科目一覧へ戻る | 2023/09/27 現在 |
開講科目名 /Course |
養護実践課題解決研究(発展)/Research on Yogo Practice/Advanced |
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時間割コード /Course Code |
P232000057 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教育学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
他 |
開講区分 /Semester offered |
集中 |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
小林 央美/KOBAYASHI HIROMI |
科目区分 /Course Group |
大学院(専門職学位課程) 発展科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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栗林 理人/KURIBAYASHI MICHITO | 保健学研究科/ |
小林 央美/KOBAYASHI HIROMI | 教育学研究科/ |
吉中 淳/YOSHINAKA ATSUSHI | 教育学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
DP1,DP2 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○心身の健康に関する現代的課題について、地域の専門家との連携の視点から自らの教職経験に基づいて深化させる中で、ミドルリーダーとして協働的対応の役割を具体的な事例を通して理解するとともに、多様な視点から理論及び実践的対応について考察することができる。 |
授業の概要 /Summary of the class |
授業の概要 「養護実践課題解決研究」での学習を踏まえ、心身の健康に関する現代的課題について、地域を巻き込んだ解決への取り組みの知見を自らの教職経験に基づいて深化させる。その際、当該課題について高い見識を有する地域の専門家との連携の視点から、ミドルリーダーとして協働的対応の役割を具体的な事例を通して実務的に学ぶ。また、学校の教育機能と児童生徒の社会性、発育発達の特性、医学的視点等、多様な視点から理論及び実践的対応について考察する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
授業計画 第1回:オリエンテーション (担当:小林央美) いじめ・不登校・児童虐待・性的マイノリティ等の心身の健康に関する現代的課題の解決に向けた、地域を巻き込んだ解決の在り方について、これまでの教職経験を、これからの教職生活を見据えて振り返るとともに、本授業の進め方の共通理解を図る。 第2回:学校におけるいじめの現状と課題 (担当:小林央美) 当該課題に関する高い見識をもつ地域の専門家をゲストスピーカーとして招き、学校におけるいじめの現状と今日的課題(SNS含む)について理解し、その上で、課題解決に向けた実態把握や現状理解の視点と方法や取り組みの意義と方向性について、ミドルリーダーの役割の視点から考察する。 第3回:学校の特性といじめの構造・身体的症状から見た課題解決の在り方 (担当:小林央美・栗林理人) 学校におけるいじめの構造や学校における解決の困難性の要因、いじめによる身体的影響について医学的観点も踏まえて理解し、課題解決に向けたミドルリーダーの役割について考察する。 第4回:いじめ問題における協働的対応についてのミドルリーダーの役割 (担当:小林央美・吉中淳) いじめについてその構造について心理学的に理解を深め、学校や地域・専門機関との連携・協働によりいじめの課題解決にあたった先駆的実践事例の分析をもとに、学校の教員の役割、教員以外の専門スタッフの役割、関連機関との連携について考察し、課題解決におけるミドルリーダーの役割を考察する。 第5回:不登校・保健室登校の現状と課題 (担当:小林央美) 学校における不登校・保健室登校の現状と課題について事例を通して理解し、その上で、課題解決に向けたミドルリーダーの役割について考察する。 第6回:不登校・保健室登校における協働的対応についてのミドルリーダーの役割 (担当:小林央美) 学校や地域・専門機関との連携・協働により不登校・保健室登校の課題解決にあたった先駆的実践事例の分析をもとに、教員の役割、教員以外の専門スタッフの役割を理解し、その上で、校内連携や専門機関との連携を生かしたミドルリーダーの役割について考察する。 第7回:児童虐待の現状と課題 (担当:小林央美) 当該課題に関する高い見識をもつ地域の専門家をゲストスピーカーとして招き、児童虐待の現状と課題について家族機能等をふまえて理解し、課題解決に向けた学校での実態把握や早期発見の機会と方法、取り組みの意義と方向性について、ミドルリーダーの役割の視点から考察する。 第8回:児童虐待による児童生徒の成長への影響から見た課題解決の在り方 (担当:小林央美) 児童虐待による身体的影響や心理的影響、保護者や養育者との相談的アプローチの困難性等について教育学的・心理学的・医学的観点から理解し、その上で、保護者も含めた相談的対応について考察する。 第9回:児童虐待問題における協働的対応についてのミドルリーダーの役割 (担当:小林央美) 当該課題に関する高い見識をもつ地域の専門家をゲストスピーカーとして招き、学校と地域・児童相談所等の専門機関との連携・協働により課題解決に至った先駆的実践事例の分析をもとに、教員・教員以外の専門スタッフの役割等について理解し、その上で、協働的対応による課題解決に向けたミドルリーダーの役割について考察する。 第10回:学校における性的マイノリティの現状と課題 (担当:小林央美) 学校における性的マイノリティの実態と学校生活における困難感の現状について理解し、解決に向けた取り組みや方法について、ミドルリーダーの役割の視点から考察する。 第11回:学校における性的マイノリティへの協働的対応についてのミドルリーダーの役割 (担当:小林央美) 学校における性的マイノリティの先駆的事例の分析をもとに、教員・教員以外の専門スタッフの役割について考察し、その上で、課題解決におけるミドルリーダーの役割を考察する。 第12回:学校の協働的対応機能を高める校内研修(1)~事例検討の持ち方~ (担当:小林央美) いじめ・不登校等の「事例検討会の運営・事例の提案方法等」について理解し、その上で、地域・専門機関との連携を含めた学校全体の協働的対応機能を高めるための校内研修の企画・運営について、ミドルリーダーの役割の視点から考察する。 第13回:学校の協働的対応機能を高める校内研修(2)~保護者対応の在り方~ (担当:小林央美) いじめ・不登校・児童虐待・性的マイノリティ等の課題解決に向け、保護者対応の在り方を中心とした校内研修の企画・運営について、ミドルリーダーの役割の視点から考察する。 第14回:学校の協働的対応機能を高める校内研修(3)~支援者支援と同僚性/専門機関との連携~ (担当:小林央美) いじめ・不登校・児童虐待・性的マイノリティ等の課題解決に向け、専門機関からの支援者支援や同僚性について理解し、学校全体の協働的対応機能を高めるための校内研修の企画・運営について、ミドルリーダーの役割の視点から考察する。 第15回:学校全体の協働的対応機能を高めるためのミドルリーダーの展望 (担当:小林央美) いじめ・不登校・児童虐待・性的マイノリティ等の特性を踏まえた課題解決に向け、地域・専門機関との連携を含めた学校全体の協働的対応機能を高めるためのミドルリーダーとしての展望を考察する。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
学生に対する評価 【評価の基準】 〈1〉心身の健康に関する現代的課題について,地域の専門家との連携の視点から自らの教職経験に基づいて考察することができる。 〈2〉ミドルリーダーとして協働的対応の役割を具体的な事例を通して理解することができる。 〈3〉学校の教育機能と児童生徒の社会性、発育発達の特性、医学的視点等の視点から理論及び実践的対応について考察することができる。 【評価の構成】 〈1〉最終レポート(60%) 〈2〉各テーマについての小レポート(2~15回)(20%) 〈3〉討論への参加状況など(20%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
これまでの教職経験から「いじめ/不登校/児童虐待/性的マイノリティ」の実践事例について整理しておくこと。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
テキスト ・森田洋司(2005)『「不登校」現象の社会学』学文社 ・ヘネシー・澄子(2004)『子を愛せない母 母を拒否する子』学研 ・子どもの虐待防止ネットワークあいち編(2001)『防げなかった虐待死』ほんの森出版 ・森田ゆり(2001)『多様性トレーニングガイド』解放出版社 ・石隈利紀他(2005)『チーム援助で子どもとのかかわりがかわる』ほんの森出版 ・早稲田大学総合教育研究所(2015)『LGBT問題と教育現場』学文社 |
参考文献 /bibliography |
参考書・参考資料等 ・高橋和巳(2014)『消えたい 虐待された人の生き方から知る幸せ』筑摩書房 ・三木とみ子編(2013)『養護教諭が行う健康相談・健康相談活動の理論と実際』ぎょうせい ・その他各授業の学習テーマに応じて提示する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
今日の教育課題である「いじめ/不登校/児童虐待/性的マイノリティ」についての課題を具体的に整理しておくこと。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
月曜日 14:30~15:30 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
hiromi@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A09:教育学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A06:政治学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
Z95:学際・新領域 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
・研究者教員と実務家教員とのティーム・ティーチング ・テーマについて、討議やグループワークによる演習を行う。一部、講義も行う。 ・メディア授業に移行した場合は、Teamsで実施します。 |
科目ナンバー /The subject number |
GP-5-2100-A09 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
院生との日程調整の上、一部、集中講義で行うことがある。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |