科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
材料システム評価学特論/Function and Reliability Evaluation of Material Systems |
---|---|
時間割コード /Course Code |
S222001007 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
理工学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 2 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3 |
主担当教員 /Main Instructor |
笹川 和彦/SASAGAWA KAZUHIKO |
科目区分 /Course Group |
大学院(博士後期課程) 機能創成科学専攻 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
笹川 和彦/SASAGAWA KAZUHIKO | 理工学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
---|---|
対応するDP /DP |
DP1・DP2・DP3 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
ナノテクノロジーやバイオメカニクスは,機械工学の学際分野であり,今後こうした分野の発展が見込まれています。将来このような先端分野で活躍するには,機械工学を根幹としてその周辺の学問を自分なりに融合していく素養が必要となります。そこで,専門として学んだ機械工学の学際分野における学問の基礎と応用を学び,学際分野で活躍する研究者としての姿勢の修養を目指します。具体的には,次の目標到達を目指します。 〇微小電子デバイスと生体の下肢を例としてとり上げ,これら材料システムの強度と機能性の総合評価の基礎と応用について習得します(DP1・DP2・DP3)。 〇最新の高度化評価技術について学びます(DP1・DP2・DP3)。 〇以上を通して,先端的学際分野で活躍するための研究者としての実践的応用力を身につけます(DP3)。 |
授業の概要 /Summary of the class |
一般の機器構造物はもとより,昨今注目を集めるマイクロマシンや微小電子デバイス,ならびに生体は,高度に複合された材料システムと捉えることができます。これらの健全な使用,損傷メカニズムの解明には,従来の機械工学的方法論にとらわれない総合的な特性評価が不可欠です。本講では,電気的な負荷の作用する微小電子デバイスと慣性力の作用する生体下肢をとりあげ,講義及び輪講形式でこれら材料システムの強度と機能性の総合評価の基礎と応用について学習するとともに,レポートを提出して学習成果の確認をします。また最新の高度化評価技術の現状についても学びます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
以下の項目について,講義及び輪講形式で授業を進め,受講者による調査・発表・討論・レポート提出を適宜実施する。 第1回:材料システム評価学概論(1) 材料システム評価学の意義,対象 第2回:機械特性評価(1) 課題調査・進捗報告 第3回:機械特性評価(2) 課題調査・進捗報告 第4回:機械特性評価(3) 発表・討論 第5回:電磁気特性評価(1) 課題調査・進捗報告 第6回:電磁気特性評価(2) 発表・討論 第7回:微小電子デバイスの評価(1) 電子デバイスの損傷と信頼性評価 第8回:微小電子デバイスの評価(2) 電子デバイスの損傷と信頼性評価 第9回:微小電子デバイスの評価(3) 高精度信頼性評価法の基盤技術 第10回:微小電子デバイスの評価(4) 集積回路配線の高精度信頼性評価法 第11回:生体の力学的評価(1) バイオメカニクス(生体力学)の基礎 第12回:生体の力学的評価(2) バイオメカニクス(生体力学)の基礎 第13回:生体の力学的評価(3) 医療・福祉分野のバイオメカニクス 第14回:生体の力学的評価(4) 医療・福祉分野のバイオメカニクス 第15回:生体の力学的評価(5) 下肢関節の機能評価 ※レポート課題の内容は、授業内で説明します。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
授業における平常点:20点,調査・発表・討論への参加:40点,レポート:40点で評価し,60点以上に対して単位を認定する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
上記の授業予定に記載のように,テキスト等に沿って授業が進められます。テキストの該当箇所をよく読んで予習を行ってから授業に臨みます。授業実施後に復習を行ってください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
・Metallic Micro and Nano Materials, M. Saka (Ed.), Springer ・Electronic Composites, M. Taya, Cambridge University Press ・Biomechanics of the Knee, Paul G.J. Maquet, Springer-Verlag ・Orthopaedic Basic Science, T.A. Einhorn, R.J. O’Keefe, J.A. Buckwalter, American Academy of Orthopaedic Surgeons ・授業内で配布する資料 |
参考文献 /bibliography |
・研究力,有馬朗人監修,東京図書 ・Electromigration & Electronic Device Degradation, Ed. Aris Christou, Wiley-Interscience Publication ・インターユニバーシティ 集積回路A・B,荒井英輔編著,オーム社 ・金属微細配線におけるマイグレーションのメカニズムと対策,新宮原正三監修,サイエンス&テクノロジー ・生体機械工学,日本機械学会編 ・関節・運動器の機能解剖 上巻・下巻,J. Castaing他著,井原秀俊他訳,協同医書出版社 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
材料力学,機械力学,伝熱工学,電子工学の基礎知識を有することが望ましい。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
火曜日16:00-18:00 理工1号館325室に来室してください。 その他、在室していれば随時対応します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
E-mail:sasa-cls[at]hirosaki-u.ac.jp [at]を@に置き換えてください。 URL http://www.mech.hirosaki-u.ac.jp/~sasagawa/labhp/index.html |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
C18:材料力学、生産工学、設計工学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
D30:応用物理工学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
I90:人間医工学およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義及び輪講形式で授業を進め,受講者による調査・発表・討論・レポート提出を適宜実施する。 |
科目ナンバー /The subject number |
|
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |