科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
救急・災害医学/Emergency and Disaster Medicine |
---|---|
時間割コード /Course Code |
4231000070 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部医学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
水/Wed 3 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
4 |
主担当教員 /Main Instructor |
花田 裕之/HANADA HIROYUKI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
長谷川 聖子 | 医学部/ |
花田 裕之/HANADA HIROYUKI | 医学研究科/ |
伊藤 勝博/ITO KATSUHIRO | 医学研究科/ |
奈良岡 征都 | 医学研究科/ |
横田 貴志/YOKOTA TAKASHI | 医学研究科/ |
野村 理/NOMURA OSAMU | 医学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
• 日本における救急医学の歴史と救急医療体制(メディカルコントロール、 ドクターヘリを含む病院前救護など)についての知識を習得する。 • 心肺停止、外傷、ショック、 敗血症、中枢神経障害、環境障害、 中毒などの救急医学特有の病態に関する診断法と初期対応についての知識を習得する。 • 救急医学の専門領域(外傷外科学、小児救急医学、高齢者救急医学、集中治療)についての基本的知識を習得する。 • 災害医療の基本的知識を習得する。 • 本学の特色の1つでもある被ばく傷病者に対応するための緊急被ばく医療についての実践的知識を習得する。 |
授業の概要 /Summary of the class |
クリニカル・クラークシップIおよびIIでの診療チームの一員として救急診療に参加するために必須となる基礎的知識の習得を主眼とする。また、災害医療や緊急被ばく医療といった将来の専門領域に限らず医療従事者として必要となる知識の獲得も目的とする。また、救急医療は社会と病院内診療とをつなぐ役割も担っている。本授業を通じて、with/postコロナ時代の地域社会に医療者が果たす役割について救急医学という視座から考察する。 E-5-3)-(1) 中毒・(2)環境要因等による疾患・(3)熱傷 E-6-4) 放射線災害医療 F-1-5)ショック・6) 心停止・37) 外傷・熱傷 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 4月5日(水)(題目:救急医学総論) 具体的到達目標:救急医療の歴史と救急医学が扱う疾患を理解する。 救急・災害医学講座 花田 裕之 第2回 4月12日(水)(題目:心肺蘇生法とそのエビデンス) 具体的到達目標:2020年ガイドラインに準じた一次救命処置および二次救命処置を学ぶ。 救急・災害医学講座 花田 裕之 第3回 4月19日(水)(題目:中毒) 具体的到達目標:薬剤、化学物質、自然毒などの急性中毒に対する「全身管理」「吸収阻害」「排泄促進」「解毒・拮抗剤」の原則を理解し、代表的な中毒の対応を理解する。 救急・災害医学講座 花田 裕之 第4回 4月26日(水)(題目:ショック、敗血症、多臓器不全) 具体的到達目標:ショックの分類とその治療法を理解する。敗血症、多臓器不全の病態と診断基準を学ぶ。 救急・災害医学講座 花田 裕之 第5回 5月10日(水)(題目:内科救急) 具体的到達目標:高齢化により、救急搬送の8割を占める内科的救急疾患の代表的疾患とその対応について学ぶ。 救急・災害医学講座 横田 貴志 第6回 5月17日(水)(題目:外傷初期診療) 具体的到達目標:外傷の分類、重症度評価を理解する。主な外傷として、胸部外傷の成因、病態、症状、診断、治療を理解し、初期対応を学ぶ。 救急・災害医学講座 長谷川 聖子 第7回 5月24日(水)(題目:外傷外科) 具体的到達目標:外傷外科の特殊性と一般外科との違いを学び、Damage Control Surgeryの概念を学ぶ。 青森県立中央病院 石澤 義也 第8回 5月31日(水)(題目:高齢者救急(ER型診療)) 具体的到達目標:高齢者救急の基本的知識を理解し、実診療について学ぶ。また、ER型救急診療において患者の重症度や緊急度を理解して、治療の優先順位について学ぶ。 健生病院 太田 正文 第9回 6月7日(水)(題目:プレホスピタルケアとメディカルコントロール) 具体的到達目標:病院前救護の基礎的知識を理解し、メディカルコントロールの概念やドクターヘリの役割について学ぶ。 青森県立中央病院 齋藤 兄治 第10回 6月14日(水)(題目:中枢神経) 具体的到達目標:意識レベルの評価を学ぶ。救急で扱う中枢神経疾患の成因、病態、症状、診断、治療を理解する。 救急・災害医学講座 奈良岡 征都 第11回 6月21日(水)(題目:小児救急医学) 具体的到達目標:小児特有の生理学的・解剖学的特徴に基づいて、小児重症患者の初期対応について学ぶ。 医学教育学講座 野村 理 第12回 6月28日(水)(題目:環境による障害) 具体的到達目標:熱中症や低体温症といった環境要因による代表的疾患の病態、治療を理解する。 救急・災害医学講座 横田 貴志 第13回 7月5日(水)(題目:災害医療) 具体的到達目標:災害医療の基本的知識を理解し、災害が生じた際の対応を学ぶ。 救急・災害医学講座 伊藤 勝博 第14回 7月12日(水)(題目:緊急被ばく医療) 具体的到達目標:緊急被ばく医療の基本的知識を理解し、東日本大震災で行われた対応を学ぶ。 救急・災害医学講座 伊藤 勝博 第15回 7月19日(水)(題目:救急領域における集中治療) 具体的到達目標:重症熱傷、心停止後症候群、重症感染症など、救急医が主に取り扱う集中治療について学ぶ。 救急・災害医学講座 中山 弘文 第16回 7月26日(水)(題目:期末試験) 第1回 4月6日(水)(題目:救急・災害総論) 救急医療の歴史と救急医学が扱う疾患を理解する。 救急・災害医学講座 花田裕之 第2回 4月13日(水)(題目:心肺蘇生法とそのエビデンス) 2020年ガイドラインに準じた一次救命処置および二次救命処置を学ぶ。 入江仁 第3回 4月20日(水)(題目:外傷初期診療) 外傷の分類,重症度評価を理解する。主な外傷として,胸部外傷の成因,病態,症状,診断,治療を理解する。 救急・災害医学講座 伊藤勝博 第4回 4月27日(水)(題目:腹部外傷) 腹部外傷の成因,病態,症状,診断,治療を理解する。 Damage Control Surgeryの歴史と概念を学ぶ。 石澤義也 第5回 5月11日(水)(題目:高齢者救急(ER型診療)) 高齢者救急の基本的知識を理解し,実診療について学ぶ。 また,ER型救急診療において患者の重症度や緊急度を理解して,治療の優先順位について学ぶ。 健生病院 太田正文 第6回 5月18日(水)(題目:ショック,敗血症,多臓器不全) ショックの分類とその治療法を理解する。敗血症,多臓器不全の病態と診断基準を学ぶ。 救急・災害医学講座 花田裕之 第7回 5月25日(水)(題目:プレホスピタルケアとメディカルコントロール) メディカルコントロールの概念を理解し、病院前救護の基礎的知識およびドクターヘリの役割について学ぶ。 青森県立中央病院 齋藤兄治 第8回 6月1日(水)(題目:小児救急医学) 小児特有の生理学的・解剖学的特徴に基づいて,小児重症患者の初期対応について学ぶ。 救急・災害医学講座 野村理 第9回 6月8日(水)(題目:中毒) 中毒患者が呈するトキシドロームに基づき病歴および身体所見から起因物質を推定し、急性中毒に対する全身管理,吸収阻害,排泄促進,解毒・拮抗剤の原則をもとに薬剤,化学物質,自然毒などによる代表的な中毒の対応を学ぶ。 救急・災害医学講座 花田裕之 第10回 6月15日(水)(題目:災害医療) 災害医療の基本的知識を理解し,災害が生じた際の対応を学ぶ。 救急・災害医学講座 伊藤勝博 第11回 6月22日(水)(題目:緊急被ばく医療) 緊急被ばく医療の基本的知識を理解し,東日本大震災で行われた対応を学ぶ。 救急・災害医学講座 伊藤勝博 第12回 6月29日(水)(題目:新型コロナウイルス感染症) 新型コロナウイルスパンデミックへの医療体制整備, 新型コロナウイルスの診断・重症度分類・重症度に応じた治療を理解する。 青柳有沙 第13回 7月6日(水)(題目:環境による障害) 熱中症や低体温症といった環境要因による代表的疾患の病態,治療を理解する。 高度救命救急センター 長谷川聖子 第14回 7月13日(水)(題目:期末試験) |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
感染対策に配慮して学期末試験(多肢選択式問題を基本とする)を実施し100点満点中60点を合格とする。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
授業資料はHOLS上に事前にアップロードするため、各自事前に準備および予習して授業にのぞむこと(授業で資料は配布しない)。 復習についても配布資料を基本に、教科書や参考文献を用いて行うこと。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
標準救急医学 医学書院 救急診療指針 へるす出版 外傷初期診療ガイドライン へるす出版 JRC蘇生ガイドライン2020 医学書院 PALSプロバイダーマニュアル AHAガイドライン2020準拠 シナジー |
参考文献 /bibliography |
臨床中毒学 医学書院 AMLS日本語版 へるす出版 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
質問は主として対面授業の際に口頭で受付ける。それ以外で質問がある場合にはEメールでアポイントメントをとること。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
担当代表教員:花田 裕之 教育担当教員:奈良岡 征都 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
nessun@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
I55:恒常性維持器官の外科学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
H48:生体の構造と機能およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
H49:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
対面授業を基本とし、感染状況に応じてHOLSによるメディア授業に切り替える。 対面授業、メディア授業ともに授業資料はHOLS上に事前にアップロードするため、各自事前に準備して授業にのぞむこと(授業で資料は配布しない)。 |
科目ナンバー /The subject number |
M1-3-0154-I55 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |