科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
国際地域・社会・文化-多文化共生社会・教育・運動:グローバル時代における多様性と包摂性②-/International Area Studies/Society/Culture-Multicultural Societies, Education, and Movements: Diversity and Inclusion in the Global Era |
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時間割コード /Course Code |
1232100168 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 5 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
宋 美蘭/SONG MIRAN |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 グローカル科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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吉田 美穂/YOSHIDA MIHO | 教育学研究科/ |
宋 美蘭/SONG MIRAN | 教育戦略室/ |
髙内 悠貴/TAKAUCHI YUKI | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
異なる国の地域・社会・文化などを理解することを通して,多元的な知性・知恵・実践的教養能力を身につけること |
授業の概要 /Summary of the class |
今日、グローバリゼーションが進む中で、多様な人々が社会に参画でき、すべての人々(子ども・多民族、異世代、女性など)に人権が保障される多文化共生社会が求められています。 「多文化共生社会」とは、異質で多様な人々が、お互いの多様性を前提にし、また尊重し合いながら、自分たちの暮らしのあり方をより豊かに掘り下げていける社会のことを意味します。多文化共生社会の実現には、男女のあり方の違い、世代による社会的立場の違い、国籍や民族の違いなど、今後ますますクリアにしなければならない世界的な課題であり、すべての国において共通していると言えます。その意味において「共生」というキーワードは今後ますます重要性を増すと考えられます。 本授業では多文化共生の問題を社会・教育・運動の観点からその過去・現在・未来の時間軸の中でアプローチしつつ、具体的な事例として、日本・韓国・アメリカの事例に即して、グローバル時代における多様性と包摂性の問題について課題提供します。それぞれの国における不登校の子どもの国内外の実態、在日韓国・朝鮮人教育、識字教育と夜間中学、ニューカマーの在日外国人教育の問題、アメリカの公民権運動、労働運動、先住民の運動、女性・性的マイノリティの運動など様々なアメリカの社会運動の歴史を見ながら、多文化共生社会の実現に向けた課題を受講生の皆さんともに受講生とともに議論し考えていきます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回目:ガイダンス~本授業のねらい及び概要 (宋美蘭・教育推進機構) 第2回目:アメリカの社会運動①先住民と入植者植民地主義 第3回目:アメリカの社会運動②黒人と奴隷制度の遺産 第4回目:アメリカの社会運動③黒人と人種差別 第5回目:アメリカの社会運動④移民と排外主義 第6回目:アメリカの社会運動⑤女性・LGBTと性差別 (*第2回目~第6回目の授業担当:髙内悠貴・人文社会科学部) 第7回目:日本における外国人教育①戦後の在日外国人政策と教育・運動 第8回目:日本における外国人教育②ニューカマーと教育・運動 第9回目:日本における外国人教育③多文化共生と日本語教育の現在 (*第7回目~第9回目の授業担当:吉田美穂・教育学部) 第10回目:日本・韓国における不登校の子ども実態と現状 第11回目:フリースクール~すべての子どもの学習権保障の観点からー 第12回目:フリースクールは地域との協同~教育運動の観点から 第13回目:韓国におけるオルタナティブスクールー教育運動の観点からー 第14回目:韓国のオルタナティブスクールー教育実践・政策の観点からー 第15回目:多文化共生社会の実現に向けてー総括 (*第10回目~第15回目の授業担当:宋美蘭・教育推進機構) |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
① 毎回の授業終了後に行う小レポートに基づく評価60% ②授業時の平常点(授業に対する質疑応答などによるリアクション)15% ③最終レポート25%。 以上、上記の①~③による総合評価を行います。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
・本授業は国内外の多文化共生社会に関する基礎知識が求められます。そのために講義内容や課題について参考文献熟読および、関連用語をしっかり調べることを推奨。 ・毎回の授業テーマについて、文献・新聞・インタネットなどを通して動向の把握、 情報を収集による事前学習を行い、授業後は授業で学んだことをさらに深め定着させることを推奨。 ・本授業は国際的・国内の動向を取り扱うので、授業で取り上げる国の社会事情などを押さえておくことを推奨。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
授業ごとに資料を配布するか、担当教員からアナウンスすることにする。 |
参考文献 /bibliography |
志水宏吉・清水睦美著(2001)『ニューカマーと教育―学校文化とエスニシティの葛藤をめぐって』明石書店. ・遠藤泰生・小田悠生編(203)『はじめて学ぶアメリカの歴史と文化』ミネルヴァ書房. ・宮島喬著(2021)『多文化共生の社会への条件: 日本とヨーロッパ,移民政策を問いなおす』東京大学出版会. ・多文化共生のための市民性教育研究会編著(2020)『多文化共生のためのシティズンシップ教育実践ハンドブック』明石書店. 武井哲郎他編著(2022)『不登校の子どもとフリースクールー持続可能な居場所づくりのためにー』晃洋書房. ・宋美蘭編著(2021)『韓国のオルタナティブスクールー子どもの生き方を支える「多様な学びの保障」へ』明石書店. |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
・本授業は国内外の内容を取り扱うので、授業で取り上げる国の社会・教育事情などを押さえておくことを推奨します。 ・授業方法および、受講生の発表に関しては受講者の特徴や人数によって受講構成が変わる可能性があります。 ・本授業は基本的に「対面」による授業を基本としますが、コロナの状況によっては「非対面(オンライン・課題研究)」に移行 する可能性があります。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
授業の前後やメール・Teamsなどにて対応します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
smiran[A]hirosaki-u.ac.jp *[A]を@に置き換えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A09:教育学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A08:社会学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式の授業です。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |