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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/09/27 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
青森の多様性と活性化-原発・核燃と地域社会-/Diversity and Revitalization in Aomori-Nuclear Fuel Cycle and Regional Society-
時間割コード
/Course Code
1231600031
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
教養教育科目/
曜日コマ
/Day, Period
水/Wed 2
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
宮永 崇史/MIYANAGA TAKAFUMI
科目区分
/Course Group
教養教育科目 学部越境型地域志向科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
選択必修
授業形式
/Class Format
演習科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
根本 直樹/NEMOTO NAOKI 理工学研究科/
宮永 崇史/MIYANAGA TAKAFUMI 理工学研究科/
永瀬 範明/NAGASE NORIAKI 理工学研究科/
泉谷 眞実/IZUMIYA MASAMI 農学生命科学部/
福田 進治/FUKUDA SHINJI 人文社会科学部/
大谷 伸治/OHTANI SHINJI 教育学部/
増田 亮/MASUDA RYOU 理工学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 2 解決していく力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○青森が孕む様々な問題や青森が持つ様々な魅力を理解すること
○青森の問題や魅力を理解した上で,地域活性化の方策を考察すること
授業の概要
/Summary of the class
青森県六ヶ所村には、日本の原子力政策の基幹をなす核燃料サイクル施設が建設され、青森県の政治・経済・社会にさまざまな影響を与えてきましたが、2011年3月の福島第一原発事故以来、原発の安全神話が崩れるとともに、核燃料サイクル施設の必要性についても疑問の目が向けられるようになりました。今年の3月で事故から12年が過ぎました。青森県や日本社会はどう変わったでしょうか。
そこで、この授業では、青森県における原子力開発の歴史、核燃料サイクルをめぐる諸問題、再生可能エネルギー事業の現状などを多様な学問分野の視点から多角的に学びながら、青森県の将来にとって核燃料サイクル施設は必要かどうか、原子力に頼らないエネルギー政策は可能かどうかといった問題について考えます。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 イントロダクション (福田進治/人文社会科学部)
第2回 青森県における原子力開発 (宮永崇史/理工学部)
第3回 原子力利用の課題 (宮永崇史/理工学部)
第4回 放射能・放射線・放射性物質 (増田 亮/理工学部)
第5回 内部被曝 (遠藤順子/健生病院)
第6回 下北半島の地質環境 (根本直樹/理工学部)
第7回 戦後日本政治と原子力「平和利用」(大谷伸治/教育学部)
第8回 原子力政策と民主主義 (西舘 崇/前橋国際大学)
第9回 青森県と核燃マネー (福田進治/人文社会科学部)
第10回 青森県経済の抱える諸問題 (泉谷眞実/農学生命科学部)
第11回 核燃の数理 (永瀬範明/理工学部)
第12回 原発のコスト (福田進治/人文社会科学部)
第13回 再生可能エネルギー政策の現状と課題 (泉谷眞実/農学生命科学部)
第14回 青森県における地域エネルギー事業の挑戦 (富岡哲平/NPO法人グリーンシティ)
第15回 全体討論 (ワークショップ)
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
平常評価(50%)と期末評価(50%)の合計で評価します。
平常評価は、適宜出題される小レポートなどの課題への取り組みの状況に関する評価とします。
期末評価は、最終回の全体討論の参加状況および期末レポートの内容に関する評価とします。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
各回の授業の前に、各自で教科書の関連箇所を読んでおいて下さい。
日頃から、新聞やテレビなどのニュースをよく見て、原発、再処理、核燃料サイクルに関連する問題について理解を深めるよう努めて下さい。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
なし。
参考文献
/bibliography
○大坪正一・宮永崇史(編)『環境・地域・エネルギーと原子力開発-青森県の未来を考える-』弘前大学出版会、2013年、1400円(税抜)
○鎌田 慧『六ケ所村の記録-核燃料サイクル基地の素顔-』岩波現代文庫、2011年、1080円+1360円(税抜)
○朝日新聞青森総局『核燃マネー-青森からの報告-』岩波書店、2005年、1900円(税抜)
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
特になし。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
各教員のオフィスアワーに準じて設定しています。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
○宮永崇史(科目代表)takaf[at]hirosaki-u.ac.jp
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
D31:原子力工学、地球資源工学、エネルギー学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A06:政治学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
A07:経済学,経営学およびその関連分野
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
実務経験
地域志向科目
/Local intention subject
地域志向科目
授業形態・授業方法
/Class form, class method
オムニバスによる講義・質疑応答の他に、最終回に全体討論(ワークショップ)を行います。
学期中の休日を利用して、下北半島施設ツアーを行います。
なお、オンライン授業の場合はTeamsで行います(その場合、下北半島視察ツアーは中止になります)。
科目ナンバー
/The subject number
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
上記のとおり、この授業では、核燃料サイクル施設をめぐる諸問題を学ぶことを通して、青森県の将来について考えます。このため、本学の教員だけでなく、原子力と国際協力に詳しい他大学の研究者(西舘崇氏/前橋国際大学)、青森県内で医師として活動されている方(遠藤順子氏/健生病院)、同じく青森県内で地域エネルギー事業に従事されている方(富岡哲平氏/NPO法人グリーンシティ)に非常勤講師またはゲストスピーカーとして講義を担当して頂くことをお願いしています。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
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