科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
文化財科学実習II/Cultural Properties Practicum II |
---|---|
時間割コード /Course Code |
2232020007 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2023年度/Academic Year 後期 |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 4, 火/Tue 5 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
片岡 太郎/KATAOKA TARO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択必修 |
授業形式 /Class Format |
実習科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
片岡 太郎/KATAOKA TARO | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
---|---|
対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
文化財を観察し,主に目視ではわからない情報を引き出す技術と考古資料の取扱い方を習得すること |
授業の概要 /Summary of the class |
文化財科学は、自然科学的な基礎知識を応用して、文化財の価値を維持したまま後世へ保存する「保存科学」と文化財の価値を高める「分析科学」を二本柱とした学問です。本実習では考古資料の劣化状態を分析する技術と脆弱な考古資料への対処方法について学びます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
授業予定(変更されることもあります。変更される場合は授業中に連絡します) 第1回 ガイダンス 授業の内容の説明 (1)脆弱遺物の発見時におけるファーストエイド 遺跡の発掘中には様々な素材の遺物が発見されます。 中には手にとって持てないようなとても脆い遺物があります。 脆弱遺物の取り扱いと取り上げ方法につういて実践を通して学びます。 (2)遺跡出土金属資料の劣化状態の観察 金属(鉄など)が腐蝕する過程を理解する実習を行います。 顕微鏡を使って錆の進行状態を観察し、劣化状態を把握する方法を学びます。 (3)遺跡出土木質資料の劣化状態の観察 樹木や草本の種類を特定する技術を学びます。 顕微鏡を使って観察し、重さなどの計測から、遺跡出土木質資料が劣化状態を理解する実習を行います。 乾燥が及ぼす木材への収縮・変形への影響を実見し、メカニズムを理解します。 第2回 脆弱遺物の発見時におけるファーストエイド(1) 第3回 脆弱遺物の発見時におけるファーストエイド(2) 第4回 脆弱遺物の発見時におけるファーストエイド(3) 第5回 遺跡出土金属資料の劣化状態の観察(1) 第6回 遺跡出土金属資料の劣化状態の観察(2) 第7回 遺跡出土金属資料の劣化状態の観察(3) 第8回 遺跡出土金属資料の劣化状態の観察(4) 第9回 保存処理カルテのまとめ方 第10回 遺跡出土木質資料の劣化状態の観察(1) 第11回 遺跡出土木質資料の劣化状態の観察(2) 第12回 遺跡出土木質資料の劣化状態の観察(3) 第13回 遺跡出土木質資料の劣化状態の観察(4) 第14回 遺跡出土木質資料の劣化状態の観察(5) 第15回 全体のまとめと復習 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
実習への取り組み(40%)と期末レポート(60%)から総合判断して成績評価を行います。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
必要に応じて資料を配布しますので、必ず目を通して下さい。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
特定の教材・テキストは使用しません。必要に応じて資料を配布します。 |
参考文献 /bibliography |
沢田正昭『文化財保存科学ノート』近未来社1997、沢田正昭『遺物の保存と調査』クバプロ2003 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
- |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
水曜日(14:30~16:00) |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
taro@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
Z95:学際・新領域 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
|
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
地域志向科目 |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
顕微鏡を使って文化財を観察します。接着剤や水浸しの木材などを使いますので、汚れても良い服装で実習に参加して下さい。状況に応じて、TeamsおよびMoodleを利用したメディア授業を行う場合があります。、TeamsおよびMoodleを利用したメディア授業を行う場合があります。 |
科目ナンバー /The subject number |
H1-3-1442-Z95 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
本授業を担当する教員は、埋蔵文化財の保存に関しての実務経験があります。 本授業では、青森県内の遺跡や遺物の保存活用を実践します。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |