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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/09/27 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
社会科教育学特論I/Advanced Studies in Social Studies Education I
時間割コード
/Course Code
P231000020
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
教育学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
水 3
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
篠塚 明彦/SHINOZUKA AKIHIKO
科目区分
/Course Group
大学院(専門職学位課程) 発展科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
授業形式
/Class Format
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
小瑶 史朗/KODAMA FUMIAKI 教育学部/
蒔田 純/MAKITA JUN 教育学部/
大谷 伸治/OHTANI SHINJI 教育学部/
高瀬 雅弘/TAKASE MASAHIRO 教育学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
「DP1」「DP3」
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
【学部卒院生の到達目標】
○これまでの教育実習等の経験を前提としながら、社会科の授業研究と関連諸科学の研究動向を踏まえて,社会科教育における理論的・実践的課題を把握するための基礎的な素養を身につける。

【現職教員院生の到達目標】
○自身の実践経験を前提としながら,社会科の授業研究と関連諸科学の研究動向を踏まえて,社会科教育における理論的・実践的課題を把握するための基礎的な素養を身につける。
授業の概要
/Summary of the class
社会科教育の理論研究・実践研究の動向を、関連する人文科学・社会科学の研究動向との関係に視点を置いて重層的に理解し、社会科教育の今日的な課題についての理解を深める。なお,全回とも演習を基本とし,教科教育担当教員と教科専門教員が協同して授業を行う。

授業の内容予定
/Contents plan of the class
(共同/全15回)
第1回:オリエンテーション
(担当:全担当教員)
各自の実践経験・実習経験を踏まえながら、授業づくりや教科指導の場面でどのような課題に直面してきたのかを語り、社会科教育学の研究動向との接点を探る。

第2回:地理教育の検討1(防災教育の視点から)
(担当:小瑶史朗・小岩直人)
地理学の成果を踏まえつつ、防災教育についての理論的・実践的課題についての理解を深める。

第3回:地理教育の検討2(GISの視点から)
(担当:小瑶史朗・小岩直人)
地理学習におけるITC活用のあり方についてGISを中心に理解を深める。

第4回:地理教育の検討3(地理的見方・考え方の視点から)
(担当:小瑶史朗・小岩直人)
地理的見方・考え方について、地理学の成果をもとに理解を深める。

第5回:歴史教育の検討1(歴史的思考力の視点から)
(担当:小瑶史朗・大谷伸治)
歴史的思考力とは何かについて、歴史学の成果を踏まえて理解を深める。

第6回:歴史教育の検討2(世界史・日本史の統合的把握)
(担当:小瑶史朗・大谷伸治)
「歴史総合」の意義・意味について、歴史研究の動向との関連から理解を深める。

第7回:歴史教育の検討3(歴史学習と主体形成・主体的学び)
(担当:小瑶史朗・大谷伸治)
子どもたちの生きる文脈と接点を持たせた歴史学習のあり方について理解を深める。

第8回:公民教育の検討1(主権者教育)
(担当:池田泰弘・蒔田純)
主権者教育に関する理論研究・実践研究の動向について、政治学の動向を踏まえて理解を深める。

第9回:公民教育の検討2(政治的中立性)
(担当:池田泰弘・蒔田純)
政治的中立性をめぐる研究動向について、政治学の観点も踏まえながら理解を深める。

第10回:公民教育の検討3(憲法学習)
(担当:池田泰弘・蒔田純)
憲法学習を中心とした法教育の在り方について、法学・政治学の動向も踏まえながら理解を深める。

第11回:地域学習に関する実践の分析検討
(担当:池田泰弘・高瀬雅弘)
学校と地域の関係および地域学習のあり方について、社会学における地域調査などを踏まえて理解を深める。

第12回:教育における格差・貧困問題
(担当:池田泰弘・高瀬雅弘)
格差・貧困に対峙する学校教育,社会科授業のあり方について、社会学の研究動向を踏まえて理解を深める。

第13回:社会科教育とジェンダー
(担当:池田泰弘・高瀬雅弘)
社会科におけるジェンダーをめぐる論点や課題について、社会学研究の知見も動員しながら理解を深める。

第14回:教科教育と教科専門の関わり踏まえた授業の構想
(担当:池田泰弘・小瑶史朗)
これまでの授業内容をもとに,教科教育と教科専門の関わりについての理解を踏まえ,テーマを定めて授業開発を構想する。

第15回:まとめ~発表と省察~
(担当:全担当教員)
これまでの授業を振り返りつつ,具体的な教材開発の構想についての発表を行い,受講者と教員による省察を進めていく。

※受講者の校種によっては、内容を一部変更することがあります。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
【評価の基準】
〈1〉現在の社会科教育実践の動向を人文科学・社会科学の研究動向と関連付けて理解する。
〈2〉研究動向を踏まえて,社会科教育の今日的課題を析出・考察することができる。
【評価の構成】
〈1〉最終レポート(60%)
〈2〉各テーマについての小レポート(2~13回)(20%)
〈3〉討論への参加状況など(20%)
上記を合算して最終的な成績評価を行う予定です。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
各授業の学習テーマに応じて適宜支持する。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
各授業の学習テーマに応じて適宜提示する。
参考文献
/bibliography
各授業の学習テーマに応じて適宜提示する。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
各授業の学習テーマに応じて適宜提示する。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
水曜授業日の11:50~12:40
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
f-kodama@hirosaki-u.ac.jp
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A09:教育学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
該当なし
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
各テーマごとに論文・実践を取り上げ、受講者による討論を中心に進めます。
科目ナンバー
/The subject number
GP-5-3602-A09
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
特になし
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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