科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
青森エクスカーション-質的社会調査入門-/Excursions in Aomori-Intoroduction to Qualitative Reserch- |
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時間割コード /Course Code |
1231600053 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
高瀬 雅弘/TAKASE MASAHIRO |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 学部越境型地域志向科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択必修 |
授業形式 /Class Format |
演習科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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高瀬 雅弘/TAKASE MASAHIRO | 教育学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○現地調査のノウハウを身につけること ○現地調査を通して,青森の地域社会や自然について,探求していくことができるようになること |
授業の概要 /Summary of the class |
○講義と実践を通して多様なデータ素材に対する感受性を磨き、質的社会調査の方法を学ぶ ○質的社会調査を通して、私たちの身の回りの社会=青森県を中心とした地域社会への理解を深める ○質的社会調査の代表的な方法である様々な観察法・聞き取り・ドキュメント分析について紹介し、それぞれについて簡単な実践を行う ○大学周辺地域をフィールドに各自の関心に基づいた社会調査を行い、他者に対してプレゼンテーションを行うことで、質的社会調査の一連の過程を習得・実践できるようになる |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
社会調査とは、自らの問題意識に基づいてデータを収集し、収集したデータを使って社会について考え、その結果を示すという一連の過程を指します。 この社会調査ということばからすぐに連想されるのは、アンケート調査に代表される「量的調査」「統計的調査」だと思います。他方、社会調査には「質的調査」と呼ばれる方法があります。これは視覚・聴覚はもちろんのこと、嗅覚や味覚、触覚といった五感で感じ取る情報を素材とした社会調査です。 この授業では、講義と実践を通して多様なデータ素材に対する感受性を磨き、質的社会調査の方法を学び、私たちの身の回りの社会=青森県を中心とした地域社会への理解を深めることを目標とします。 質的社会調査の代表的な方法である様々な観察法・聞き取り・ドキュメント分析について紹介し、それぞれについて簡単な実践を行います。そのうえで大学周辺地域をフィールドに各自の関心に基づいた社会調査を行い、他者に対してプレゼンテーションを行うことで、質的社会調査の一連の過程を習得・実践できるようになることを目指します(社会調査士の資格取得に必要な授業科目「【F】質的な調査と分析の方法に関する科目」に対応しています)。 第1回 オリエンテーション:質的調査とは 第2回 まちを観る(1)―考現学と路上観察の視点― 第3回 まちを観る(2)―路上観察の実践― 第4回 まちを観る(3)―成果の共有― 第5回 写真で観る(1)―ビジュアル調査法― 第6回 写真で観る(2)―ビジュアル調査の実践― 第7回 人を観る(1)―参与観察と非参与観察― 第8回 人を観る(2)―観察調査の企画― 第9回 人を観る(3)―観察調査の実践― 第10回 人の話を聴く(1)―聞き取り調査の方法― 第11回 人の話を聴く(2)―ライフヒストリーインタビューの企画― 第12回 人の話を聴く(3)―ライフヒストリーインタビューの実践― 第13回 記録を読み解く(1)―ドキュメント分析の方法― 第14回 記録を読み解く(2)―ドキュメント分析の実践― 第15回 期末プレゼンテーション |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価:30%(毎回授業終了後に提出するリアクションペーパー・小レポートの内容に基づく。原則としてTeamsで提出) 期末プレゼンテーション:30%(学習した質的社会調査の方法を用いた現代社会の観察・調査に基づくプレゼンテーション) 期末レポート:40%(期末プレゼンテーションを発展させる形でひとつのレポートをまとめる。原則としてTeamsで提出) 上記を合算して評価を行います。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
[予習]シラバスを確認のうえ、事前に配布するレジュメ・資料の内容を熟読しておいてください。またフィールドワークを行う際には、必要な事前準備を行ってください。 [復習]授業後に出される課題を通して、内容の振り返りを行ってください。また、普段から身の回りにあるものごとに目を向け、 写真を撮影したりメモを取って記録するなどして、観ること・聴くこと・書くことへの感性を高めるように心がけてください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
特定の教科書は使用しません。 |
参考文献 /bibliography |
・岸政彦・石岡丈昇・丸山里美,2016,『質的社会調査の方法――他者の合理性の理解社会学』有斐閣. ・May,Tim,2001=2007,中野正大訳『社会調査の考え方――論点と方法』世界思想社. ・大谷信介・木下栄二・後藤範章・小松洋,2013,『新・社会調査へのアプローチ――論理と方法』ミネルヴァ書房. ・山北輝裕,2011,『はじめての参与観察――現場と私をつなぐ社会学』ナカニシヤ出版. |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
・受講にあたっての特段の予備知識は必要としません。フィールドワークに関心がある方であればどなたでも歓迎します。 ・学外に出てフィールドワークを行うことがあります。その際には集合時間を守っていただかないと活動に支障が出ますので、遅刻のないようにしてください。 ・グループワークを行うことがあります。その場合には他のメンバーと協調して作業を行う必要がありますので、このことについても予めご承知おきください。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
Eメールで対応します。またTeamsのチャットからいただいても結構です。オフィスアワーや授業の前後に直接おたずねいただいてもかまいません。 オフィスアワー:毎週月曜日 12:00~12:30 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
メールアドレスは初回オリエンテーションの際にお知らせします。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A08:社会学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A04:地理学,文化人類学,民俗学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
地域志向科目 |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式と演習形式を併用します。またグループないし個人によるデータの収集・分析とそれに基づいたプレゼンテーションを行ってもらいます。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
・弘前市を中心として、地域社会のありようやそこでの生活、個人の人生といったものを捉えようとする授業です(地域志向科目に該当)。 ・課題の提出や教員との連絡については、Teamsを用いますので、アプリをインストールし、使用法について習熟しておいてください。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |