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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/09/27 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
地域プロジェクト演習-弘前のアートワールド-/Regional-Project Seminar-Artworlds in Hirosaki-
時間割コード
/Course Code
1231600045
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
教養教育科目/
曜日コマ
/Day, Period
水/Wed 4
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
朝山 奈津子/ASAYAMA NATSUKO
科目区分
/Course Group
教養教育科目 学部越境型地域志向科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
選択必修
授業形式
/Class Format
演習科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
小杉 在良/KOSUGI ARIYOSHI 教養教育開発実践センター/
出 佳奈子/IDE KANAKO 教育学部/
朝山 奈津子/ASAYAMA NATSUKO 教育学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 2 解決していく力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○弘前・青森をはじめとする地域課題の解決や資源の活用の先行事例を学び,その意義や限界を理解すること
○弘前・青森をはじめとする地域課題の解決や資源の活用に関するプロジェクトを企画したり,実施したりできるようになること
授業の概要
/Summary of the class
○地域に合った「アート」の持続可能性を戦略的に学びます。
○「なんでもアート」に陥らないために,アートの概念を学びます。
○弘前の「アートワールド」の問題点を見つけ出し、その改善や解決のために何ができるか、どこにどのように働きかけるべきかを考えます。
○以上により,アートそれぞれの「カッコよさ」をアピールする手法を学びます。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
(講義)
第1回 オリエンテーション(出、朝山(教育学部美術教育および音楽教育講座))
第2回 弘前と青森の公立美術館の現況(小杉在良(弘前れんが倉庫美術館運営統括))
第3回 弘前における民間ギャラリーの運営(仮)(樽澤武秀(HIROSAKI ORANDO))
第4回 座談会:アートのための街づくりを目指して(小杉、樽澤、出、朝山)
第5回 「なんでもアート」はなぜダメなのか?(出、朝山)
第6回 事例研究:弘前と青森のアートプロジェクト(小杉、出、朝山)
第7回 弘前市の「市民まちづくり1%システム」(小杉、出、朝山)

(演習)
第8回 問題点の洗い出し:弘前とアートの現状を捉える(小杉、樽澤、出、朝山)
第9回 アイデアを出し合う(小杉、出、朝山)
第10回 アイデアと地域課題の結合:「アート」の価値をどうアピールするか(小杉、出、朝山)
第11回 アイデアの具体化:誰に何をどうやって届けるか(小杉、出、朝山)
第12回 予算案をたてる:プロジェクトに必要な経費と労力を調べる(小杉、樽澤、出、朝山)
第13回 申請書類の準備(小杉、出、朝山)
第14回 申請書類とプレゼン資料の作成(小杉、出、朝山)
第15回 模擬審査会(小杉、樽澤、出、朝山)
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
・授業内の課題への取り組み(20%):期日どおりに提出されたかどうか、課題に対して自分の意見を持とうと努めているか
・授業内のディスカッションへの取り組み(40%):コメントの質および量
・発表への取り組み(40%):話し合いへの参加の積極性、情報収集の質および量
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
・弘前市・青森県の文化政策や、文化的な催事について、情報収集を積極的に行うこと。
・演習の準備を事前に丁寧に行うこと。
・発表後の振り返りを行い、次回の授業に生かすこと。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
授業内で適宜配付・指示。
参考文献
/bibliography
【弘前大学附属図書館 所蔵】
佐々木健一『美学への招待』、中央公論社、2004年。(中公新書1741)
山本晋司編『資源化する文化』、弘文堂、2007年。(資源人類学2)
アーサー・ダントー「アート・ワールド」、西村清和編『分析美学基本論文集』、勁草書房、2015年、9-35頁。
渡辺裕『サウンドとメディアの文化資源学 : 境界線上の音楽』、春秋社、2013年。
ハワード・ベッカー『アート・ワールド』後藤将之訳、慶應大学出版会、2016年。
熊倉純子監修、菊地拓児、長津結一郎編『アートプロジェクト (芸術と共創する社会) 』、水曜社、2014年。
クレア・ビショップ『人工地獄:現代アートと観客の政治学』大森俊克訳、フィルムアート社、2016年。
藤田直哉編著『地域アート:美学/制度/日本』、堀之内出版、2016年。
弘前市教育委員会編『弘前の文化財』、弘前市教育委員会、2017年。
小林真理編『文化政策の思想』、東京大学出版会、2018年。(文化政策の現在1)
小林真理編『拡張する文化政策』、東京大学出版会、2018年。(文化政策の現在2)
小林真理編『文化政策の展望』、東京大学出版会、2018年。(文化政策の現在3)

留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
・前年度までに「地域の芸術文化振興」を受講済みであることを前提に授業を進めます。

・この授業は、後期に行われる「キャリア・デザイン―アート・インターンシップ」に接続します。この授業で演習として検討した内容を後期の授業で実践します。できるだけ、通年で受講して下さい。

・授業内で、「弘前市 市民参加型まちづくり1%システム」への応募をめざします。夏期休業中(9月予定)に審査会があります。希望者は審査会のプレゼンテーションに参加することができます。

・副専攻「アートワールドひろさきキュアプログラム」コア科目です。副専攻履修者は必ず受講してください。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
電子メール、Teamsを通じて随時可。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
窓口教員:朝山奈津子 asayaman@hirosaki-u.ac.jp
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A01:思想,芸術およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
A09:教育学およびその関連分野
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
実務経験
地域志向科目
/Local intention subject
地域志向科目
授業形態・授業方法
/Class form, class method
講義、演習
科目ナンバー
/The subject number
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
実務経験について:学部所属の担当教員は、地域の芸術振興に関わるボランティア団体に属し、自治体の助成を継続的に受けながら年間を通じてアートイベント制作を行っており、現代的な生活に必要とされるアートの在り方を踏まえて授業を行う。非常勤講師は、アートプロジェクトのボランティア、アートNPO法人の運営を経て、現在は公立の文化施設の運営に当たっている。ゲストスピーカーは、弘前市内でギャラリーを運営し、アートプロジェクトのキュレーションに豊富な経験を持つ。

地域指向科目について:地域に合った「アート」の持続可能性を戦略的に学びます。「なんでもアート」に陥らないために,アートの概念を学びます。弘前の「アートワールド」の問題点を見つけ出し、その改善や解決のために何ができるか、どこにどのように働きかけるべきかを考えます。地域に合った「アート」の持続可能性を戦略的に学びます。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
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