科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
医の原則/Medical Ethics |
---|---|
時間割コード /Course Code |
4231000001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部医学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 4 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
1 |
主担当教員 /Main Instructor |
漆舘 聡志/URUSHIDATE SATOSHI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
花田 裕之/HANADA HIROYUKI | 医学研究科/ |
漆舘 聡志/URUSHIDATE SATOSHI | 医学研究科/ |
大德 和之/DAITOKU KAZUYUKI | 医学研究科/ |
松坂 方士/MATSUZAKA MASASHI | 医学研究科/ |
黒瀬 顕 | 医学研究科/ |
佐藤 温/SATO ATSUSHI | 医学研究科/ |
長友 克広/NAGATOMO KATSUHIRO | 医学研究科/ |
村上 学/MURAKAMI MANABU | 医学研究科/ |
高橋 識志/TAKAHASHI SHIRUSHI | 医学研究科/ |
齋藤 紀先 | 医学研究科/ |
藤井 穂高/FUJII HODAKA | 医学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル1 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○人の命に深く関わり健康を守るという医師の職責を十分に理解する。 ○患者中心の医療を理解する。 ○人の命と健康を守る医師としての職責を理解する。 ○医学研究,動物実験に関する研究倫理を習得する。 |
授業の概要 /Summary of the class |
「医の原則」は,医学入門の授業である。 医学の修得を主体的にまた能動的に進めるために,オムニバス形式の授業である。 一般的な倫理教育,医の倫理だけでなく,研究倫理も習得する。 モデル・コア・カリキュラム A-1 プロフェッショナリズム A-1-1) 医の倫理と生命倫理 A-1-2) 患者中心の視点 A-1-3) 医師としての責務と裁量 A-6-2) 医療上の自己等への対処と予防 A-7-1)地域医療への貢献 B-3-1) 倫理規範と実践倫理 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 4月17日:「医の原則」総論 —医師になるということ—(形成外科学講座 漆舘 聡志) あなた方は今まさに医師への第一歩を踏み出しはじめた。医師になるためには医学的知識のみならず、医師としての人間性も求められる。医師になるということはどういうことなのか、これから医学部医学科で何を学び、どのように学んでいけばよいのか、医師になるために必要な医の原則についての概略を解説する。 第2回 4月24日:医療者としての感染症との向き合い方(臨床検査医学講座 齋藤 紀先) 医療者として初めに知っておきたい最低限の知識や、感染対策の基本を講義する。 第3回 5月1日:医学研究における倫理(統合機能生理学講座 長友 克広) 医学研究においては、1) 培養細胞や培養組織を用いる研究、2) 実験動物あるいは実験動物から取り出した組織や細胞などを用いる研究、3) ヒトの細胞や組織、さらにヒトそのものを対象とした研究が行われ、いずれも医学の進歩に重要な貢献を果たしてきた。講義では各々の研究手法の意義や特徴について、さらにこれらの研究を組み合わせて医学を前進させていこうとする際に研究者が直面する倫理的問題を解説する。 第4回 5月8日 救急・災害医療における「医の原則」(救急災害医学講座 花田 裕之) 救急医療、災害医療の現場における「医の原則」について解説する。 第5回 5月15日 コンフリクトマネジメント(医療安全学講座 大徳 和之) 患者や家族がなぜ怒るのか、医療者はどのように受け止め、解決すればよいのかについて解説する。 第6回 5月22日 薬の話(病態薬理学講座 村上 学) 医食同源とは?薬の概念と歴史について学ぶ。 高木兼寛と脚気に対する食事療法、ビタミンの概念など、明治期の医学とその後の発展について習得する。 薬の効果判定法について、基礎的なことを習得する。 第7回 5月29日 ゲノム編集とその倫理的問題点( ゲノム生化学講座 藤井 穂高) 近年,ゲノム編集技術等,倫理的な問題が生じる可能性のある技術が開発されてきている。こうした先端科学技術・先端医療に関連する倫理的な諸問題について考える。(メディア授業) 第8回 6月5日 津軽の文化と風土;もっと有意義な医学生生活を送るために(病理診断学講座 黒瀬 顕) 地域医療・地域保健の学習と実践には風土や患者の文化的背景を理解し尊重することが大切である。本講義では自然や文学を題材として青森県の歴史、風土、民俗文化を理解する。 第9回 6月12日 がん医療現場における倫理的側面(腫瘍内科学講座 佐藤 温) がん医療現場における倫理的側面について解説する。 第10回 6月19日 医師の権利と義務(法医学講座 高橋 識志) 医師には専門職としての幅広い裁量権が認められている一方、さまざまな義務も課せられている。歴史的・法律的な背景とともに概説する。 第11回 6月26日 学の教育と発展を支えるもの(生体構造医科学講座 下田 浩) 医師を志す者にとって必要不可欠な解剖学はすべての医学の基盤を形成するものであり、解剖学教育の中心を成しているのが人体解剖学実習である。この人体解剖学実習は崇高な志をもたれた先達の方々によって培われた篤志献体制度に支えられている。本講義では献体について理解し、医師にとっての師について考察する。 第12回 7月3日 情報システムと情報管理(医学医療情報学講座 松坂 方士) デジタル化された情報がネットワークを介して伝達される時代において、秘匿情報の管理には大きな困難が伴うようになった。それは技術的な意味に加え、情報を扱う個人の規範意識が問われることを意味する。本講は、①病院情報システムとインターネット、②情報漏洩事案と予防措置、③守秘義務と個人情報保護法、④情報管理の課題より構成され、情報管理に伴う、技術的・倫理的事項について概説する。 第13回 7月10日 ワークショップ1(形成外科学講座 漆舘 聡志) 医の原則で学んだ内容について小グループでプロダクツを作成する(予定) 第14回 7月18日 ワークショップ1(形成外科学講座 漆舘 聡志) ワークショップ1で作成したプロダクツの発表とディスカッションを行う(予定) 第15回 7月24日 総合演習(形成外科学講座 漆舘 聡志) 講義のまとめとしての総合演習を行う(予定) 第16回 7月31日 予備日 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
・ワークショップ内容(30%), 試験結果(70%)により評価する。総合点数(100点満点)で60点以上を合格とする。 ・学則に従い,出席が8回以下の場合は不合格となる。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
オムニバス形式であるため,一定の形式を取らない。各講義において指示する。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
オムニバス形式であるため,必要に応じ,講義で紹介する。 |
参考文献 /bibliography |
オムニバス形式であるため,必要に応じ,講義で紹介する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
ノートの整理,復習,質問等により,授業の内容の把握を出来るだけ早いうちに計ること。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オフィスアワーは特に設けないが、質問や相談等がある場合には以下のメールに連絡すること。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
担当教員:形成外科学講座 漆舘聡志 メールアドレス:urushi@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
I56:生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
I52:内科学一般およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
I58:社会医学、看護学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
「医の原則」は,医学入門の授業である。 医学の修得を主体的にまた能動的に進めるために,オムニバス形式の授業である。 一般的な倫理教育,医の倫理だけでなく,研究倫理も習得する。 1.主としてパワーポイントを使用した授業を行う。 2.授業の理解度を学生,教員の双方で把握するため,各講義で「課題」を課すことがある。授業で扱えなかった発展的内容を,適宜レポート課題とすることがある。課題の提出期限は各教官と適宜決定する。 3. 学生による能動学習の機会となっている。テーマごとに発表を行うことがある。 4. 理解度を判定するため,試験を行う場合がある。 5.メディア授業を行う場合がある。 |
科目ナンバー /The subject number |
M1-1-0101-I58 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
・講義内容には病院等での医師としての実務経験に関する内容が含まれる。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |