科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
精神疾患とその治療(精神医学) |
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時間割コード /Course Code |
6231000034 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部心理支援科学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
金/Fri 3 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
栗林 理人/KURIBAYASHI MICHITO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門応用科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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栗林 理人/KURIBAYASHI MICHITO | 保健学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
・精神医学における精神症状の把握、精神科診断、精神科治療の概要を十分に理解する(CP・DP 1 見通す力) ・個々の精神疾患の特徴を把握し、模擬事例などを通じて医療現場で必要とされる精神医学の知識と共通言語である医学用語を確実に身につける(CP・DP 2 解決していく力、CP・DP 3 学び続ける力) |
授業の概要 /Summary of the class |
本講義では、精神的・心理的・社会的な存在としての人間が、どのような状況において精神的に破綻をきたし、精神症状を顕在化させるに至るかを理解するとともに、精神障害者が生きていくには周囲の適切な援助と理解が必要であることについても理解を深めていく。精神医学については、とくに精神症状学、精神科診断学、精神科治療学、精神医学と社会とのかかわりを中心として、相互の関係を把握しながら、全体的に理解していくことができるように学んでいく。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:精神医学序論 精神医学の概念、精神医学における「正常と異常」や「健康と病的状態」、精神医学および精神科医療の歴史などについて学ぶ。 第2回:精神現象の神経科学的基礎 心身相関、脳と精神現象、精神生理学、神経科学と神経薬理などについて学ぶ。 第3回:精神症状学 精神症状の種類と把握の仕方、個々の精神症状、主要な症候群と状態像などについて学ぶ。 第4回:精神医学的診断学 精神医学における診断の手順について、予診と面接、理化学的検査、心理検査などについて学ぶ。 第5回:症状性を含む器質性精神障害(症状精神病など) 器質性精神障害、身体疾患に伴う精神障害(症状精神病)、てんかんの概念、主要症状、治療などについて学ぶ。 第6回:症状性を含む器質性精神障害(精神作用物質使用による精神障害など) アルコール関連精神障害、精神作用物質使用による精神および行動障害(薬物依存)、医薬品使用に伴う障害などについて学ぶ。 第7回:神経症性障害、ストレス関連障害、身体表現性障害、人格・行動の障害 神経症性障害の分類、発生機序、経過と予後、診断、治療および心身症、行動の障害、人格障害などについて学ぶ。 第8回:心的外傷後ストレス障害(PTSD) 心的外傷後ストレス障害の概念、発生機序、症状、経過と予後、治療などについて学ぶ。 第9回:統合失調症 統合失調症の概念と歴史、症状学、経過と予後、診断と鑑別診断、治療などについて学ぶ。 第10回:気分障害、感情障害、躁うつ病 気分障害の概念と最近の病像、症状学、分類、経過と予後、診断、治療などについて学ぶ。 第11回:児童・青年期の精神医学 児童・青年期の精神発達、この時期の精神発達の特性およびこの時期にみられやすい精神障害について学ぶ。 第12回:女性の精神医学 女性の思春期から更年期にかけて認められやすい産褥期精神障害(産後うつ病など)や更年期障害などについて学ぶ。 第13回:老年期の精神障害 老年期の心性と特有な精神症状や精神障害などについて学ぶ。 第14回:精神医学と社会の関連 精神障害者の社会復帰、精神障害者処遇の法規、司法精神医学などについて学ぶ。 第15回:精神医学的治療学 精神科治療の特色、これまでの発達および身体療法、精神療法、環境療法、コンサルテーション・リエゾンなどについて学ぶ。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
評価方法 ①最終テスト(80%) ②小レポート・リアクションペーパーの内容(20%) 評価基準 ①精神医学における総論的な知識(精神症状の把握、予診など)と各論的な知識(各疾患の概念、症状、診断、治療など)の理解、習得度をみる ②授業への出席と授業に取り組む姿勢や態度をみる |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
復習:主に授業で使用した資料などを用いて行う |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
現代臨床精神医学-改訂第12版-大熊輝雄 著(2013 金原出版) |
参考文献 /bibliography |
授業において、適宜、紹介する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
とくに予備知識は必要としない。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
質問・疑義については、授業終了時に直接質問するか、メールにて行う形とする。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
栗林理人・メールアドレス:michito1@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A10:心理学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
パワーポイント等を使用した講義 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
精神科医としての実務経験を踏まえて、講義を行う。 また、本講義は基本的に対面授業を予定しているが、コロナウィルス感染症の感染状況等に応じて適宜、メディア授業に移行する可能性がある。その場合におけるメディア授業の媒体はMicrosoft Teamsを用いて行う。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |