科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
地盤工学演習 |
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時間割コード /Course Code |
8232000068 |
ターム・学期 /Term・Semester |
2023年度/Academic Year 後期 |
曜日コマ /Day, Period |
水/Wed 2 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
遠藤 明/ENDO AKIRA |
授業形式 /Class Format |
演習科目 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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遠藤 明/ENDO AKIRA | 農学生命科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○2年次前期の「土質力学」において習得した内容の演習問題を解くことで現場での問題を理解すること(CP・DP1) ○2年次後期の「地盤工学」において習得した内容の演習問題を解くことで現場での問題を理解すること(CP・DP2) ○農業土木技術者として必要な地盤工学分野での設計に係る解析技術および態度を体得すること(CP・DP2) 《農業土木コースにおける学習・教育到達目標との関係》 B-2 水・土・構造に関する工学知識 |
授業の概要 /Summary of the class |
本授業科目は、2年次前期の「土質力学」において修得した「土の基本的性質」、「土中の水の流れと毛管現象」、「地中の応力」と、2年次後期の「地盤工学」において習得する「土の圧密」、「土の強さ」、「土圧」、「地盤の力学」に関する知識を活かし、ただ単に教科書の演習問題を解くだけではなく、設定された問題の状況・問題を解くための考え方などを、受講学生が受講学生に対して判りやすく解説できることを目標とする。「土質力学」と「地盤工学」で習得した事項に関して、受講学生自身で演習問題を解き、その内容を学生に対して解説することで、本授業科目内容に対する理解を深める。適宜、演習問題を解くので関数電卓・三角定規およびコンパスを持参のこと。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 土の基本的性質1【土の生成、土質試験と土質調査、土の基本的性質】 第2回 土の基本的性質2【土の状態を表す諸量、粒度、土の締固めの性質】 第3回 土中の水の流れと毛管現象1【Darcy則、飽和透水係数、透水量の計算】 第4回 土中の水の流れと毛管現象2【土壌水の毛管上昇、土の凍上】 第5回 地中の応力1【土のかぶり圧、載荷重による地中応力、Boussinesqの式】 第6回 地中の応力2【載荷重による鉛直方向の増加応力、浸透流による土の破壊】 第7回 土の圧密1【圧密試験、圧密沈下量】 第8回 土の圧密2【圧密沈下時間、圧密降伏応力、正規圧密と過圧密】 第9回 土の強さ1【せん断強さとCoulombの式、せん断試験、Mohrの応力円】 第10回 土の強さ2【砂のせん断強さ、粘土のせん断強さ、鋭敏比】 第11回 土圧1【主働土圧、受働土圧、土圧係数、擁壁に作用する土圧】 第12回 土圧2【壁体の移動・変形、土止め板に加わる土圧】 第13回 地盤の力学1【浅い基礎の支持力、杭基礎の支持力】 第14回 ※ 地盤の力学2【斜面の安定解析その1(分割法を用いた安全率の算出)】 第15回 ※ 地盤の力学3【斜面の安定解析その2(Taylorの図表を用いた安全率の算出)】 ※ 第14~15回の地盤工学演習は1コマ目の地盤工学と並行して講義を実施するので、地盤工学演習を履修してない学生も2コマ目の講義に出席すること。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
毎回提出が必要な演習問題をの解答レポート(40%)+毎回の小テスト(50%)+地盤工学の期末テスト(10%)の結果をもとに評価する。また、講義開始時の10時20分に出欠確認を行う。成績不良者に対して追加レポート等を課すような救済措置は講じない。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
「本時における受講 → 授業時間外での復習」の過程を反復することが本科目を履修する前提となる。したがって、普段から学修を継続する良いクセを付け「復習」を行うことが肝要である。事前に講義資料を配布する。このため、「教員側が提示するスライドの進行が早い」や「学生の関数電卓操作が遅く授業に追いつけない」等の言い訳には応じないので、関数電卓や作図での操作が遅いと感じている受講生は、自らができないことに対する責任を転嫁したり言い訳したりすることなく、普段から電卓操作や作図の練習を繰り返し行うこと。自身で努力し続けてもその成果が表れにくいと感じた場合は遠慮せずに相談して助言を求めること。講義時にプリントの補助教材を必要に応じて配布することがある。配布プリントやダウンロードした補助教材等を活用し講義終了後に毎回復習すると。本授業科目では「15回分の講義ノートが完成」できるように講義を構成している。15回分の講義ノート1冊を作成するつもりで受講することを強く勧める。なお、復習内容は、当該授業日までに学習した内容を指す。当該授業日の最後で、予習箇所を指示するので、次回授業時までに事前学習すること。予習・復習には30時間以上かけることが必要です。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
2年生前期に履修した「土質力学」で使用の、岡二三生 他『土質力学概論』(実教出版, 2016)。Teamsにアップする電子媒体副教材と、講義時に配布することがある紙媒体教材。 |
参考文献 /bibliography |
必要に応じて授業時に紹介する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
関連科目の流れは「土質力学」→「地盤工学・地盤工学演習」→「農地工学I」である。これまで学修した「土壌物理学」や「土質力学」で学んだことを理解し受講すること。本講義で習得した知識は「地域環境工学実験」や「卒業研究」に役立つのみならず、農業土木系や土木系の就職試験でも役に立つ。当たり前のことであるが、講義中の携帯電話の使用・スマートフォン等を用いてスクリーンに投影したスライド・板書・教員研究室の前に貼り出した掲示物の撮影は禁止である。また、常識的なことではあるが、講義中の飲食・他科目の宿題やレポートを行うこと当然厳禁である。これらのルール違反を行った場合は厳正に対処する。本授業科目で取り扱う事項はテキスト1冊分の内容であるため、たった2~3回のテストやレポートだけでは、受講生が理解を深められないため毎回の授業での提出課題を12~13回課しているしている。このため、レポートの提出回数が多ので心して掛かること。予習・復習には60時間以上かけることが必要です。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
金曜日の午前中。当該時間外でも研究室に在室のときは訪問に差し支えないものの、訪問前にメールで質問・相談内容や来室予定時間帯を連絡することが望ましい。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
aendo777[at]hirosaki-u.ac.jp(atはアットマーク) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
C22:土木工学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
スライドと板書により授業を進める。演習問題を解くため、関数電卓・三角定規およびコンパスを持参のこと。 メディア授業に移行した場合はTeamsで実施 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
農業土木コースでの授業時間数:1.5時間×15回=22.5時間 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |