科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
地震学II/Seismology II |
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時間割コード /Course Code |
7231000101 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
理工学部/ |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 1 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
前田 拓人/MAEDA TAKUTO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門応用科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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前田 拓人/MAEDA TAKUTO | 理工学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
◯ これまで学習してきた事柄を踏まえ、地震と地震がもたらす現象についてさらに深く理解すること(見通す力) ◯ 地震現象や地震波を記述し理解するための数理的な技能と考える力を体得すること(解決する力) |
授業の概要 /Summary of the class |
地震がどのように起こり、そこで発生した地震波がどのように伝わり、そしてどのように地面を揺らすのか。その一連の流れを地球物理学として定量的に理解するために、下記の三項目について学びます。 ◯ 地震計測論:地震による地面の揺れを正確に測定する地震計について、もっとも基本的な機械式地震計を題材にその仕組を学び、またデジタル記録の特性や現在の日本・世界に広がる地震観測網について理解を深めます。 ◯ 地震波動論:弾性体力学の応用として、地球内部を伝播する地震波を記述し理解するための物理と数学について学びます。また、そこから導かれる地震波動の特徴についても学習します。 ◯ 震源物理学:地震の主たる要因である断層破壊が弾性論の枠組みでどのように記述されるのかを学び、観測される地震波記録から震源についてどのような情報が得られるのかを理解します。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第01回 ガイダンス・地震計の原理 第02回 地震計測とデジタル記録 第03回 地震観測網 第04回 波動方程式と波動現象の記述 第05回 弾性体力学の復習と必要な数学の準備 第06回 弾性波のポテンシャル分解とP波・S波 第07回 平面波と球面波 第08回 SV波とSH波 第09回 地震波の反射・屈折 第10回 ストレス・グラットと等価体積力 第11回 初動極性と断層破壊 第12回 グリーン関数 第13回 ダブルカップル震源の表現と断層運動を表す諸量 題14回 震源スペクトル 第15回 有限断層の破壊とスケーリング則 第16回 期末試験 なお、授業の進行状況等によりシラバスと実際の内容が異なる場合には、その都度説明します。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価:40%(ほぼ毎週講義時間内に提出してもらう課題を通じ、各講義時点における理解度を評価します) 期末評価:60%(期末試験により総合的な理解度を測ります) 上記を合算して最終的な成績評価を行う予定です。変更がある場合は講義中に説明します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
[予習] 配布資料の文章を読んで、どのような話がされるのかを大まかに把握しておくこと。 [復習] 講義の多くは物理と数学を駆使したものになりますから、講義時のメモをもとに,復習としてもう一度自力で計算と論理を追いかけることが最低限必要です。また、配布資料にある演習問題を解くことが理解の助けになるでしょう。毎週その場で解く課題がでますので,都度復習をしない人は講義についてこられないでしょう。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書は使用しません。配布資料に基づいて講義を行います。 |
参考文献 /bibliography |
・Stein, S. and M. Wysession, "An introduction to seismology, earthquakes, and earth structure"(Blackwell Publishing・2003年・附属図書館にあり) ・Shearer, P., "Introduction to Seismology"(Cambridge University Press・2009年・附属図書館にあり) ・長谷川昭・佐藤春夫・西村太志『地震学』(共立出版・2015年・附属図書館にあり) ・斎藤正徳『地震波動論』(東京大学出版会・2009年・附属図書館にあり) ・纐纈一起『地震動の物理学』(近代科学社・2019年・担当教員が所持) その他の書籍や資料は必要に応じて講義時に紹介します。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
地震学分野で卒業研究を行うためには、本科目の内容を理解していることが必須事項です。この講義は、以下の講義内容を十分に習得していることを前提として行います:理工系の数学A・理工系の数学B・理工系の数学C・固体地球物理学・自然防災学(弾性体力学の部分)・地震学I 。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
講義時間のほか下記のオフィスアワーでも受け付けます。 毎週金曜日 8:40~10:10 理工学部1号館223号室 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
https://tktmyd.github.io |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
B17:地球惑星科学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
配布資料に基づいて講義を行います。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
講義の前提となる数学の一部は,リメディアル教育科目「数学」で学ぶことができます。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |