニティビジネスの支援策の現状 日本のコミュニティビジネスをより発展させていくために、その事業者を支援するプレイヤーの役割について検討する。特に,行政がどのような支援が可能なのかを解説する。 第13回:アメリカ・ヨーロッパにおけるコミュニティビジネスの現状 日本の比較対象として,アメリカやヨーロッパにおけるコミュニティビジネスの状況を検討する。こうした比較を通して,日本の現状と課題、さらにはその解決策について理解を深める。 第14回:事例研究~受講者による調査結果の発表~ 受講者が自身で調査したコミュニティビジネスの特徴と課題を発表し,その内容について議論する。 第15回:総括 本授業での学びを総括し,コミュニティビジネスを円滑に展開するための方策について議論する。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
事例研究での発表内容,毎回の授業でのディスカッションへの参加状況などを踏まえ総合的に評価します。 事例研究での発表内容については,コミュニティビジネスの事例を調査する能力に加え,コミュニティビジネスの課題を特定し,その解決策を提案できる能力を中心に評価します。 ディスカッションへの参加状況では,特にコミュニティビジネスに関する諸理論に対する理解度や,コミュニティビジネスの現状を把握しているかを中心に評価します。 上記の点を踏まえ,具体的に以下のように評価します。 授業でのディスカッションへの参加状況40%,事例研究での発表内容60% ※メディア授業の場合も同様の評価方法となります。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
【予習】課題となる文献を事前に読み込み、要約を作成することが求められます。 【復習】授業での議論の内容をまとめ、関連する文献を読み、理解を深めることが求められます。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
谷本寛治(2020)『企業と社会―サステナビリティ時代の経営学』中央経済社 |
参考文献 /bibliography |
徳田賢二・神原理編(2011)『市民のためのコミュニティ・ビジネス入門-新たな生きがいプラットフォーム作り-』専修大学出版局 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
自ら考え、自ら調査するということを実践してもらいますので、予習・復習が必ず求められます。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
金曜日 10時20分から11時50分 人文社会科学部棟3F, 311(経営組織論研究室)、あるいはメールにて受け付けます。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
k_ohkura(at)hirosaki-u.ac.jp ※(at)は@に置き換えてください |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A07:経済学,経営学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
演習形式とします。具体的には1人の報告者が事前に割り当てられた箇所について、レジュメを作成し、報告をします。 ※メディア授業の際には、Teamsによる同時配信(or録画オンデマンド配信)で講義を行います。 |
科目ナンバー /The subject number |
GC-5-2314-A07 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |