シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2022/12/02 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
グローバルビジネス特論/Advanced Lecture on Global Business
時間割コード
/Course Code
C221000026
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
地域共創科学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
月 5
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
森 樹男/MORI TATSUO
科目区分
/Course Group
大学院(修士課程) 専攻科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
森 樹男/MORI TATSUO 人文社会科学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
C2
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
近年のグローバルビジネスに関わる理論を修得することと,日本企業をはじめとしたグローバルビジネスの事例を分析し,グローバルビジネスの実態を理解するとともに,理論の応用力を身につけることを目標とする。
授業の概要
/Summary of the class
 現代のグローバル企業は,本国において身につけた知識を活用し世界に対し商品やサービスを提供するだけでなく,世界に遍在する知識を活用し,独自の商品やサービスを生み出して,グローバルなビジネスを展開している。この授業では,このような世界に遍在する知識を活用するためのグローバルビジネスの理論と,それを実践しているグローバル企業の事例を分析し,世界中の利害関係者の連携のもとに創出される「共創型イノベーション」という視点に立って企業のグローバル展開のあり方について考察する。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回:グローバルビジネスとは
 現代のグローバルビジネスについて,20世紀型グローバルビジネスと21世紀型グローバルビジネスを比較しながら,解説する。

第2回:日本企業のグローバルビジネスの変遷と課題
 日本企業の国際ビジネスの歴史を解説するとともに,現在日本企業が抱える課題について解説する。

第3回:グローバル企業の国際経営戦略と組織
 グローバル企業における戦略と組織の関係について,本国に競争優位性の源泉を求めた20世紀型グローバル企業と,世界各国に偏在する知識により競争優位性を獲得しようとする21世紀型グローバル企業の違いについて解説する。

第4回:グローバルマーケティング
 グローバル企業の国際マーケティングについて,現地適応と標準化の視点から論じる。また後半は,事例をもとに,効果的なグローバルマーケティングの在り方についてディスカッションを行う。

第5回:国際生産
 グローバル企業のグローバルな生産について,マザー工場制などを踏まえ,グローバルな視点から最適な生産の在り方について解説する。また後半は,事例をもとに,グローバルな生産体制についてディスカッションを行う。

第6回:グローバル企業の研究開発
 グローバル企業の国際研究開発について,メタナショナル経営などを踏まえ,グローバルな視点から研究開発の在り方について解説する。また後半は,事例をもとに,グローバルな研究開発体制についてディスカッションを行う。

第7回:グローバル企業の国際人的資源管理
 グローバル企業の国際人的資源管理について,規範的統合と制度的統合などを踏まえ,グローバルな視点からの国際人的資源管理の在り方について解説する。また,後半は,事例をもとにグローバルな人的資源管理の在り方についてディスカッションを行う。

第8回:中国と日本企業
 日本企業にとって重要な市場である中国において,日本企業はどのような経営を行っているのか,今後どのような戦略で臨んでいくべきかについて、現状を解説した後,事例をもとにディスカッションを行う。

第9回:ASEANと日本企業
 日本企業にとって歴史的に関係の深いASEANにおいて,日本企業はどのような経営を行ってきたのか,これまでの歴史を振り返るとともに,今後どのような戦略で臨んでいくべきかについて、現状を解説した後,事例をもとにディスカッションを行う。

第10回:南アジアと日本企業
 日本企業にとって,これまでなじみのあまりなかったインドを中心とした南アジアにおいて,日本企業はどのような経営を行っているのか,今後どのような戦略で臨んでいくべきかについて、現状を解説した後,事例をもとにディスカッションを行う。

第11回:アフリカと日本企業
 日本企業にとって,これまでほとんど進出対象とみなされてこなかったアフリカにおいて,日本企業はどのような経営を行っているのか,今後どのような戦略で臨んでいくべきかについて、現状を解説した後,事例をもとにディスカッションを行う。

第12回:M&Aとグローバルビジネス
 グローバル企業のM&Aについて,その目的や効果を踏まえ,グローバル企業におけるM&Aの在り方について解説する。また後半は,事例をもとにグローバル企業のM&A戦略についてディスカッションを行う。

第13回:プロフェッショナルサービスと国際ビジネス
 サービス産業におけるグローバル企業の在り方について,プロフェッショナルサービス企業をもとに解説する。また後半は,事例をもとにプロフェッショナルサービス企業のグローバルビジネスと,製造企業のグローバルビジネスとの違いについてディスカッションを行う。

第14回:ツーリズムとグローバルビジネス
 グローバルビジネスの新潮流として,ツーリズム産業を取り上げ,解説する。また後半は,事例をもとにツーリズム産業におけるグローバルビジネスの在り方についてディスカッションを行う。

第15回:まとめ
 これまで学修してきたグローバルビジネスについてまとめるとともに,今後のグローバルビジネスの在り方についてディスカッションを行う。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
 授業への積極的参加度10点(発言など),中間レポート30点,学期末レポート60点を合算して,最終的な成績評価をおこなう。
 授業への積極的参加度では,グローバルビジネスに関わる理論の理解度や,グローバルビジネスの実態に対する理解度を中心に評価する。
 中間レポートや学期末レポートは,グローバルビジネスに関する基礎的な理論の理解度,グローバルビジネスの事例分析力や理論の応用力などを中心に評価する。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
[予習]各回のテーマに関する情報を新聞や書籍であらかじめ調べてきてください。
[復習]授業で取り上げたトピックスに関連した書籍や論文を探し(テキストの参考文献を参照),読んでください。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
山口隆英・古沢昌之編著『安室憲一の国際ビジネス入門』(白桃書房)
参考文献
/bibliography
諸上茂登,藤澤武史,嶋正編著『国際ビジネスの新機軸』(同文舘出版)
森樹男『日本企業の地域戦略と組織』(文眞堂)
藤澤武史・伊田晶弘編著『新多国籍企業経営管理論』(文眞堂)
浅川和宏・伊田昌弘・臼井哲也・内田康郎監修『未来の多国籍企業』(文眞堂)
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
 普段より,新聞や書物を読み,知識を増やすことを心がけてください。また,テレビの情報番組などを活用し,グローバル企業の現状について理解するよう努めてください。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
木曜 17時40分~18時30分
事前にメールで連絡があれば,その都度対応。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
mori(at)hirosaki-u.ac.jp
※(at)は@に置き換えてください
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A07:経済学,経営学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A04:地理学,文化人類学,民俗学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
A08:社会学およびその関連分野
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
主にテキストの内容と事例研究をもとにしたグループディスカッション形式の授業です。
メディア授業に移行した場合は、Teamsなどを用いて実施します。
科目ナンバー
/The subject number
GC-5-2315-A07
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
特になし
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

科目一覧へ戻る