科目一覧へ戻る | 2024/01/19 現在 |
開講科目名 /Course |
薬理学 |
---|---|
時間割コード /Course Code |
5232000116 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部保健学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 4 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
柿崎 育子/KAKIZAKI IKUKO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門基礎科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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柿崎 育子/KAKIZAKI IKUKO | 医学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○代表的な疾患について,治療に用いられる医薬品を列挙できる(見通す力,解決していく力,学び続ける力) ○代表的な治療薬について,効果を発揮する仕組みを説明し,その副作用を列挙できる(見通す力,解決していく力,学び続ける力) ○代表的な医薬品副作用について,その兆候を理解し,対策を立てることができる(見通す力,解決していく力,学び続ける力) |
授業の概要 /Summary of the class |
○現代の医療はチーム医療である。特に,看護師は患者と一番向き合う職種である。また,看護師は患者と医師の橋渡しの役割を要求されることも少なくない。間違った薬の知識,科学的根拠に基づかない憶測の薬の知識で患者に接することは決して許されない。本講義を通じて,医薬品の有効性や危険性を認識し,最善の薬物治療を担うチーム医療の一員に求められる最低限の薬の知識を修得する。 ○現代医療においては,疾病治療のために多くの医薬品が,様々な投与方法によって患者に投与されている。しかし,「薬は逆さに読むとリスク」と例えられるように,全ての医薬品は効果以外に副作用というリスクをもつ。従って,薬物治療を効果的かつ安全に行っていくに は,治療に参画する医療スタッフ全員が薬に対する正しい知識をもつことが必要となる。本講義の目標は,適正な薬物治療に参画できるようになるための素地を身につけることである。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
1(10/5).薬理学入門:薬理学とは?,薬物の作用点,用量反応曲線 2(10/12).薬物動態学:吸収・分布・代謝・排泄,薬理遺伝学 3(10/19).抗感染症薬:抗菌薬,抗ウイルス薬,抗生物質 4(10/26).抗悪性腫瘍薬:細胞毒性抗がん薬,ホルモン剤,分子標的薬 5(11/2).免疫治療薬・抗アレルギー薬・抗炎症薬 6(11/9).自律神経系作用薬1:アドレナリン作動性神経薬 7(11/16).自律神経系作用薬2:コリン作動性神経薬,局所麻酔薬 8(11/30).中枢神経系作用薬1:全身麻酔薬,抗てんかん薬,麻薬性鎮痛薬 9(12/7).中枢神経系作用薬2:抗精神病薬,抗うつ薬, Parkinson病治療薬 10(12/14).心臓・血管系作用薬1:抗高血圧薬,利尿薬 11(12/21).心臓・血管系作用薬2:狭心症治療薬,心不全治療薬 12(1/11).心臓・血管系作用薬3:抗不整脈薬,血液・造血器作用薬 13(1/18).呼吸器・消化器系作用薬 14(1/25).代謝性疾患治療薬・漢方薬 15(2/1).わが国で生じた薬害 16(2/8).期末試験 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
試験は全講義終了後に筆記試験を実施し,60点を以って合格とする。 試験は代表的な疾患の治療に用いられる医薬品や,代表的な治療薬について,効果を発揮する仕組みやその副作用についての理解度や,代表的な医薬品副作用についてその兆候を理解し対策を立てるための知識を中心に評価する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
毎回授業のはじめに,講義内容についての「小テスト」を配布し,10分程度の時間で各自に解答していただく。これは,授業の予習を促すことの他,講義開始時点における知識量を客観的に測ることを目的としている。授業中にこの小テストの課題について解決されるが,授業終了後に各自持ち帰り,各種資料を参考に理解を深めていただく。これは早期の復習により記憶に定着させることを目的としている。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
吉岡 充弘,『系統看護学講座 専門基礎分野 疾病のなりたちと回復の促進[3] 薬理学』,2022(第15版第1刷),医学書院 |
参考文献 /bibliography |
特になし |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
1年次後期に,それもたった15回の授業で薬理学を修得することは,困難である。薬理学を単なる薬の暗記としてではなく,その本質を理解し,本当の意味で修得するには,解剖学,生化学,微生物学,そして生理学等の知識の修得は欠かせない。患者の治療に参画する医療チームの一員となるために,これらの科目を関連させて理解していく姿勢を身につけて欲しい。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
事前にメールで予約してください。メールには学生であることを明記してください。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
連絡先:医学研究科 附属高度先進医学研究センター 糖鎖工学講座 kaki[A]hirosaki-u.ac.jp *[A]を@に置き換えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
H47:薬学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
H48:生体の構造と機能およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
I58:社会医学、看護学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
パワーポイントによる講義 講義内容のパワーポイントのハンドアウトを配布する。 ※メディア授業対応となる場合、事前に連絡をします。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
臨床の現場で用いられる医薬品は極めて広範囲にわたり,医薬品情報は日々更新される。従って,その全てについて効果・副作用を網羅的に講義することは不可能である。チーム医療の一員として患者の治療に参画するためには,医薬品に関心を持ち、その特徴について生涯,自ら調べ・学んでいく姿勢と勉強法を身につけることが求められる。 講義内容には、薬局等での薬剤師としての調剤、薬の併用や副作用に関する説明、検査薬に関する説明など実務経験に関する内容を含むこともある。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |