科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
市民参加と地域づくり-新しいグローカル時代の学びとオルタナティブスクール-/Citizen Participation and Regional Development-Alternative School and New Glocal Learning- |
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時間割コード /Course Code |
1231600014 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
宋 美蘭/SONG MIRAN |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 学部越境型地域志向科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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宋 美蘭/SONG MIRAN | 教育戦略室/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○市民参加の観点から地域づくりについて理解すること ○市民参加・地域づくりへの理解を元に,青森における市民参加による地域づくりの可能性について考察すること |
授業の概要 /Summary of the class |
現代の社会は、さまざまな場面でグローバルな要素とローカルな要素が複雑に混合して現れており、私たちが住む場所はまぎれもなくローカルですが、日常生活を支えているものはグローバル化した社会になっており、目に見える、そして見えない形でローカルな社会にグローバルな社会の矛盾が現れています。グローバリゼーションが進む現代社会において、教育・経済・雇用・働き方が急激に変化し、様々な分野で国際競争が生じており,これに対応できる創造的市民・人材の育成をめざす制度改革が推進されています。 市民性教育(Citizenship Education)は、ヨーロッパ各国の教育改革の重要な課題の一つであり、EUという地域共同体の誕生は、国民国家という既存の枠を超えた、新しい市民性(Citizenship)の創造の必要性が強く求められています。こうした潮流の中で、日本においても、市民性教育に対する関心が高まっており、社会全般において新しい時代における市民性教育の重要性を指摘されています。 本授業では、新しいグローカル時代に求められる市民性教育について受講生とともに議論を深めながら、その議論の叩き台として韓国、日本、世界のオルタナティブスクールの事例から検討することにします。なお、本授業では受講生自身がどのような市民として世界・社会に参画していきたいのか、学生自らが能動的・主体的に考え・行動できるようになることを目指します。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 イントロダクション:新しいグローカル時代とは何かー国内外の背景・動向(問題提起/講義) 第2回 グローカル時代に求められる市民性教育とは(議論の土台/講義) 第3回 国内外のオルタナティブスクール実践について総論(議論の土台/講義) 第4回 受講生による発表・提案・議論①(演習) 第5回 受講生による発表・提案・議論②(演習) 第6回 受講生による発表・提案・議論③(演習) 第7回 ローカルを基盤にグローバルに行動する市民(性)とは(課題研究その1) 第8回 受講生による発表・提案・議論④(演習) 第9回 受講生による発表・提案・議論⑤(演習) 第10回 受講生による発表・提案・議論⑥(演習) 第11回新しいグローカル時代における地域づくり・学校づくり・学びづくりの観点から市民性教育を考える(課題研究その2) 第12回受講生による発表・提案・議論⑦(演習) 第13回受講生による発表・提案・議論⑧(演習) 第14回 受講生による発表・提案・議論⑨(演習) 第15回 総まとめ ~新しいグローカル時代に求められる学びと市民づくりを目指して |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
①毎回の授業終了後に提出する小レポート・感想の内容に基づく平常評価30% ②発表(発表者に対する質疑などを含む)30% ③課題研究10% ④最終レポート15%。 ⑤出席および平常点15% 以上、上記の①~⑤による総合評価を行います。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
毎回の授業テーマについて、文献・新聞・インタネットなどを通して情報を収集による事前学習を行い、授業(講義・演習)後 び、学びをさらに深める事後学習を推奨。 ・講義内容や課題について参考文献購読、関連用語をしっかり調べる。 ・本授業は国内外の内容を取り扱うので、授業で取り上げる国の教育・社会事情などを押さえておくことを推奨。 ・社会・教育・政治に関する(新聞)記事を読むことを通してそれらの動向を抑えることを推奨。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
宋美蘭編著『韓国のオルタナティブスクールー子どもの生き方を支える「多様な学びの保障」へ』(2021.2)明石書店. |
参考文献 /bibliography |
・永田佳之(2019)『変容する世界と日本のオルタナティブスクールー生を優先する多様性の方へ』世織書房. ・武井哲郎他編著(2022)『不登校の子どもとフリースクール―持続可能な居場所づくりのために―』晃洋書房. ・Robertson, Roland (1992), Globalization: Social Theory and Global Culture, Sage Publications. ・文部科学省(2019) 「2019年度『地域との協働による高等学校教育改革推進事業』指定校について」資料参照. ・鈴木敏正(2019)「市民性教育と児童・生徒の社会参画」北海道文教大学論集20,pp.19-34. ・恩田守雄(2002)『グローカル時代の地域づくり』学文社. ・今泉礼右編著(2013)『グローカル時代の社会学』みらい出版. ・成城大学グローカル研究センター編著(2020)『グローカル研究の理論と実践』東信堂. |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
・本授業は国内外の内容を取り扱うので、授業で取り上げる国の社会・教育事情などを押さえておくことを推奨します。 ・授業方法および、受講生の発表に関しては受講者の特徴や人数によって受講構成が変わる可能性があります。 ・本授業は「対面」による授業を基本としますが、コロナの状況によっては「非対面(オンライン・課題研究)」に移行 する可能性があります。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
授業の前後やメール・Teamsなどにて対応します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
smiran[A]hirosaki-u.ac.jp *[A]を@に置き換えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A09:教育学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A08:社会学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義および、演習の双方向型形式の授業です。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |