科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
消火の科学・技術特論/Advanced lecture on science and technology of fire extinguishments |
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時間割コード /Course Code |
S222002008 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
理工学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 3 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3 |
主担当教員 /Main Instructor |
鳥飼 宏之/TORIKAI HIROYUKI |
科目区分 /Course Group |
大学院(博士後期課程) 安全システム工学専攻 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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鳥飼 宏之/TORIKAI HIROYUKI | 理工学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
DP1・DP2・DP3 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
到達目標は以下です. ○ 消火の科学・技術の基礎をなす流体力学,熱力学,物質・熱輸送論,反応動力学そして燃焼学について理解すること(DP1) ○ 消火の対象となる火災現象について科学的な視点から理解すること(DP1) ○ 現在の使用されている消火技術を把握し,その問題点を理解しすること(DP2) ○ 現在の火災現象に対応した新しい消火技術の開発に向けた思考法を修得すること(DP2) ○ 宇宙ステーションや手術室などの特殊な環境に使用可能な新しい消火技術の開発に向けた思考法を習得すること(DP3) |
授業の概要 /Summary of the class |
燃焼科学は簡便にエネルギーを生成でき,推進機関や発電など社会的に広く利用されています.他方,その燃焼現象の負の側面として,制御されず,社会的に甚大な被害を及ぼす火災現象が存在します.本講義では,その人間の制御を失った燃焼現象を,どのようにして制御し,燃えている火災領域に局所的な消炎を形成し,そしてそこから全体への消炎へと空間的に拡げ,最終的に消火を達成するかという消火の科学・技術の基礎から応用までについて講義します.また,火災の歴史と現在の防災・消火技術についても説明を行います. |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
以下のような計画に沿って講義を行います. 第1回:これまでに日本で生じた火災現象について(1) 第2回:これまでに世界で生じた火災現象について(2) 第3回:物理化学的な視点からの火災現象の理解(1),着火現象について 第4回:物理化学的な視点からの火災現象の理解(2),火炎伝播現象について 第5回:物理化学的な視点からの火災現象の理解(3),燃え拡がり現象について 第6回:物理化学的な視点からの火災現象の理解(4),消炎現象について 第7回:現在使用されている防災・消火技術について 第8回:可燃物の火災危険性評価法について 第9回:気体消火剤の物理化学について 第10回:液体消火剤の物理化学について 第11回:粉末消火剤の物理化学について 第12回:新しい消火の科学・技術について(1),消火剤について 第13回:新しい消火の科学・技術について(2),消火剤の供給技術について 第14回:新しい消火の科学・技術について(3),消火剤の供給戦略について 第15回:新しい消火の科学・技術について(4),消火剤の環境への影響について 注:授業の進行状況等により,シラバスと実際の内容と異なる場合には,その都度説明します. |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
以下に示す3回のレポートを課します. ① 火災現象に歴史ついて (30%), ② 現在の消火の物理化学的視点について (30%), ③ 新しい消火に関する科学と技術について(40%) 各レポートを評価し,上記の割合に従って総合的な評価を決定します. |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
この講義は,熱流体工学の基礎的な知識に基づいて行われます. [予習] 授業で提示したスライドに記載された内容を参考として,当該箇所を授業実施までに予習してください. [復習] 授業実施後に進んだ範囲について復習を行ってください. 注:予習,復習は,最低でも各1時間程度行う必要があります. |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書は特にありません. |
参考文献 /bibliography |
参考文献としては,燃焼学,火災科学に関する書籍が参考となります. 燃焼学については,”平野敏右,『燃焼学-燃焼現象とその制御-』(海文堂)”,”田坂英紀,『現象から学ぶ燃焼工学』(森北出版)”などがあげられます. 火災科学については”日本火災学会編,『火災と建築』(共立出版)”や”日本火災学会監修,『火災と消火の理論と応用』(東京法令)”などがあります. |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
この講義には,流体力学,熱力学そして熱物質輸送の基礎知識を必要とします. |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
場所:320,日時:金曜日,17:30~18:30 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
連絡先:torikai@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
C25:社会システム工学、安全工学、防災工学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
C19:流体工学、熱工学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
Z95:学際・新領域 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義は提示するスライドに従って進めます.授業内容の理解について確認を行うために,実際に問題を解いてもらうこともありあます.そのため,必ず関数電卓を手元に用意しておいてください. |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |