科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
文学と文化/Literature and Culture |
---|---|
時間割コード /Course Code |
2231040001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2023年度/Academic Year 前期 |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 3 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
片岡 美有季/KATAOKA MIYUKI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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片岡 美有季/KATAOKA MIYUKI | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○日本近現代文学を考える上で、文学作品を同時代の社会的・文化的な状況と照らし合わせて理解すること ○日本近現代文学作品を通し、社会的・文化的な意識の変遷を捉え、文化形成やイデオロギー形成のありようを理解すること ○日本近現代文学を読み解く方法を学び、興味関心を深めつつ、自分の観点を相対化すること |
授業の概要 /Summary of the class |
・戦後の日本文学が性のありようをどのように問題視(あるいは隠蔽)してきたのかを文学の表象という観点から捉えることを目指します。 ・文学作品の言語表現だけでなく、作品が発表された同時代の雑誌メディアにおける言説との関係に注目し、通俗的な言説が文学作品のなかに受容され、反復あるいは再生産されていることを批評的に分析する視点を身につけます。 ・文学作品の読解を通じて、性という経験がいかように個人のアイデンティティを形成し、身体形成の実践を行っているかを考察します。 ・2000年代以降の文学作品を読み解くにあたり、インターネットの登場や、ブログの言説との関係に着目しながら、文学作品を捉え返します。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:イントロダクション 第2回:「肉体文学」とカストリ雑誌 第3回:坂口安吾 第4回:武田泰淳『「愛」のかたち』 第5回:大岡昇平『武蔵野夫人』 第6回:チャタレイ事件と姦通罪 第7回:三島由紀夫『沈める滝』 第8回:「健全な身体」とは 第9回:川端康成『眠れる美女』 第10回:吉行淳之介 第11回:山田詠美 第12回:金原ひとみ 第13回:「メンヘラ」とアディクション 第14回:村田沙耶香『星が吸う水』 第15回:全体の振り返りとまとめ 授業の進行状況等により、シラバスと実際の内容と異なる場合には、その都度説明します。 メディア授業実施の場合はTeamsを使用します。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価:50%(毎回リアクションペーパーを提出してもらいます。) レポート:50% 上記を合算して最終的な成績評価を行います。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
[予習]授業で採り上げる文学作品を事前にプリントで配布するので、それを読んで授業に望む必要があります。毎回15~60分くらいかかるかと思われます。 [復習]期末試験は各回で扱った内容から出題するため、レジュメやプリントで授業内容を振り返ることが望ましいです。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
授業にて適宜プリントを配布します。 |
参考文献 /bibliography |
以下の文献は全て弘前大学附属図書館に所蔵されています。なお、参考文献は数が多いので、適宜授業で紹介します。 ジュディス・バトラー著;竹村和子訳『ジェンダー・トラブル:フェミニズムとアイデンティティの攪乱』(青土社、2018年新装版) 小山静子・赤枝香奈子・今田絵里香編『セクシュアリティの戦後史』(京都大学学術出版会、2014年) |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
日本近現代文学史に関する知識(高等学校卒業までに学習する程度)が具わっていた方が早く理解が深まります。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オフィスアワー 火曜日16:00~17:30 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
miyuki(*)hirosaki-u.ac.jp (*)を@に変えてお送りください |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A02:文学,言語学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式。メディア授業となった場合はTeamsを使います。 |
科目ナンバー /The subject number |
H1-2-1303-A02 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |