科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
地域プロジェクト演習-健康革命を学ぶ-/Regional-Project Seminar-Seminar in Health Innovation- |
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時間割コード /Course Code |
1231600013 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
村下 公一/MURASHITA KOICHI |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 学部越境型地域志向科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択必修 |
授業形式 /Class Format |
演習科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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沢田 かほり/SAWADA KAORI | 医学研究科/ |
村下 公一/MURASHITA KOICHI | 健康未来イノベーション研究機構 |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○青森の地域課題の解決や資源の活用の先行事例を学び,その意義や限界を理解すること ○青森の地域課題の解決や資源の活用に関するプロジェクトを企画したり,実施したりできるようになること |
授業の概要 /Summary of the class |
弘前大学では、2005年から弘前市岩木地区で「岩木健康増進プロジェクト健診」(大規模合同住民健診)を実施し、2013~2022年、文部科学省・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)のセンター・オブ・イノベーション(COI)プログラムの拠点として、青森県の短命県返上などを掲げ研究活動を実施する。 2022年10月、文部科学省・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」の拠点に採択され、拠点名を「健康を基軸とした経済発展モデルと全世代アプローチでつくるwell-being地域社会共創拠点」として、社会課題解決に向けてプロジェクトを展開している。この授業では、同プロジェクトを事例として取り上げる。この講義では、ディスカッションを多く実施する。 ◯弘大COIーNEXTプロジェクトの概要を理論的・経験的に知り、その先進性や今後の課題を理解する(医学に関する専門知識は不要) ◯弘大COI⁻NEXTプロジェクトの現状を踏まえて、プロジェクトの改善や青森短命県返上に向けた社会実装の具体案を企画する |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
1~4回:講義パート 「健康を基軸とした経済発展モデルと全世代アプローチでつくるwell-being地域社会」の概要について講義を行う。 1.COIーNEXT(健康革命)プロジェクトに関する総括講義(オリエンテーション) 2.短命県青森に関する総括講義(地域の取組と課題整理) 3.岩木健診の概要講義(全体概要・測定項目等) 4.生活習慣に関する講義 5~8回:実習パート 「岩木健康増進プロジェクト健診」をテーマに実際の健康調査の方法と大学の地域社会への貢献の実際とあるべき姿などについて学ぶ。 5~7.岩木健診の事前実習(測定方法など) 8.岩木健診の実習(必修) ※実習は早朝から弘前市岩木地区(岩木公民館・あそべーる)で実施しする。 ※なお新型コロナ感染症の状況次第では、現場での実習を中止し、医学研究科附属健康未来イノベーションセンター等における演習(測定実習)等で代替する。 9~12回:講義パート COIーNEXTプロジェクトに参画している大手有力企業が何を目的に、ここで何をしようとしているかなど、最先端の取組について学ぶ。 9.岩木健康増進プロジェクト健診実習振り返り、反省的思考、プログラムセオリー 10.COI-NEXT企業:特別講義①(花王・サントリー・ミルテル・ハウス等) 11.COI-NEXT企業:特別講義②(味の素・大正製薬・HMT・協和発酵バイオ・カゴメ等) 12.COI-NEXT企業:特別講義③(明治安田生命・資生堂等 + 事業計画(最終課題設定)) 13~15回:最終発表パート 講義・実習の結果を踏まえて健康革命(イノベーション)を実現するための「健康事業企画案」に関する考究の結果を報告し、ディスカッションを行う。 13.最終報告会① 14.最終報告会② 15.全体ディスカッション他+総括講義 ※本講義は演習形式の授業のため,演習の進捗次第では授業内容が変更されることがある。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
授業への参加度(貢献)、授業毎に提出する課題レポート、 最終発表(レポート)等の内容を基に成績評価を行う。 ※授業への参加度(50%),課題レポート及び最終発表(50%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
毎回、授業終了時に示す課題について、レポートを作成すること。 その他、授業の進捗に則して適宜指示する。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
授業の進捗に則して適宜指示する。 |
参考文献 /bibliography |
授業の進捗に則して適宜指示する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
「なるべく早く医療の現場を体験したい」と考えている医学科や保健学科の学生にとって「岩木健康増進プロジェクト健診(弘前市岩木地区大規模合同住民健康診断)」は良い学習機会となる。 医学に関する専門知識は不要である。 授業では、花王・カゴメ・サントリー・ハウス・クラシエ・味の素・資生堂・DeNAといった優良企業との連携についても学ぶ機会がある。地域振興やイノベーションの創出に関心のある学生の受講を期待する。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
メールでアポイントメントをとること |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
murasita[at]hirosaki-u.ac.jp [at]を@に置き換えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
I58:社会医学、看護学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
Z95:学際・新領域 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
地域志向科目 |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義(ディスカッション含む)および演習がある。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
地域志向科目として、弘前市岩木地区の住民を対象とした弘大COI-NEXTプロジェクト(岩木大規模住民合同健診)について学ぶ。 授業担当教員は本プロジェクトを統括しており、実際のCOI-NEXTプロジェクトを通じて、ビッグデータ活用など健康分野での最先端の研究成果(AI予測モデル)や取組等について講義する。 COI-NEXTに参画している大手有力企業の担当者から実際の取組について発表していただき、全体での議論を通じて最新のイノベーション研究と企業活動について理解を深める。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |