科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
生物学の世界-被ばく影響学概論-(副専攻「放射線総合科学」科目)/The World of Biology-Introduction to effect of radiation exposure- |
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時間割コード /Course Code |
1231100234 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 3 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
三浦 富智/MIURA TOMISATO |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 自然・科学 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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三浦 富智/MIURA TOMISATO | 被ばく医療総合研究所/ |
田副 博文/TAZOE HIROFUMI | 被ばく医療総合研究所/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○生物学ならびにその近接領域についての学識を得ること ○上記学問の知識や技能に基づいて,生命現象を理解できるようになること |
授業の概要 /Summary of the class |
過去の被ばく事故の事例等を参考に人体に対する放射線被ばくの影響を生物学的観点から学ぶ |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回(4月13日:被ばく医療総合研究所・三浦富智) ガイダンス 第2回(4月20日:被ばく医療総合研究所・三浦富智) 「DNAの構造,DNA複製,細胞周期と染色体,体細胞分裂,減数分裂の基礎,遺伝子発現(転写,翻訳)」 第3回(4月27日:被ばく医療総合研究所・三浦富智) 「タンパク質の活性化,機能性RNA分子等の生体内の機能性分子の役割,遺伝子突然変異および染色体突然変異、エピジェネティック変異」 第4回(5月11日:環境科学技術研究所・島田義也) 「放射線被ばくによる人体影響の発生機序とその種類(確定的影響および確率的影響),および放射線被ばくにおける組織感受性や生物学的効果比(RBE)」 第5回(5月18日:環境科学技術研究所・島田義也) 「放射線被ばくによるDNA切断等の影響に対する放射線応答およびDNA修復,誤修復による突然変異の発生とその影響」 第6回(5月25日:新潟大学農学部・山城秀昭) 「配偶子形成,受精,胚発生,生殖発生の仕組み,生殖・発生過程における放射線被ばく影響」 第7回: (6月1日:東北大学災害科学国際研究所・鈴木正敏) 「酸化ストレス,酸化ストレスの発生機構,酸化ストレスの生体応答,酸化ストレスによる放射線被ばく影響」 第8回(6月8日:被ばく医療総合研究所・三浦富智) 「遺伝性/非遺伝性変異,遺伝性疾患に対する取り組み」 第9回(6月15日:被ばく医療総合研究所・三浦富智/ANDERSON Donovan) 「放射線被ばく影響を解析するための手法(遺伝子突然変異解析,DNA損傷解析,染色体変異解析,タンパク質解析)」 第10回(6月22日:環境科学技術研究所・島田義也) 「広島・長崎の原爆被爆者の疫学調査により明らかとなった放射線被ばくの胎児影響」 第11回(6月29日:環境科学技術研究所・島田義也) 「広島・長崎の原爆被爆者の疫学調査により明らかとなった放射線被ばくによる放射線発がんのリスク」 第12回(7月6日:環境科学技術研究所・島田義也) 「チョルノービリ原子力発電所事故,福島第一原子力発電所事故,および高レベル自然放射線地区における疫学調査,甲状腺癌等の発がんや遺伝性影響と放射線被ばくとの関係」 第13回(7月13日:環境科学技術研究所・島田義也) 「医療分野において用いられる放射線発生装置及び放射性核種による人体影響やその防護」 第14回(7月20日:被ばく医療総合研究所・三浦富智) 「医療被ばく(放射線治療,画像診断)および職業被ばく(医師,原子力作業員)の染色体異常解析」 第15回(7月25日:被ばく医療総合研究所・三浦富智) 「放射線被ばく影響のまとめ,放射線影響の理解に関する課題」 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
レポートにより習得度を評価する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習:適宜、課題を提示するので予習してください。 復習:授業内容を復習してください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
適宜資料を配布します |
参考文献 /bibliography |
各講義で適宜紹介します |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
外部講師による講義終了後、質問する時間を準備します。 また、オムニバス形式のため、質問は科目責任者の三浦富智がメールで一括して受け付け、各担当教員に連絡して対応します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
三浦冨智 tomisato「A」hirosaki-u.ac.jp 「A」は@と置き換えてください。 被ばく医療総合研究所HP:https://irem.hirosaki-u.ac.jp/ |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
I54:生体情報内科学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
G44:細胞レベルから個体レベルの生物学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
Z95:学際・新領域 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
学外講師を含むオムニバス形式です。 学外講師が担当する一部の授業はオンラインまたは集中形式で実施されることがあります。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
「持続可能な開発目標SDGs-弘前大学災害対応マネージャーその3 原子力災害の理解-」を履修することを推奨します。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |