シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/09/27 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
日本近現代文学/Modern and Contemporary Japanese Literature
時間割コード
/Course Code
2232040002
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
人文社会科学部/
ターム・学期
/Term・Semester
2023年度/Academic Year  後期
曜日コマ
/Day, Period
金/Fri 3
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
片岡 美有季/KATAOKA MIYUKI
科目区分
/Course Group
専門教育科目 学部専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
選択
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
片岡 美有季/KATAOKA MIYUKI 人文社会科学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力      CP・DP 3 学び続ける力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
〇近代から現代に至るまでの文学の変遷を捉え、個別の作家や作品に対する理解を深め、同時代の社会状況や価値観の変容について考察できるようになる。
〇断片的に認識している各作家や作品を体系的に把握し、近代から現代までの文学史を概観できるようになる。
授業の概要
/Summary of the class
・小説を研究的に読むための基本的な知識を身に付けます。
・日本近現代文学の中編、短編小説を読解し、描写や形式を読み解くための様々な方法と、批評的な観点を身に付けることを目指します。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回:イントロダクション
第2回:志賀直哉「小僧の神様」―「作者とは何者なのか?」
第3回:国木田独歩「鎌倉夫人」―小説の〈視点〉を考える
第4回:横光利一「蠅」―主観性・客観性を考える
第5回:太宰治「千代女」―〈女性独白体〉をめぐる問題
第6回: 佐藤春夫「女誡扇綺譚」―「読者=探偵?」
第7回: 中島敦「文字禍」―同時代というコンテクスト①
第8回:坂口安吾「真珠」―同時代というコンテクスト②
第9回:林芙美子「放浪記」―日記体小説を読む
第10回:田山花袋「少女病」―文学と都市
第11回:夏目漱石「坊ちゃん」―本文異同を考える
第12回:芥川龍之介「舞踏会」―留学経験の視点
第13回:井伏鱒二「山椒魚」―小説の「完成形」とは
第14回:谷崎潤一郎「蓼喰ふ蟲」―挿絵を読む
第15回:期末試験および全体の振り返りとまとめ

授業の進行状況等により、シラバスと実際の内容と異なる場合には、その都度説明します。
メディア授業実施の場合はTeamsを使用します。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
平常評価:40%(毎回の授業で扱う作品や、授業に関して、コメントを提出してもらいます。単なる出席回数ではなく、リアクションペーパーに記述されている内容に基づき評価を行います。)
期末試験:60%
上記を合算して最終的な成績評価を行います。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
[予習]毎回授業で扱うテクストに事前に目を通し、知らない言葉を調べたり、その作家について調べたり、小説の構造や方法を検討し、自分の観点に基づいた読みをリアクションペーパーにメモとしてまとめてもらいます。
[復習]期末試験では、授業で扱ったテクストのなかから出題するため、各講義の復習が必要となります。講義内容を自分の言葉で説明できるようになることが望ましいです。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
『大学生のための文学トレーニング 近代編』(河野龍也/佐藤淳一/古川裕佳/山根龍一/山本良[編著]、三省堂)を教科書として用います。また、その他に授業時にプリントを配布するので、それも教科書とします
参考文献
/bibliography
『ハンドブック 日本近代文学研究の方法』(日本近代文学会編、ひつじ書房、2016年)。なお、参考文献は数が多いので、授業で適宜紹介します。また、プリントでも配布します。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
文学史に関する知識(高等学校卒業までに学習する程度)が具わっていた方が早く理解が深まります。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
メールでご連絡ください。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A02:文学,言語学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A01:思想,芸術およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
基本は講義形式です。授業の最後にその日の講義内容についての感想・質問を書いたリアクションペーパーを提出してもらい、次回の授業の際に紹介・回答するという方法をとります。
メディア授業となった場合はTeamsを使います。
科目ナンバー
/The subject number
H1-2-1410-A02
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
なし
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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