科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
保健医療心理的アセスメント |
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時間割コード /Course Code |
6232000006 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部心理支援科学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 3 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
三上 珠希/MIKAMI TAMAKI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門応用科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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三上 珠希/MIKAMI TAMAKI | 保健学研究科/ |
大里 絢子/OOSATO AYAKO | 保健学研究科/ |
櫛引 夏歩/KUSHIBIKI NATSUHO | 保健学研究科/ |
朴 白順 | 保健学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
1.保健医療分野で使用頻度の高いアセスメント法の基本的な実施方法を理解する(見通す力) 2.対象者に応じた適切なアセスメント法を選択できるようになる(見通す力・解決していく力) 3.支援に結びつくフィードバックが行えるようになる。(解決していく力) |
授業の概要 /Summary of the class |
保健医療分野において求められる心理アセスメントと医学的診断の関係性という観点からその目的を理解する。「心理アセスメント」の実習で身に着けた基本的な態度、記録及び報告、倫理的な配慮を基礎として、保健医療分野において求められるアセスメント方法についてさらに理解を深める。近年、わが国で標準化されたアセスメント方法を扱い、基本的な検査手続き、報告書の作成、フィードバックについて学習する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:オリエンテーション: 保健医療分野における心理アセスメント (担当:三上珠希) 保健医療分野において求められる心理アセスメントと医学的診断の関係性について概説するとともに、授業の進め方について説明を行う。 第2回:適応行動のアセスメント:Vineland-Ⅱ適応行動尺度の理論と実施方法 (担当:三上珠希) 国際的に広く使用され、近年わが国で標準化された適応行動のアセスメント、Vineland-Ⅱ適応行動尺度の理論と実施方法について概説する。 第3回:適応行動のアセスメント:Vineland-Ⅱ適応行動尺度の実施 (担当:三上珠希) Vineland-Ⅱ適応行動尺度について模擬面接を行う。 第4回:適応行動のアセスメント:Vineland-Ⅱ適応行動尺度のフィードバック (担当:大里絢子) Vineland-Ⅱ適応行動尺度の結果集計及びフィードバックについて実習を行う。 第5回:神経発達症のスクリーニング:質問紙法 (担当:櫛引夏歩) 我が国で標準化された神経発達症のスクリーニング法について実習を交えながら解説を行う。 第6回:神経発達症のスクリーニング:PARS-TR (担当:櫛引夏歩) 医療現場で使用頻度の高い面接式のスクリーニング法について実習を交えながら解説を行う。 第7回:神経発達症のスクリーニング:ADI-R (担当:櫛引夏歩) 医療現場で使用頻度の高い面接式のスクリーニング法について実習を交えながら解説を行う。 第8回:神経発達症のアセスメント:神経発達症の症状評価の理論と実施方法 (担当:三上珠希) 医療現場でよく使用されている自閉スペクトラム障害の行動観察法(ADOS)の理論と実施方法について概説を行う。 第9回:神経発達症のアセスメント:実際のケースの評定 (担当:大里絢子) ADOSについて実際のケースを見ながら評定を行う。 第10回:神経発達症のアセスメント:解説 (担当:大里絢子) 実際行なったADOSの評定についての解説を行う。 第11回:神経発達症のスクリーニング:質問紙法 (担当:櫛引夏歩) 標準化された自閉スペクトラム症の質問紙方によるアセスメントについて概説する。 第12回:認知症・高次脳機能障害のスクリーニング・症状評価 (担当:朴白順) 認知症および高次脳機能障害のスクリーニングについて概説を行う。 第13回:記憶能力のアセスメント:実習 (担当:朴白順) 記憶能力の評価について実習を交えながら解説を行う。 第14回:記憶能力のアセスメント:解説 (担当:朴白順) 記憶能力の評価について実習を交えながら解説を行う 第15回:精神症状の評価 (担当:朴白順) 医療現場で使用頻度の高い精神症状をアセスメントするための評価尺度や構造化面接について概説する。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
【評価の基準】 ① 保健医療分野で使用頻度の高いアセスメント法の基本的な実施が可能になる。 ② 対象者に応じた適切なアセスメント法を選択できる。 ③ 支援に結びつくフィードバックシートが作成できる。 【評価の構成】 ①レポート(70%) ②実習への取り組み状況(討論,発表,各回のミニレポートなど)(30%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
講義の配布資料や紹介した資料について予習・復習すること。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書は指定しない。適宜、参考図書や資料を紹介する。 |
参考文献 /bibliography |
辻井正次他(2014)発達障害児者支援とアセスメントのガイドライン 金子書房 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
第1回のオリエンテーション時に指示する。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
初回オリエンテーション時に指示する。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A10:心理学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
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学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
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実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
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授業形態・授業方法 /Class form, class method |
パワーポイントを用いた講義を中心とするが、実習形式で検査の実施法について体験する回もある。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
担当教員は,心理学や精神医学に関する研究業績,あるいは心理支援に携わった経験を有しており,それらに基づき授業は行われる。本講義は基本的に対面授業を予定しているが、コロナウィルス感染症の感染状況等に応じて適宜、メディア授業に移行する可能性がある。その場合におけるメディア授業の媒体はMicrosoft Teamsを用いて行う。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |