科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
キャリアデザイン-キャリアとワークルール-/Career Design-career and work rules- |
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時間割コード /Course Code |
1232200028 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
金/Fri 1 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
渋田 美羽/SHIBUTA MIU |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 キャリア教育 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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渋田 美羽/SHIBUTA MIU | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○卒業後のキャリア形成において,必要となる様々な知識や技能,態度を理解・体得すること ○キャリアを形成していくにあたって不可欠な「ワークルール」の知識を身に着けること ○自分自身のキャリアについて,当事者意識を持って主体的・能動的に学習する態度を持つこと |
授業の概要 /Summary of the class |
本講義は、法学を専門的に学習している学生に限らず、全学生を対象に、一般教養(キャリア教育)としての労働法の知識の会得を目指すものです(労働法はじめ専門科目として法学の授業を受けている方で、この講義の受講を検討している方は、「留意点」もご参照ください)。 大学を卒業し働く中で、あるいは、在学中、アルバイトをする中で、職場での何等かのトラブルが生じたとき、皆さんを助けてくれる、トラブルを回避するのに役立つのが労働法の知識です。「労働法」と聞くと、法学を専門としない多くの学生さんからは、堅苦しく感じられるかもしれません。そこで、この講義では、職場のルール:「ワークルール」としての労働法の知識を学びます。各回の講義では、それぞれテーマに関係する簡単な事例を設定し、その事例をどう解決するかを考えながら講義を進めるロールプレイ形式での講義を予定しています。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
以下はあくまでもシラバス作成時点での予定です。受講生の興味関心や、その時々に話題となっていること等を反映して授業内容を変更することもあります。 第1回 ガイダンス 第2回 ワークルールってなんだろう? 第3回 働く条件はどうやって決まるの? 第4回 「仕事をはじめる」場面にまつわるルール 第5回 職場でのいじめ・ハラスメント問題を考える 第6回 突然の異動命令、絶対応じなきゃいけないの? 第7回 職場でやっていいこと、ダメなこと 第8回 お給料をめぐるルール 第9回 働く時間ってどう決まるの? 第10回 仕事の「休み」ってどうなってるの? 第11回 働いていて病気になったら… 第12回 ワークライフバランスを考える 第13回 仕事を辞めるとき/辞めさせられるとき 第14回 労働組合ってなに? 第15回 身近なアルバイト問題を考える(※)/ 教場試験(※2) (※アルバイト先での問題や就職にあたって不安に思うことについて、受講生に事前アンケートを行ったうえで、それら問題についてワークルールを使ってどう考えられるのか・どう解決できるのか受講生間での検討、教員からの助言を行うことを予定します。) (※2予定する内容が様々な事情により終えられなかった場合には、第16回に期末試験を別途行う可能性もあります。) |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
法学についての素養がないことを前提とする講義であることから、しっかり授業に出席して勉学に取り組まれることを最重視します。したがいまして、各回講義後に提出する「理解度チェック」+「授業ではフォローしきれない時事ネタについてのコメントペーパー」(70%)と期末試験(30%)により評価します。試験では、知識の定着を問う問題と、その知識を活かした問題解決の力を問う問題を出題します。 例年通りであればおそらく11月に行われるワークルール検定を受験し、合格した場合、それを期末試験分の評価とすることも認める予定です。なお、あくまでも期末試験(30%)の代わりとなりうるだけで、検定を受けたからといって単位が認められるわけではありません。ワークルール検定についての詳細は初回講義にて紹介します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習:教科書の該当箇所を読んできてください。また、「働くこと」については、日々報道されているはずです。現実でどのようなことが問題になっているのか、ご自身が社会に出た際に、どんな問題に巻き込まれてしまう可能性があるのか、新聞等を通じて知ったうえで授業に臨むとよりよく授業を理解できるでしょう。成績評価との関係でも、日ごろから新聞等に触れることでコメントペーパーに勉強の証を反映できるでしょう。 復習:レジュメ・教科書を使って復習をしてください。その際、授業で想定したような出来事が、自分自身に起きたら…と自分のこととして想像しながら勉強することをおすすめします。社会に出たときのイメトレになるでしょう。毎回実施する小テストは次の回で返却しますので、その見直しもしましょう。さらに発展的に、興味関心を持ったことがあれば、図書館で調べる、教員に質問する等積極的に学ばれるとよいでしょう。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
一般社団法人日本ワークルール検定協会 編著 『ワークルール検定 初級テキスト 第4版』(旬報社、2022年) 1540円(税込) (※社会に出てからも絶対に役立つ書籍です。労働法領域には改正も多いため、必ず最新版を購入してください。) |
参考文献 /bibliography |
より詳しく学びたい方向けには、野田進、山下昇、柳澤武編『判例労働法入門(第7版)』(有斐閣、2021年)など多数の書籍があります。これらについては講義にて適宜紹介します。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
学部専門科目『労働法』を受講されたうえで本講義の受講を検討される方への注意点ですが、本講義は、他学部の学生も広く対象とする教養の講義であることから、法的な専門知識の会得を目指すものというより、働くにあたって当然必要となるワークルールを理解するためのものです。したがいまして、専門科目と一部内容の重複もありますし、すでに法的知識を会得した方には物足りない部分も多々あるかと思いますので、あまり受講のおすすめはできません。ただし、「おすすめできない」だけのことで、受講を妨げるつもりは全くありませんので、それでも受講したいという方は、もちろん、ご自由にどうぞ。 当然のことながら、遅刻や途中退室、講義中の私語・スマホの使用、無断の撮影・録音等、他の受講生の妨害となる行為は厳禁です。また、試験等での不正行為には厳正に対処します。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
火曜日:15時00分~16時30分をオフィスアワーとしています(社会法研究室:人社322)。先約がある場合、飛び込みでの対応ができない可能性もあるため、予約されることをおすすめします。また、この時間に限らず、在室していれば対応できることもありますので、何かお困りのことがあれば、まずは恐れずに下記のアドレス宛にメールを送ってください。特に予約や別の予定が入っていなければ、飛び込みでも歓迎します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
shibu_mi【!】hirosaki-u.ac.jp アッと驚く【!】を@に置き換えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A05:法学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
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学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
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実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
レジュメを配布し、口頭での説明を行いながら、必要に応じて板書・パワーポイントを用いた講義を行います。提供できる情報量を最大化するために、また、可能な限り易しい説明を織り込むために、口頭での説明を充実化、時間を要する板書を削減し、なるべくレジュメを詳細にします。かといって、レジュメがすべてではありません。しっかりと講義を聴き、予習、復習を積極的に行いましょう。 新型コロナウイルス感染症の影響等により、メディア授業を実施する際は、Teamsを用いたリアルタイム形式で開講します。メディア授業に移行する際には、Teams上でアナウンス・必要な指示を行います。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |