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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/09/27 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
地域社会生態論/Study of regional social ecology
時間割コード
/Course Code
R232000005
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
地域社会研究科/
曜日コマ
/Day, Period
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3
主担当教員
/Main Instructor
杉山 祐子/SUGIYAMA YUKO
科目区分
/Course Group
大学院(博士課程) 選択
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
選択
授業形式
/Class Format
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
杉山 祐子/SUGIYAMA YUKO 人文社会科学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
DP1
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
〇地域研究における社会生態学的/生態人類学的アプローチの特徴と意義を理解する。
〇具体的な知見に基づいて、環境を含む地域社会を包括的に理解するための 枠組みを理解する。
〇フィールドワークに基づいた諸研究の蓄積から、課題を発見するための調査デザイン・方法論・視点を養う。
授業の概要
/Summary of the class
地域社会の研究を進めるためには、具体的なデータに基づきながら、当該地域の環境・生業・社会構造、歴史、価値体系など、幅広い分野を包括的に捉え、理解する視点が必要です。
この授業では、ヒトと環境との相互作用に注目し、生業を切り口としたインテンシブな現地調査(フィールドワーク)を特徴とする社会生態学的/生態人類学的アプローチによる諸研究に焦点を当てます。
調査研究の方法論に留意しつつ、これらの成果を読み解き、その背景にある理論についても議論します。
その作業を通して、当該地域社会の特徴やその変化を把握し、今後の展開を考察するとともに、各地域で進められているさまざまな実践についても検討します。

授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回:イントロダクション
第2回:地域研究と生態人類学(その方法と視角)①学説史的背景
第3回:地域研究と生態人類学(その方法と視角)②地域研究がカバーする領域
第4回:地域研究と生態人類学(その方法と視角)③まとめ
第5回:環境利用システムとしての生業と社会①生業を環境利用システムとして見る
第6回:環境利用システムとしての生業と社会②環境との相互関係モデル
第7回:環境利用システムとしての生業と社会③まとめ
第8回:中間討論
第9回:共存と共在,資源利用の社会的再編①近代化と資源利用システムの変化
第10回:共存と共在,資源利用の社会的再編②共有資源をめぐる議論
第11回:共存と共在,資源利用の社会的再編③まとめ
第12回:グローバルとローカル~「開発」と在来のイノベーション①「開発」のまなざしと人類学
第13回:グローバルとローカル~「開発」と在来のイノベーション②在来への気づき
第14回:グローバルとローカル~「開発」と在来のイノベーション③「開発」と在来のイノベーション
第15回:総合討論
*内容や順序は、受講者の関心や知識によって変更する可能性があります。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
平常点(授業における発表と論点出し、議論への積極的参加50%)、および総合討論のプレゼンテーションとディスカッション(50%)。メディア授業の場合も同様です。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
予習には、指定した文献を読み込み、論点やコメントをあげられるようにしておいてください。人類学や社会学、地域研究に触れたことがない受講者は、それぞれの入門書を入手し、目を通しておくことを勧めます。

復習では、授業内での議論を反芻し関連文献も併せて検討して、考察を深める努力をすることを勧めます。
その結果を次の講義の冒頭で検討します。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
指定しません。必要な文献リストを配布します。
参考文献
/bibliography
掛谷誠・伊谷樹一(編)『アフリカ地域研究と農村開発』京都大学学術出版会
伊谷樹一・荒木美奈子・黒滝龍悟(編)『地域水力を考える』昭和堂
寺嶋秀明(編)『生態人類学は挑む Session2 わける・ためる』京都大学学術出版会
ほか、講義時に複数の文献を示します。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
とくになし。初回に相談・調整します
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
月曜10:20-11:50(出張等で不在にすることもありますので、事前にメールなどで確認してください)
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
yukos[at]hirosaki-u.ac.jp
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A04:地理学,文化人類学,民俗学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A08:社会学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
講義形式と演習形式を併用します。メディア授業の際には、Teamsによる同時配信で行います。
科目ナンバー
/The subject number
GR-5-3204-A04
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
特になし
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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