科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
住民生活論A/Approaches to the Lives of Local Residents/Inhabitants A |
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時間割コード /Course Code |
2231000010 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2023年度/Academic Year 前期 |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 3 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
泉 直亮/IZUMI NAOAKI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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泉 直亮/IZUMI NAOAKI | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
1. 人類学・地域研究の見地から社会を構成する多様な枠組みの特質について知り、地域住民の生活という視点からそれぞれの関係を理解すること(CP・DP1 見通す力) 2. 多様な地域の事例を相対化し、人びとの「豊かさ」や「共存」について考察を深めること(CP・DP1 見通す力) 3. 上記「1.」、「2.」について自分で該当する事例を見つけ出し、見解を表明できること(CP・DP3 学び続ける力) |
授業の概要 /Summary of the class |
この授業では、日本やアジア諸国およびアフリカ諸地域などの事例をとおして、人類学・地域研究の見地から社会を展望します。とくに地域住民の生活という視点から以下に示す各テーマを理解します。 第1部では、個人を出発点として、血縁関係と親族・家族関係、民族、国家・国民、そしてグローバル社会へと視野を広げて社会を展望していきます。その過程で、人びとが生活する世界としての社会はさまざまな層で構成されていること、そしてそれぞれの関係性を理解します。 第2部では、第1部で得た知識をもとに人びとの「豊かさ」や社会での「共存(共に生きること)」というテーマを扱います。人類進化や現代に生きる地域社会の視点から平等・不平等、および格差の問題を取り上げて人びとの共存について考えます。また、人間生活と貨幣という視点からも上記のテーマを考察します。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
【第1部 「社会」を展望する:個人からグローバルへ】 第1回 社会的な大人になること(授業冒頭に受講ガイダンス) 第2回 血縁と親族 第3回 家族と民族:われわれ意識をもつ集団 第4回 国民としてまとまる意味と難しさ 第5回 グローバリズムと地域社会① 第6回 グローバリズムと地域社会② 第7回 グローバリズムと地域社会③ 【第2部 共存と豊かさを考える】 第8回 人類の進化と平等性 第9回 不平等社会/階層化社会の発展 第10回 人びとの生活と貨幣① 第11回 人びとの生活と貨幣② 第12回 人びとの生活と貨幣③ 第13回 格差の問題と向き合う① 第14回 格差の問題と向き合う② 第15回 授業全体の総括 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
【評価方法】毎回のコメントシート(講義小レポート)などの提出課題の内容による平常点(60%)、および期末課題(40%)によって評価します。 【採点基準】「授業としての具体的到達目標」の達成状況が基準となります。受動的に知識を得るだけでなく、みずから積極的に考えて疑問を抱いたり見解を述べたりする姿勢を重視します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
この授業では復習を重視します。配布資料やノートを見直して理解を深めてください。講義で紹介した参考資料を読むことも推奨します。予習としては参考文献を読むほか、次に扱う内容について情報収集してください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書は使用しません。毎回、講義資料を配布します。 |
参考文献 /bibliography |
浜本満・浜本まり子共編(1994)『人類学のコモンセンス:文化人類学入門』学術図書出版社. 綾部恒雄・桑山敬己共編(2010)『よくわかる文化人類学(第2版)』ミネルヴァ書房. 松本尚之・佐川徹・石田慎一郎・大石高典・橋本栄莉共編(2019)『アフリカで学ぶ文化人類学』昭和堂. |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
日常のさまざまな「当たり前のこと」について疑問を抱き、社会や住民生活について考える習慣をつけましょう。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
授業前後およびメールにて受け付けます。別途対面での対応を希望する際にもメールで日時を調整します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
izumi.naoaki(at)gmail.com ※(at)は@に置き換えてください。 ※弘前大学でのメールアカウントを取得できたら、そのメールアドレスを記載したいと思います。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A04:地理学,文化人類学,民俗学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A08:社会学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
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実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |