科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
思想-倫理学の基礎B-/Philosophy-An Introduction into Ethics A- |
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時間割コード /Course Code |
1232100240 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
金/Fri 5 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
横地 徳廣/YOKOCHI NORIHIRO |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 社会・文化 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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横地 徳廣/YOKOCHI NORIHIRO | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル1~2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○ 思想,宗教,哲学,歴史,倫理学あるいはこれらの学問の近接領域についての学識を得ること ○ 上記学問の知識や技能に基づいて,既成の前提をその根拠にさかのぼって問い返す批判的思考を体得すること |
授業の概要 /Summary of the class |
われわれ人間は、とりかえのきかない、この地球で生きています。このことの倫理学的意味を考えることが、この授業の目標です。こうした哲学的思考の深まりを確かめるため、毎回コメント・ペーパーの記述が求められます。 エートスは「住まうこと」を原義としています。地球のどこにせよ、或る土地に人びとが住まうとき、その土地には「習俗」というエートス、その人びとには「気質」というエートスが形成され、同時に、そこに生きる一人一人の人間は、そうした習俗のもと、他者とのかかわりのなかで自身の「性格」というエートスを形成していきます。こうした「エートスの学(エピステーメー・エーティケー)」は、命ある人間が或る環境に住まうことの哲学的意味を解き明かす「生命環境倫理学」だと言えます。 本講義では、われわれが生きる社会で多様な事象は互いに連関していること、このことにかんして生命環境倫理学の観点から学ばれます。わけても質と量の関係に注目し、いくつかの空間概念の歴史的変容を受講生のみなさんは確かめますが、この確認を通じて「計算的理性」が現代社会に拡大していくプロセスを見定めることができます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
生命環境倫理学を学ぶさい、哲学や文学、映画など文化的作品との関連が重点的にとりあげられます。 受講生のみなさんは、たとえば下記のテーマに注目して欧米型現代文明の諸相を哲学的観点から批判的に検討します。 授業内容は以下です。講義の順番は初回授業で予定表を配布します。 1 ガイダンス 2 生命環境倫理学とは何か 3 バイオスフィアとテクノスフィア 4 映画『巨人ゴーレム』の検討〈1〉:創造と制作 5 映画『巨人ゴーレム』の検討〈2〉:映画と洗脳 6 ウィーナーとゴーレム 『科学と神:サイバネティックスと宗教』読解その1 7 ウィーナーとゴーレム 『科学と神:サイバネティックスと宗教』読解その2 8 ウィーナーとゴーレム 『科学と神:サイバネティックスと宗教』読解その3 9 ウィーナーとゴーレム 『科学と神:サイバネティックスと宗教』読解その4 10 ウィーナーとゴーレム 『科学と神:サイバネティックスと宗教』読解その5 11 ウィーナーとゴーレム 『科学と神:サイバネティックスと宗教』読解その6 12 生命環境倫理学関連作品の検討〈1〉:クローンと遺伝子操作 13 生命環境倫理学関連作品の検討〈2〉:クローンと臓器工場 14 ヒトゲノムは『生命の聖書』ではない 15 まとめとペーパー提出 映像資料を用いた授業が行われるさい、授業延長や、9・10限と11・12限の連続授業になります。 予定の変更がある場合は事前にお知らせがあります。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価(コメント点)+特別評価(優秀なコメントや発言に加点):100% ただし、全15回中10回以上の出席が必要です。 受講生のみなさんは講義中に配布プリントの論述欄にコメントを記し、これが評価対象となります。 哲学的に深い思索が示されているコメントや発言には加点が行なわれます。 コメントがきちんと記されていないペーパーにはコメント点が与えられません。 コメントや発言への評価は、原則として加点法によります。 上記を合算して最終的な成績評価が行なわれる予定です。介護実習などによる公欠は、その証明書コピーを提出してください。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
講義内容には連続性があるので、受講生は配布資料をもとにして図書館で学習内容の拡張と深化を試み、次回講義の予習とすることができます。また、講義中に記したコメント・ペーパーを講義後に加筆および修正することで復習を行なうことが可能です。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
適宜、プリントやPDFが配布されます。 |
参考文献 /bibliography |
横地ほか編著『映画で考える生命環境倫理学』(勁草書房、2019年) 授業中に適宜、紹介されます。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
コメント・ペーパーを提出した受講生には、教養教育カウンターにてペーパーが返却されます。 第何回のペーパーを提出したのか、授業で配布された予定表を使って各自がしっかり把握してください。 提出者以外の学生は各自でコメント・ペーパーを保存および管理します。 第15回講義では各自がそのコメント・ペーパーをまとめて提出します。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オフィスアワーは在室時です。 西洋倫理思想史研究室(人文414)まで。必ず事前に面会予約をとってください。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
メールアドレスは人文414に掲示されます。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
G43:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義を聞いて考えたことをコメント・ペーパーに書く形式です。 ※新型コロナウィルス対策のため、チームズをもちいたオンライン授業になる場合があります。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |