科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
日本考古学/Japanese Archaeology |
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時間割コード /Course Code |
2232000056 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2023年度/Academic Year 後期 |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 3 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
上條 信彦/KAMIJO NOBUHIKO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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上條 信彦/KAMIJO NOBUHIKO | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○考古資料の分析・解釈に当たり必要な基礎知識を得ること ○考古資料に表れる各情報の引き出し方(型式学、層位学、発掘調査法、自然科学的分析法)、情報が表れる背景を学ぶこと ○埋蔵文化財行政の仕組みと関連法を理解すること |
授業の概要 /Summary of the class |
我々が調査を行っている青森県での発掘調査や分析例を例に、実際の法運用、発掘調査・分析法を通じてどのように過去を復元するのか知識面から学ぶ。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
①ガイダンス 埋蔵文化財とは?保護行政について ②基礎研究法・1 資料論‐考古資料の種類・遺跡とは、文化財はどう決まるの? ③基礎研究法・2 発掘調査の実際1(遺跡の発見・計画・掘削・精査・検出) ④基礎研究法・3 発掘調査の実際2(実測・記録) ⑤基礎研究法・4 層位論と分布論 ⑥基礎研究法・5 整理と分析1 ⑦基礎研究法・6 整理と分析2(こうして報告書へ) ⑧基礎分析法1 資料観察の方法1 土器と陶磁器の違い ⑨基礎分析法2 資料観察の方法2 土器の属性 ⑩基礎分析法3 資料観察の方法3 土器の編年(土器の始まりは大平山元から) ⑪基礎分析法4 資料観察の方法4 土器の編年(円筒土器から十腰内土器へ) ⑫基礎分析法5 資料観察の方法5 土器の編年(亀ヶ岡式土器とは) ⑬基礎分析法6 資料観察の方法6 石器の「石」 ⑭基礎分析法7 資料観察の方法7 石器の作り方と器種の変化 ⑮基礎分析法8 資料観察の方法8 古環境の解明と自然科学的分析法 、期末試験と講評 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
期末試験による評価(70%)、出席や発言による平常評価(10%)、中間レポートによる評価(20%)にて成績評価します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
比較的専門的な内容を含みますので、用語などについては、講義の都度整理しておくことを望みます。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
特にありません。毎回、資料を配付します。北日本考古学研究センターの実物をみて、美的な感動を得るだけでなく、そのうえでモノからいかに情報を引き出していくのか、その作法を知ることが重要です。そうすることで、また違ったモノの楽しみ方が生まれます。そのためセンター内の展示を使った課題を課すことがあります。 |
参考文献 /bibliography |
文化庁文化財部記念物課2010「発掘調査の手引き」 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
将来的に、考古学関連の実習を受講予定の人は必ず受講してください。 考古学に触れる(感じる)機会を大切にしたい。したがって、見学資料や地域に関する話題(マスコミなど)について、事あるごとに内容について意見などを求めることがあるので、関心を持って情報を得ておきたい。 学芸員資格・縄文検定・考古検定などを受験したい人はお勧めします。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
人文棟215号室(日本考古学研究室) 月~金随時、10:00~13:00、17:00~がつかまりやすいです。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
HP:http://human.cc.hirosaki-u.ac.jp/kamijo/ 「弘前大 考古」で検索。 Eメールアドレス:kamijo(あっと)hirosaki-u.ac.jp (あっと)を@に変換してください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A04:地理学,文化人類学,民俗学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
Z95:学際・新領域 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
地域志向科目 |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式主体。プロジェクターを使用します。場合によっては、考古資料・標本の観察を行います。 |
科目ナンバー /The subject number |
H1-2-1302-A03 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
講義内容の一部に青森県内で研究事例を含みます。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |