科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
日本近代文学論B/Modern Japanese Literature B |
---|---|
時間割コード /Course Code |
H232100030 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
月 5 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
片岡 美有季/KATAOKA MIYUKI |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
|
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
片岡 美有季/KATAOKA MIYUKI | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
---|---|
対応するDP /DP |
文化芸術コースDP1及び他コースDP3 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
〇明治期から現代までの小説を精読し、それぞれのテクストの特性や魅力を理解できるようになることを目指します 〇小説に「何が書かれているか」だけでなく「どう書かれているか」といった言語表現の側面に着目して、文学テクストを把握します 〇明治から現代に至るまでの文学史のなかで、それぞれの文学テクストを適切に位置づけることができるようになります 〇各文学テクストの同時代背景を理解し、文学や文化、思想との連関性や相違点について、自ら問題設定できるようになることを目指します |
授業の概要 /Summary of the class |
・明治期から現代に至るまでの日本近現代文学を採り上げ、批評的に分析・考察します ・日本近代文学論Bでは、昭和・平成期の文学テクストを中心に扱います ・「日本」という国民国家の形成の過程で近代文学がどのように成立して、その立場を確立してきたかを、同時代の思想や文化と照応させながら、批評や評論の分析とともに捉えていきます ・近代文学が自明のものとして捉えてきた「小説」とは何か、ということを考えていきます ・文学テクストが他のテクストをどのように受容してきたかと把握します |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:太宰治「十二月八日」 第2回:坂口安吾「真珠」 第3回:大岡昇平「野火」 第4回:三島由紀夫「金閣寺」 第5回:江藤淳「成熟と喪失」 第6回:大江健三郎「人間の羊」 第7回:野坂昭如「火垂るの墓」 第8回:小島信夫「アメリカン・スクール」 第9回:吉行淳之介「廃墟の眺め」 第10回:北杜夫「夜と霧の隅で」 第11回:石垣りん「子供」 第12回:津島佑子「寵児」 第13回:中上健次「千年の愉楽」 第14回:李良枝「由熙」 第15回:多和田葉子「献灯使」 授業の進行状況により、シラバスと実際の内容が異なる場合にはその都度説明します。 メディア授業実施の場合はTeamsを使用します。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
議論への参加度(30%)、毎回の授業時に提出する小レポート(30%)、期末レポート(40%) 上記を合算し総合的に判断します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
[予習]各回で扱うテクストを事前に読了しておくことが必要です。 [復習]各回の内容を積み重ねながら授業を展開していくので、毎回の内容を各自で振り返り、自分の言葉で説明できるようになることが望ましいです。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
授業で配布したプリントを教科書とします。 |
参考文献 /bibliography |
授業で配布したプリントを参考書とします。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
高校卒業程度の日本近現代文学史の知識が身についていることが望ましいです。また、授業中に積極的に発言することが求められます。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オフィスアワー 火曜日16:00~17:30 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
miyuki(*)hirosaki-u.ac.jp (*)を@に変えてお送りください |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A02:文学,言語学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
演習形式で行います。 |
科目ナンバー /The subject number |
GH-5-1125-A02 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
無し |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |