科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
ユニバーサルデザインの授業づくりの理論と実際 |
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時間割コード /Course Code |
P231000053 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教育学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
他 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
菊地 一文 |
科目区分 /Course Group |
大学院(専門職学位課程) 発展科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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菊地 一文 | 教育学研究科/ |
村元 治/MURAMOTO OSAMU | 教育学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
DP1,DP2,DP3,DP4 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
【学部新卒学生の到達目標】 〇授業のユニバーサルデザインやUDLガイドラインの趣旨や概要について理解するとともに、自身の授業実践を見直し、多様な実態の児童生徒の学び方を踏まえた授業改善の方策を検討することができる。 【現職教員学生の到達目標】 〇授業のユニバーサルデザインやUDLガイドラインの趣旨や概要について理解するとともに、自身や勤務校の授業実践を見直し、多様な実態の児童生徒の学び方を踏まえた、組織的な授業改善の方策を検討することができる。 |
授業の概要 /Summary of the class |
通常の学級における多様な教育的ニーズへの対応が求められる中、全ての教育の場において「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体化が求められている。本科目では、授業のユニバーサルデザイン及びUDLガイドライン(CAST,2011)等の視点を踏まえ、学習者である児童生徒一人一人の「学び」の視点に立って授業実践を捉え直すとともに、そのための環境整備や指導・支援の在り方について検討し、実践力の高度化を図る。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
【授業計画】 第1回 講義:「ユニバーサルデザインの視点を踏まえた授業づくり」とは -「授業のユニバーサルデザイン」と「UDLガイドライン」- 第2回 講義:小学校におけるユニバーサルデザインの視点を踏まえた授業づくりの実際※ ―「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体化に向けた実践事例から①― 第3回 講義:中学校におけるユニバーサルデザインの視点を踏まえた授業づくりの実際※ ―「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体化に向けた実践事例から②― 第4回 演習:ユニバーサルデザインの視点を踏まえた授業の現状と課題 -実践論文の傾向と実践事例における効果と課題の検討- 第5回 実地演習:ユニバーサルデザインの視点を踏まえた授業分析① -教授行為及び児童生徒の学習・活動の側面から- 第6回 実地演習:ユニバーサルデザインの視点を踏まえた授業分析② -環境設定の側面から- 第7回 演習:授業分析を踏まえた協議と改善方策の検討① -教授行為及び児童生徒の学習・活動の側面から-※ 第8回 演習:授業分析を踏まえた協議と改善方策の検討② -環境設定の側面から-※ ※第5~8回は1日公立小学校にて実施予定 第9回 演習:ユニバーサルデザインの視点を踏まえた授業改善① -「個別最適な学び」の視点を踏まえた自身の授業の省察と先行研究事例から- 第10回 演習:ユニバーサルデザインの視点を踏まえた授業改善② -「協働的な学び」の視点を踏まえた自身の授業の省察と先行研究事例から- 第11回 演習:各教科における授業デザインの提案・模擬授業 第12回 演習:各教科における授業デザインの実施と評価-授業検討会①- 第13回 演習:学級活動における授業デザインの提案・模擬授業 第14回 演習:学級活動における授業デザインの実施と評価-授業検討会②- 第15回 総合省察・講義:まとめ 通常の学級における組織的な授業改善と充実に向けて ※授業内容によって講義中心のもの、協議中のものがあります。 ※上記は予定であり、外部講師や訪問先等の関係で内容や順序が変更になることがあり得ます。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
【評価の基準】 〈1〉授業のユニバーサルデザインやUDLガイドラインの趣旨や概要について、具体例を踏まえて説明できる。 〈2〉授業のユニバーサルデザインやUDLガイドラインの視点に基づき、多様な実態の児童生徒の学び方を踏まえた授業改善の方策を具体的に検討し、提案することができる。 【評価の構成】 〈1〉最終発表(50%) 〈2〉事前・事後学習ワークシート(20%) 〈3〉討論への参加状況等(30%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
・各自のこれまでの勤務及び教育実習等の経験から、事例となる児童生徒の実態を整理するとともに、指導・支援の改善方策について具体的に検討する。 ・学習指導案及び模擬授業等の準備、演習後の考察プレゼン等の作成等を求める。 ・予習・復習は60時間程度とし、課題等については授業で具体的に指示する。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
・適宜、プリントを配布、又はTeamsをとおしてデータを配布する。 |
参考文献 /bibliography |
・トレイシー・E・ホール・アン・マイヤー・デイビッド・H・ローズ編著 バーンズ 亀山 静子 訳(2018)UDL 学びのユニバーサルデザイン.東洋館出版社. ・日本授業UD学会(2020)授業のユニバーサルデザイン vol.12.東洋館出版社. |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
・発達障害等の特別な教育的ニーズのある児童生徒の主な学習上又は生活上の困難について予習し、理解しておくこと。 ・「特別支援教育の授業デザイン」等、特別支援教育に関する他の発展科目を履修することが望ましい。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
・研究室にいる時間はいつでも対応可。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
・k-kikuchi[at]hirosaki-u.ac.jp [at]を@に置き換えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A09:教育学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A10:心理学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
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地域志向科目 /Local intention subject |
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授業形態・授業方法 /Class form, class method |
・研究者教員と実務家教員とのティーム・ティーチング ・一部討議やグループワークを中心とした演習形式で行う。 ・ゲストスピーカーの招聘や学校現場での演習等により、地域の現状をふまえて実践的に学ぶ。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
・新型コロナウイルスの感染防止状況によりメディア授業対応となった場合は、Teamsによる遠隔授業を行うので、履修者はチーム「ユニバーサルデザインの授業づくりの理論と実際2023」に登録すること。なお、Teamsへの登録の仕方についてはガイダンスで説明します。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |