科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
ユーラシア史/Eurasian History |
---|---|
時間割コード /Course Code |
2232000045 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2023年度/Academic Year 後期 |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 5 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
亀谷 学/KAMEYA MANABU |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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亀谷 学/KAMEYA MANABU | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
ある特定のテーマに沿って西アジア・中央アジアの歴史を理解すること 西アジア・中央アジアの文化を知ることによって自文化をはじめとする他の文化を相対化する視点を養うこと イスラーム世界の中での多様性について理解すること |
授業の概要 /Summary of the class |
十五回の講義の前半では、ムハンマドとクルアーンというイスラームの根本をなすものについて、歴史学的な視点からどのような研究が進展しているかを解説し、ムスリムが伝えるままではないイスラーム形成の諸相を考える。後半では、西アジア・中央アジアに及ぶイスラーム世界における都市について、個々の都市を歴史学的な視点から取り上げて解説してゆくことによって、イスラーム都市の基本的な要素について理解し、また一方で、都市の中に見られる違いからイスラーム世界の中での多様性を考える。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第一回 イントロダクション 第二回 ムハンマドとクルアーンの関係はどういうものか 第三回 クルアーンをどう分析するか 第四回 古代末期テクストとしてのクルアーン 第五回 中世におけるクルアーン解釈学の発展 第六回 ムハンマドの死は何年か?:ムハンマドをめぐる資料状況 第七回 ハディースとイスラーム法はアラビア起源か? 第八回 ムハンマドを引用すること 第九回 メッカ・メディナ・エルサレム:イスラームの巡礼 第十回 クーファとバスラ:軍営都市からの変容 第十一回 ダマスクス:伝統都市と浴場文化の継承 第十二回 カイロ:中世アラブ・イスラームの都市文化とワクフ 第十三回 イスファハーン:イラン・イスラーム文化と商業施設の形成 第十四回 フェス:マグリブの迷宮都市とイスラームにおける契約 第十五回 イスタンブル:ヨーロッパと西アジアの狭間の国際都市 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
成績は授業の各回における課題の提出による評価が50%、期末課題による評価が50%とする。期末課題では授業で解説した内容を踏まえながら、ある一つの都市を取り上げたレポートを予定している。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
[予習]授業で扱われるそれぞれの都市について、図書やウェブサイトなどから情報を収集し、その基本的な知識を押さえておく。 [復習]授業で扱われた題材について、授業内容と関連する情報の調査や参考文献を読むなどして理解を深める。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
プリント、資料を配布する。教科書は特に指定しないが、毎回の授業において適宜参考となる文献を紹介する。 |
参考文献 /bibliography |
三浦徹『イスラームの都市世界』(山川出版社、1997年) 佐藤次高(編)『西アジア史①アラブ』(新版世界各国史8、山川出版社、2002年) 永田雄三(編)『西アジア史②イラン・トルコ』(新版世界各国史9、山川出版社、2002年) 板垣雄三、後藤明編『事典イスラームの都市性』(亜紀書房、1992年) 深見奈緒子『世界のイスラーム建築』(講談社現代新書1779、2005年) ※以上はすべて附属図書館にて閲覧可能。 この他にも授業中に適宜参考文献を挙げる。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
毎回の講義時に提出する回答を次回講義で取り上げることがあるほか、それ以外で直接回答が必要となる場合は、下記メールアドレスに連絡するか、オフィスアワー(月曜 12:00-12:30)に研究室(人文棟223)に訪問してください(できるだけ事前にメールで連絡をもらえると助かります)。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
kameya.m(at)hirosaki-u.ac.jp ※(at)は@に置き換えてください |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
原則として講義形式を取るが、適宜、画像・映像・音声等の資料を用いるほか、毎回コメント課題を行う時間を設ける。 (メディア授業の際には、原則としてTeamsによる同時配信で講義を行います。) |
科目ナンバー /The subject number |
H1-2-2409-A03 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |