科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
養護教諭の行う健康相談の理論と実践/Research on Yogo Practice of health counseling in school/Advanced |
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時間割コード /Course Code |
P231000018 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教育学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
水 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2 |
主担当教員 /Main Instructor |
小林 央美/KOBAYASHI HIROMI |
科目区分 /Course Group |
大学院(専門職学位課程) 発展科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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小林 央美/KOBAYASHI HIROMI | 教育学研究科/ |
原 郁水/HARA IKUMI | 教育学部/ |
新谷 ますみ/ARAYA MASUMI | 教育学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
DP1 DP2 DP3 DP4 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○養護教諭の行う健康相談について,今日的な教育課題や健康課題の解決につながる「健康相談のあり方・考え方・実践」を,実際の展開事例の分析や先行研究の分析を通して考察することができる。 |
授業の概要 /Summary of the class |
養護教諭が行う健康相談について,健康相談の実際の展開事例の分析や先行研究を基に,今日的な教育課題や健康課題の解決につながる「養護教諭の行う健康相談のあり方・考え方・実践」について,様々な視点から考察する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:オリエンテーション (担当:小林央美) 養護教諭が行う健康相談について,これまでの養護実習や教職経験を振り返るとともに,本授業の目標と進め方の共通理解を図る。 第2回:養護教諭が行う「健康相談」とは何か (担当:小林央美・新谷ますみ) 児童生徒の多様な教育・健康課題の解決に向けた養護教諭の行う健康相談について,法的根拠,研究的視点からの解釈,学校における実践の視点から基本的理解を図り,今日的な養護教諭の行う健康相談のあり方・考え方について考察する。 第3回:養護教諭の行う健康相談の歴史的変遷からみる機能について (担当:小林央美・新谷ますみ) 養護教諭の行う健康相談の機能と歴史的変遷の概観から,養護教諭の行う健康相談の機能についての理解を図り,今日的健康相談のあり方・考え方について考察する。 第4回:養護教諭の行う健康相談の身体的アセスメントについて (担当:小林央美・新谷ますみ) 養護教諭の行う健康相談の身体的アセスメントについて,医学的・看護学的観点から理解を図り,その上で,健康相談に必要なアセスメントのあり方・考え方について考察する。 第5回:身体的症状を呈する健康相談の初期対応について (担当:小林央美) 身体的症状を呈する健康相談の初期対応について,医学的観点から事例を基に理解を図り,その上で,健康相談の初期対応のあり方・考え方について考察する。 第6回:養護教諭が行う健康相談の社会的・生活習慣アセスメントついて (担当:小林央美・新谷ますみ) 養護教諭の行う健康相談の社会的・生活習慣アセスメントについて,保健教育的観点から理解を図り,その上で,健康相談に必要なアセスメントのあり方・考え方・実際について考察する。 第7回:養護教諭の行う健康相談の実際(1)保健室の特質を活かした健康相談の対応 (担当:小林央美・新谷ますみ) 日常の観察や来室状況・保健室の空間としての特性といった保健室の特質を活かした健康相談の対応について実践事例や先行研究の分析を通して理解を図り,その上で,健康相談の対応のあり方・考え方・実践の実際について考察する。 第8回:養護教諭の行う健康相談の実際(2)初期対応における対応 (担当:小林央美・新谷ますみ) 養護教諭の行う健康相談の初期対応について実践事例や先行研究の分析を通して理解を図り,その上で,健康相談の初期対応のあり方・考え方・実践の実際について考察する。 第9回:養護教諭の行う健康相談の実際(3)頻回来室者への対応 (担当:小林央美・新谷ますみ) 養護教諭の行う健康相談の頻回来室者について実践事例や先行研究の分析を通して理解を図り,その上で,頻回来室者への対応のあり方・考え方・実践の実際について考察する。 第10回:養護教諭の行う健康相談の実際(4)教職員との情報共有・連携・協働 (担当:小林央美・新谷ますみ) 養護教諭の行う健康相談における教職員との情報の共有・連携・協働的対応について,実践事例や先行研究の分析を通して理解を図り,その上で,教職員との情報共有・連携・協働のあり方・考え方・実践の実際について考察する。 第11回:養護教諭の行う健康相談の実際(5)学校医や外部機関との連携・協働 (担当:小林央美・新谷ますみ) 養護教諭の行う健康相談における学校医や外部機関との連携・協働的対応について,実践事例や先行研究の分析を通して理解を図り,その上で,学校医や外部機関との連携・協働のあり方・考え方・実践の実際について考察する。 第12回:養護教諭の行う健康相談の実際(6)記録の取り方とその活用 (担当:小林央美・新谷ますみ) 養護教諭の行う健康相談における記録の取り方とその活用について,実践事例や先行研究の分析を通して理解を図り,その上で,健康相談の記録とその活用のあり方・考え方・実践の実際について考察する。 第13回:養護教諭の行う健康相談の実際(7)校内研修と事例検討会 (担当:小林央美・新谷ますみ) 養護教諭の行う健康相談の効果的な対応を目指した校内での事例検討会や校内研修について,実践事例や先行研究の分析を通して理解を図り,その上で,事例検討会や校内研修のあり方・考え方・実践の実際について考察する。 第14回:養護教諭の行う健康相談の実際(7)コーディネーター的機能を果たす養護教諭 (担当:小林央美・新谷ますみ) 養護教諭の行う健康相談の効果的な対応に向けた養護教諭のコーディネーター的機能と果たす役割について,実践事例や先行研究の分析を通して理解を図り,その上で,養護教諭のコーディネーター的機能のあり方・考え方・実践の実際について考察する。 第15回:養護教諭の行う健康相談活動の展望 (担当:小林央美・新谷ますみ) 今日的な教育課題や健康課題の解決に向けた養護教諭の行う健康相談のあり方について,これまでの学びを活かし他面的に考察し,今後の健康相談のあり方について展望する。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
【評価の基準】 〈1〉今日的教育課題や健康課題の視点・保健室の機能に関する歴史的変遷・保健室の機能の視点から,保健室経営について多面的に考察することができる。 〈2〉保健室経営のあり方・考え方・実際について,具体的な事例や先行研究を通して理解することができる。 〈3〉今日的な教育課題や健康課題の解決に向けた保健室経営のあり方について,今後の保健室経営のあり方について展望することができる。 【評価の構成】 〈1〉最終レポート(60%) 〈2〉各テーマについての小レポート(2~15回)(20%) 〈3〉討論への参加状況など(20%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
これまでの教職経験を振り返って、健康相談事例でうまくいった事例、課題が残った事例を整理しておくこと |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
・森田洋司(2005)『「不登校」現象の社会学』学文社 ・ヘネシー・澄子(2004)『子を愛せない母 母を拒否する子』学研 ・子どもの虐待防止ネットワークあいち編(2001)『防げなかった虐待死』ほんの森出版 ・森田ゆり(2001)『多様性トレーニングガイド』解放出版社 ・石隈利紀他(2005)『チーム援助で子どもとのかかわりがかわる』ほんの森出版 ・早稲田大学総合教育研究所(2015)『LGBT問題と教育現場』学文社 |
参考文献 /bibliography |
・高橋和巳(2014)『消えたい 虐待された人の生き方から知る幸せ』筑摩書房 ・三木とみ子編(2013)『養護教諭が行う健康相談・健康相談活動の理論と実際』ぎょうせい ・その他各授業の学習テーマに応じて提示する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
1年次前期の必修科目「生徒指導の理論的視点と実践的視点」「教育相談の理論と方法」での学びを整理しておくこと |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
月14:30~15:30 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
hiromi@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A09:教育学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A09:教育学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
Z95:学際・新領域 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
討議やグループワープ、ロールプレイを中心とした演習を行う。 |
科目ナンバー /The subject number |
GP-5-3400-A09 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
院生との日程調整の上、一部、集中講義で行うことがある。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |