科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
心理学的支援法Ⅰ |
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時間割コード /Course Code |
6231000018 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部心理支援科学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
水/Wed 1 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
大里 絢子/OOSATO AYAKO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門応用科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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大里 絢子/OOSATO AYAKO | 保健学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
・心理支援職者において重要な職業倫理について理解を深め,記述,説明できるようになる。 (解決していく力,学び続ける力) ・認知行動療法の歴忠,意義,適応及び限界について記述,説明できるようになる。(見通す力,解決していく力) ・心の健康教育では,健康増進と予防的支援へという観点から心理教育の意義について記述,説明できるようになる(見通す力,解決していく力)。 ・地域社会で専門性を活かした支援やその意義についての理解を深め,記述,説明できるようになる。 (見通す力,解決していく力) |
授業の概要 /Summary of the class |
本講義では,要支援者に対する認知行動療法に基づいた心理的な支援,心の健康教育と啓発について学習する。また,心理支援職者に必要な職業倫理について学び,地域支援の在り方について学習する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:オリエンテーション 心理的な支援に関する基本的な理解を図ると共に,授業全体の内容を概観し,受講生の課題意識を高める。また,授業の進め方についての共通理解を図る。 モジュール1:倫理 第2回:倫理1(職業倫理とは) 職業倫理の目的,意義,内容について概説する。 第3回:倫理2(職業倫理の7原則) メンタルヘルス領域の職業倫理7原則について概説する。 第4回:倫理3(事例検討) 事例を通して,職業倫理的判断についてディスカッションを行う。 モジュール2:認知行動療法 第5回:認知行動療法1(歴史) 認知行動療法の多様性とその変遷について概説し,第1世代,第2世代の認知行動療法の各特徴を整理する。 第6回:認知行動療法2(第3世代の認知行動療法) マインドフルネス低減療法,マインドフルネス認知療法,メタ認知療法について概説する。 第7回:認知行動療法3(応用) 認知行動療法の実践例について概説する。 モジュール3:心の健康教育と啓発 第8回:心の健康教育と啓発1(健康心理学概論) 健康心理学の概念やその基礎理論,健康を維持するための生理的なメカニズムについて概説する。 第9回:心の健康教育と啓発2(ストレスとパーソナリティ) ストレス理論と,ストレスが健康や疾病に影響するメカニズム,ストレスへの対処について取り上げ,健康や疾病に影響するパーソナリティを概説する。 第10回:心の健康教育と啓発3(健康心理学の応用) 健康心理学の専門知識に・スキル及び実際として重要な,健康心理アセスメント,健康教育,健康心理カウンセリングについて概説する。 モジュール4:地域支援 第11回:地域支援1(地域における心理援助と支援の基礎) 心理支援職の今日的課題について整理し,主にコンサルテーションやアウトリーチについて概説する。 第12回:地域支援2(学校における心理臨床) 学校臨床における心理支援職の業務をスクールカウンセラーの取組を通じて紹介する。学校組織と関係機関との連携の問題を,教育文化との関わりを通して述べる。 第13回:地域支援3(保育所における心理臨床) 保育所が求める心理支援職のアウトリーチと臨床活動の実際について紹介する。 第14回:まとめ1(地域支援) 地域支援に関して,振り返りとまとめを行う。 第15回:まとめ2(倫理・認知行動療法・心の健康教育と啓発) 認知行動療法と,心の健康教育と啓発について,振り返りとまとめを行う。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
①心理支援に関わる職業倫理の重要性と主な原則について説明できる ②認知行動療法の理論と適応及び限界について説明できる ③心理教育の意義について健康増進と予防的支援へという観点から説明できる ④様々な領域における地域支援の意義や,心理支援職者の役割について説明できる 【評価の構成】 ①講義・演習への参加度(20%) ②モジュールテスト4回(40%) ③モジュールレポート4回(40%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習:図書やこれまで受講してきた講義内容等を通じて,各回で取り上げるテーマについて確認しておく。 復習:各回で扱った内容を参考文献等で理解を深め,不明点は次回までに担当教員に質問を行う。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
野島一彦・繁桝算男監修 大山泰宏 編 『公認心理師の基礎と実践⑮―心理学的支援法』遠見書房 |
参考文献 /bibliography |
・金沢吉展 (2006) 『臨床心理学の倫理をまなぶ』 東京大学出版会 ・熊野宏昭(著)(2012)『新世代の認知行動療法』日本評論社 ・日本健康心理学会 (編集) (2002)『健康心理学概論』実務教育出版 ・舩越知行 (2016)『心理職による地域コンサルテーションとアウトリーチの実践: コミュニティと共に生きる』 金子書房 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
これまで履修してきた専門科目の知識を必要とします。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オリエンテーションで指示をします。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
オリエンテーションで指示をします。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A10:心理学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
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学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
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実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
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授業形態・授業方法 /Class form, class method |
教員による講義に加え,ディスカッション等を適宜行う。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
担当教員は公認心理師の有資格者であり,心理支援の実践経験に基づき,講義を行う。 本講義は基本的に対面授業を予定しているが、コロナウィルス感染症の感染状況等に応じて適宜、メディア授業に移行する可能性がある。その場合におけるメディア授業の媒体はMicrosoft Teamsを用いて行う。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |